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ASKAの歌詞考察がメインのnote。海外から演劇を呼ぶ仕事の話も。一人娘と黒柴あり。…

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ASKAの歌詞考察がメインのnote。海外から演劇を呼ぶ仕事の話も。一人娘と黒柴あり。時に日本茶アドバイザー。

マガジン

  • 私のこと

    なんでこんなnoteをやっているのか、また日々のエッセイなど集めました。

  • 私の書いたインタビュー記事です!

    色んなインタビュー記事を書いています。インタビューは、人のストーリー・ブランディング。いつでも書きますので、ご相談はTwitter DMまで。

  • 歌詞を考える

    私のライフワーク。ASKAの歌詞を中心に、気になるアーティストの歌詞を考察したり、歌詞にまつわるエッセイを書いています。 ※タイトル画像:Kaboompics .com from Pexels

  • ASKAさんに読んで頂けました。

    こちら、なんとASKAさんご本人から「その内容でOKだよ」とブログやTwitter上でお墨付きを頂けた記事です! アーティストからのOKは、明日への活力。

  • 点光源 - FAN Interviews -

    チャゲアス、そしてASKAの音楽はどんな人達に愛されているのか。ファンという存在の輪郭を描き出すインタビュー集です。

記事一覧

固定された記事

そして、ASKAのような音楽を作ることはできるのか? 《プロのオフトーク #6》

音楽とはなんなのか。
なぜ、自分たちはCHAGE and ASKAの音楽に惹かれ続けてきたのだろうか?
 そんな大きくて狭い(!)話題を、音楽ど素人の私と、プロミュージシャン…

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3年前
89

別れた恋人への心情、エドとASKAの比較を添えて。

最近、世間から周回遅れでエド・シーランさんを聴き始めています。 私は根が暗いのでアッパーな曲をあまり求めないのですが、Apple MusicのToday'sなんちゃらはやたらとア…

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3週間前
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気の弱い私がよく眠れるようになったわけ。

私は非常に気が弱い。 体当たり系の「本番」においてはなぜか堂々としてしまうタイプなので、まさかあなたが気が弱い?と思われがちなのだが、私の内面はまるでイトミミズ…

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3週間前
15

闘う君の唄を、闘わない奴等が笑うだろう

ここ数日、ASKAバンドのバンマス澤近泰輔さんが一緒に活動されている宇海さんの「ファイト!」を聴き続けてます。 澤近さんのメモリアルなコンサートで昨年、宇海さんのこ…

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3週間前
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別アカウントでインタビュー記事を書きました!
https://note.com/talanton/n/n5e1df339d6c8

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1か月前
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『荒野のメガロポリス』が美しい組曲であることを語りたい。

夕闇に入っていく時間帯が好きだ。 それまで色に満ちていた街が、街灯の光と、それ以外の闇とに分かれていく。 カラフルで多様な色に溢れた街が、光に照らされた部分と、闇…

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2か月前
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激レアな仕事の一端をご紹介。

ひどい熱が出てしまいまして、先週半ばからセーブモードで過ごしています。 生来怠け者なので、このままずっとセーブモードで生きていけたら嬉しいのにな、なんて考えたり…

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2か月前
12

余らせる。

今年の自分のテーマとなる漢字一字を何にしようかと考えて、「余」とした一月の初め。 色んなものを余らせたい。特に時間と人柄に余裕や余白を持ちたい。 なんて考えて一…

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3か月前
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改めて、noteを大事にしたい。

今年はちゃんとnoteを使っていきたいと思いつつ、時間を作れずに(作らずに)もう1月も下旬です。 年始から、何かを口にしたい時には、Xよりもインスタに載せてみることに…

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3か月前
15

大好きな作家についてしつこく考えていること。

久しぶりに自分のこの記事を読み返していた。 この記事の内容について、書いたのちも度々思い出し、考え込むことが数年も続いている。 この記事には、ASKAご本人からもう…

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3か月前
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仕事アカウントの方で、英語劇に関するインタビュー記事を書きました。今年から演劇ツアーの仕事に取り組んでいますが、この面白さが存分に詰まってます。ぜひ覗いてみてください!
https://note.com/talanton/n/n869bf6d861d7?sub_rt=share_pw

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5か月前
6

経験値ゼロの私がヨーロッパから役者を呼び、英語劇のツアーを回っている話。

今、オーストリアからAlessandro Visentin(アレッサンドロ・ヴィセンティン)という一人の役者が来ている。 3週間の小さなツアーを日本で回るために。 彼が遠く日本へと…

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7か月前
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西野名菜のミュージカル『DREAM AGAIN』を観て、純粋が最後に勝つ世界になって欲しいと願った。

昨日、ボーカリストでダンサーの西野名菜さんが出演するミュージカル『DREAM AGAIN』を観てきました。 ドリームアゲイン、夢をふたたび。 どんな夢をふたたびなのかと言う…

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8か月前
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言葉が自分を追い越してしまうことがある。

Twitter(現X)を始めて4年が経つ。 遠くの思いがけない人達と出会い日々言葉を交わすことが楽しくて続けているけど、たまに、まったく書き込む気が起きない時期がある。 …

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9か月前
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ASKA 東京国際フォーラム・ライブレポート

この記事は、5月28日に私がstand.fmにて話した内容の文字起こしになっています。 言葉足らずのところは、少し内容を足しています。 「ASKA Premium Concert Tour -Wonderfu…

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11か月前
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ラベルを捨てて生きてみたら。 《とみさん インタビュー・後編》

YouTubeの歌まね動画で絶大な人気を誇る、"カメレオン・シンガー"とみさん。インタビュー後編では、音楽を好きなままで続けていくにはどうしたらいいのか、ともがく葛藤の…

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1年前
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そして、ASKAのような音楽を作ることはできるのか? 《プロのオフトーク #6》

そして、ASKAのような音楽を作ることはできるのか? 《プロのオフトーク #6》

音楽とはなんなのか。
なぜ、自分たちはCHAGE and ASKAの音楽に惹かれ続けてきたのだろうか?

そんな大きくて狭い(!)話題を、音楽ど素人の私と、プロミュージシャンとして活躍する野井洋児さんとで語り合う、《プロのオフトーク》シリーズ6回目。ついに最終回を迎えました!

前回までの記事はこちらから。 #1 プロと話すと、本当に目から鱗が落ちるのだ。 #2 音楽家は、チャゲアスのここがスゴい

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別れた恋人への心情、エドとASKAの比較を添えて。

別れた恋人への心情、エドとASKAの比較を添えて。

最近、世間から周回遅れでエド・シーランさんを聴き始めています。
私は根が暗いのでアッパーな曲をあまり求めないのですが、Apple MusicのToday'sなんちゃらはやたらとアッパー曲ばかりを薦めてくるため、アコースティック、もしくはカントリージャンルをうろうろしており、いまいち突き刺さる曲に出会えなかったのですが。ようやく巡り巡って、エド・シーランさんに到着しましたよ。彼の音楽は耳を通過し、ズ

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気の弱い私がよく眠れるようになったわけ。

気の弱い私がよく眠れるようになったわけ。

私は非常に気が弱い。
体当たり系の「本番」においてはなぜか堂々としてしまうタイプなので、まさかあなたが気が弱い?と思われがちなのだが、私の内面はまるでイトミミズのように心細いのだ。
人生において「本番」はたまにしか訪れず、その他は淡々とした日常なのだから、私はほとんどをイトミミズで過ごしていると言っても過言ではない。

そんな私が昨年、一つ崩れたら全て台無しなジェンガのような状態で、海外から役者さ

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闘う君の唄を、闘わない奴等が笑うだろう

闘う君の唄を、闘わない奴等が笑うだろう

ここ数日、ASKAバンドのバンマス澤近泰輔さんが一緒に活動されている宇海さんの「ファイト!」を聴き続けてます。

澤近さんのメモリアルなコンサートで昨年、宇海さんのこの曲の歌唱を聴き、とても胸に残りました。
宇海さん、同じステージで「Time to say goodby」も歌ってらっしゃいましたが、クラシカルな歌唱もとても美しい上に中島みゆきさんの曲も歌いこなす、本当に才能に満ち溢れたシンガーだと

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別アカウントでインタビュー記事を書きました!
https://note.com/talanton/n/n5e1df339d6c8

『荒野のメガロポリス』が美しい組曲であることを語りたい。

『荒野のメガロポリス』が美しい組曲であることを語りたい。

夕闇に入っていく時間帯が好きだ。
それまで色に満ちていた街が、街灯の光と、それ以外の闇とに分かれていく。
カラフルで多様な色に溢れた街が、光に照らされた部分と、闇の部分という単一の色調に沈んでいく。
「光がなければ多様な色などない」
こんな当たり前なことに気づく。

多様であることに疲れた一日の終わりに、闇は優しい。
だから私は夕闇の時間帯が好きなのだが、しかし、こうも思う。
朝には闇が消え、また

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激レアな仕事の一端をご紹介。

激レアな仕事の一端をご紹介。

ひどい熱が出てしまいまして、先週半ばからセーブモードで過ごしています。
生来怠け者なので、このままずっとセーブモードで生きていけたら嬉しいのにな、なんて考えたり。
でもまあスタートアップに暇なし、なので、動き回って何かしらやっています(家の中で)。

私の仕事は一年のうち、8割はほぼ家の中で完結します。
商工会議所の中小企業相談に問い合わせても「そんな仕事についてはよく知らない」と濁されてしまう、

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余らせる。

余らせる。

今年の自分のテーマとなる漢字一字を何にしようかと考えて、「余」とした一月の初め。
色んなものを余らせたい。特に時間と人柄に余裕や余白を持ちたい。

なんて考えて一ヶ月経ったが、結局全然余ってない。
毎日パツパツになりながら暮らしている。

先日、甥っ子の誕生日プレゼントを買いに娘とお店へ出向いた。

夫婦とも時間のない我が家はブラブラと買い物をすることがなく、目的のものをあらかじめリストアップして

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改めて、noteを大事にしたい。

改めて、noteを大事にしたい。

今年はちゃんとnoteを使っていきたいと思いつつ、時間を作れずに(作らずに)もう1月も下旬です。

年始から、何かを口にしたい時には、Xよりもインスタに載せてみることにしています。
文字コミュニケーションより写真の方が体温が伝わりますね。
人の体温も感じるし。
気が楽です。

さて昨日、仕事のリサーチで高校生のスピーチコンテストの記事を読む機会があり。
noteってスピーチに似てるなと思ったので、

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大好きな作家についてしつこく考えていること。

大好きな作家についてしつこく考えていること。

久しぶりに自分のこの記事を読み返していた。

この記事の内容について、書いたのちも度々思い出し、考え込むことが数年も続いている。

この記事には、ASKAご本人からもう一つのヒントが付け加えられたのだ。
これを読んで書いてくださった彼のブログだ。

この中には私の取り上げた『THE WINDY』『PRIDE』の他に、『君の好きだった歌』『Brother Sun and Sister Moon』(フ

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仕事アカウントの方で、英語劇に関するインタビュー記事を書きました。今年から演劇ツアーの仕事に取り組んでいますが、この面白さが存分に詰まってます。ぜひ覗いてみてください!
https://note.com/talanton/n/n869bf6d861d7?sub_rt=share_pw

経験値ゼロの私がヨーロッパから役者を呼び、英語劇のツアーを回っている話。

経験値ゼロの私がヨーロッパから役者を呼び、英語劇のツアーを回っている話。

今、オーストリアからAlessandro Visentin(アレッサンドロ・ヴィセンティン)という一人の役者が来ている。
3週間の小さなツアーを日本で回るために。

彼が遠く日本へと運んできたものは、「英語劇」だ。
ただ英語で演じるだけの劇ではない。
中学生から大学生までの観客たちに、英語のレベルに合わせて即興で言い回しを変えながら、たっぷり英語に浸る90分間を提供する。それが英語教育劇と言われる

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西野名菜のミュージカル『DREAM AGAIN』を観て、純粋が最後に勝つ世界になって欲しいと願った。

西野名菜のミュージカル『DREAM AGAIN』を観て、純粋が最後に勝つ世界になって欲しいと願った。

昨日、ボーカリストでダンサーの西野名菜さんが出演するミュージカル『DREAM AGAIN』を観てきました。

ドリームアゲイン、夢をふたたび。
どんな夢をふたたびなのかと言うと、「一度芸能の道で挫折した人たちの夢」なのですね。

名菜さんには昨年stand.fm上でインタビューをさせていただき(その時に書いた記事はこちら)、そこで苦しかった時代のことも少し伺っていたので、これは現実とリンクしたリア

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言葉が自分を追い越してしまうことがある。

言葉が自分を追い越してしまうことがある。

Twitter(現X)を始めて4年が経つ。
遠くの思いがけない人達と出会い日々言葉を交わすことが楽しくて続けているけど、たまに、まったく書き込む気が起きない時期がある。

そういう時期は無い方がありがたい。
人に心配かけるし、次に書き込むときにちょっと気負ってしまうし。
鬱っぽいかな?と自分を疑ってしまう。
でも、書けない時がある。

その変な時期に、ようやく自分の中で名前がつけられた。
「言葉が

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ASKA 東京国際フォーラム・ライブレポート

ASKA 東京国際フォーラム・ライブレポート

この記事は、5月28日に私がstand.fmにて話した内容の文字起こしになっています。
言葉足らずのところは、少し内容を足しています。
「ASKA Premium Concert Tour -Wonderful World- 2023」の東京公演に参加して思ったことを、ネタバレ無しで徒然に話してみました。

ーーー以下、文字起こしーーー

急に放送をやろうかなと思い立ったんです。
5月25日東京国

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ラベルを捨てて生きてみたら。 《とみさん インタビュー・後編》

ラベルを捨てて生きてみたら。 《とみさん インタビュー・後編》

YouTubeの歌まね動画で絶大な人気を誇る、"カメレオン・シンガー"とみさん。インタビュー後編では、音楽を好きなままで続けていくにはどうしたらいいのか、ともがく葛藤の半生を伺った。

●歌まねにどうしても振り切れない自分

●tripleTという奇跡のプロジェクト

●真ん中に出ない人たちとの音楽

●音楽業界、そして父親を乗り越えて

●ラベルを捨てて生きてみたら

・ ・ ・ ・ ・

とみ

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