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ASKAの歌詞考察がメインのnote。海外から演劇を呼ぶ仕事の話も。一人娘と黒柴あり。…

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ASKAの歌詞考察がメインのnote。海外から演劇を呼ぶ仕事の話も。一人娘と黒柴あり。時に日本茶アドバイザー。

マガジン

  • 私のこと

    なんでこんなnoteをやっているのか、また日々のエッセイなど集めました。

  • 私の書いたインタビュー記事です!

    色んなインタビュー記事を書いています。インタビューは、人のストーリー・ブランディング。いつでも書きますので、ご相談はTwitter DMまで。

  • 歌詞を考える

    私のライフワーク。ASKAの歌詞を中心に、気になるアーティストの歌詞を考察したり、歌詞にまつわるエッセイを書いています。 ※タイトル画像:Kaboompics .com from Pexels

  • ASKAさんに読んで頂けました。

    こちら、なんとASKAさんご本人から「その内容でOKだよ」とブログやTwitter上でお墨付きを頂けた記事です! アーティストからのOKは、明日への活力。

  • 点光源 - FAN Interviews -

    チャゲアス、そしてASKAの音楽はどんな人達に愛されているのか。ファンという存在の輪郭を描き出すインタビュー集です。

最近の記事

  • 固定された記事

そして、ASKAのような音楽を作ることはできるのか? 《プロのオフトーク #6》

音楽とはなんなのか。
なぜ、自分たちはCHAGE and ASKAの音楽に惹かれ続けてきたのだろうか?
 そんな大きくて狭い(!)話題を、音楽ど素人の私と、プロミュージシャンとして活躍する野井洋児さんとで語り合う、《プロのオフトーク》シリーズ6回目。ついに最終回を迎えました! 前回までの記事はこちらから。 #1 プロと話すと、本当に目から鱗が落ちるのだ。 #2 音楽家は、チャゲアスのここがスゴいと感じてしまう。 #3 音楽家は思う、ASKAのメロディはこうやってできている。

    • 別アカウントでインタビュー記事を書きました! https://note.com/talanton/n/n5e1df339d6c8

      • 『荒野のメガロポリス』が美しい組曲であることを語りたい。

        夕闇に入っていく時間帯が好きだ。 それまで色に満ちていた街が、街灯の光と、それ以外の闇とに分かれていく。 カラフルで多様な色に溢れた街が、光に照らされた部分と、闇の部分という単一の色調に沈んでいく。 「光がなければ多様な色などない」 こんな当たり前なことに気づく。 多様であることに疲れた一日の終わりに、闇は優しい。 だから私は夕闇の時間帯が好きなのだが、しかし、こうも思う。 朝には闇が消え、また光に溢れた一日が始まるからこそ、私たちは闇がやってくることを受け入れられるのだろ

        • 激レアな仕事の一端をご紹介。

          ひどい熱が出てしまいまして、先週半ばからセーブモードで過ごしています。 生来怠け者なので、このままずっとセーブモードで生きていけたら嬉しいのにな、なんて考えたり。 でもまあスタートアップに暇なし、なので、動き回って何かしらやっています(家の中で)。 私の仕事は一年のうち、8割はほぼ家の中で完結します。 商工会議所の中小企業相談に問い合わせても「そんな仕事についてはよく知らない」と濁されてしまう、激レアな仕事。 それが、「海外から英語教育に特化した劇団を呼んで日本の学校を回

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        そして、ASKAのような音楽を作ることはできるのか? 《プロのオフトーク #6》

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        記事

          余らせる。

          今年の自分のテーマとなる漢字一字を何にしようかと考えて、「余」とした一月の初め。 色んなものを余らせたい。特に時間と人柄に余裕や余白を持ちたい。 なんて考えて一ヶ月経ったが、結局全然余ってない。 毎日パツパツになりながら暮らしている。 先日、甥っ子の誕生日プレゼントを買いに娘とお店へ出向いた。 夫婦とも時間のない我が家はブラブラと買い物をすることがなく、目的のものをあらかじめリストアップして、つむじ風のようにお店を回る。 ブラブラするからこそ手に入るようなものが足りなく

          余らせる。

          改めて、noteを大事にしたい。

          今年はちゃんとnoteを使っていきたいと思いつつ、時間を作れずに(作らずに)もう1月も下旬です。 年始から、何かを口にしたい時には、Xよりもインスタに載せてみることにしています。 文字コミュニケーションより写真の方が体温が伝わりますね。 人の体温も感じるし。 気が楽です。 さて昨日、仕事のリサーチで高校生のスピーチコンテストの記事を読む機会があり。 noteってスピーチに似てるなと思ったので、そういう話を。 ここ最近の風潮として、パッと思ったことをちょっと書くのにえらく

          改めて、noteを大事にしたい。

          大好きな作家についてしつこく考えていること。

          久しぶりに自分のこの記事を読み返していた。 この記事の内容について、書いたのちも度々思い出し、考え込むことが数年も続いている。 この記事には、ASKAご本人からもう一つのヒントが付け加えられたのだ。 これを読んで書いてくださった彼のブログだ。 この中には私の取り上げた『THE WINDY』『PRIDE』の他に、『君の好きだった歌』『Brother Sun and Sister Moon』(フランコ・ゼフィレッリ、1972年)という映画作品名が挙げられている。 「Bro

          大好きな作家についてしつこく考えていること。

          仕事アカウントの方で、英語劇に関するインタビュー記事を書きました。今年から演劇ツアーの仕事に取り組んでいますが、この面白さが存分に詰まってます。ぜひ覗いてみてください! https://note.com/talanton/n/n869bf6d861d7?sub_rt=share_pw

          仕事アカウントの方で、英語劇に関するインタビュー記事を書きました。今年から演劇ツアーの仕事に取り組んでいますが、この面白さが存分に詰まってます。ぜひ覗いてみてください! https://note.com/talanton/n/n869bf6d861d7?sub_rt=share_pw

          経験値ゼロの私がヨーロッパから役者を呼び、英語劇のツアーを回っている話。

          今、オーストリアからAlessandro Visentin(アレッサンドロ・ヴィセンティン)という一人の役者が来ている。 3週間の小さなツアーを日本で回るために。 彼が遠く日本へと運んできたものは、「英語劇」だ。 ただ英語で演じるだけの劇ではない。 中学生から大学生までの観客たちに、英語のレベルに合わせて即興で言い回しを変えながら、たっぷり英語に浸る90分間を提供する。それが英語教育劇と言われるものだ。 ヨーロッパでは、教育に演劇を活用する動きが盛んである。演劇は体の動き

          経験値ゼロの私がヨーロッパから役者を呼び、英語劇のツアーを回っている話。

          西野名菜のミュージカル『DREAM AGAIN』を観て、純粋が最後に勝つ世界になって欲しいと願った。

          昨日、ボーカリストでダンサーの西野名菜さんが出演するミュージカル『DREAM AGAIN』を観てきました。 ドリームアゲイン、夢をふたたび。 どんな夢をふたたびなのかと言うと、「一度芸能の道で挫折した人たちの夢」なのですね。 名菜さんには昨年stand.fm上でインタビューをさせていただき(その時に書いた記事はこちら)、そこで苦しかった時代のことも少し伺っていたので、これは現実とリンクしたリアルな話かな…と想像しながら観に行きました。 名菜さんは、極上の歌声を聴かせてく

          西野名菜のミュージカル『DREAM AGAIN』を観て、純粋が最後に勝つ世界になって欲しいと願った。

          言葉が自分を追い越してしまうことがある。

          Twitter(現X)を始めて4年が経つ。 遠くの思いがけない人達と出会い日々言葉を交わすことが楽しくて続けているけど、たまに、まったく書き込む気が起きない時期がある。 そういう時期は無い方がありがたい。 人に心配かけるし、次に書き込むときにちょっと気負ってしまうし。 鬱っぽいかな?と自分を疑ってしまう。 でも、書けない時がある。 その変な時期に、ようやく自分の中で名前がつけられた。 「言葉が自分を追い越してしまってる時期」。 素直に考えて、やっぱりそうだ。 よかった。名

          言葉が自分を追い越してしまうことがある。

          ASKA 東京国際フォーラム・ライブレポート

          この記事は、5月28日に私がstand.fmにて話した内容の文字起こしになっています。 言葉足らずのところは、少し内容を足しています。 「ASKA Premium Concert Tour -Wonderful World- 2023」の東京公演に参加して思ったことを、ネタバレ無しで徒然に話してみました。 ーーー以下、文字起こしーーー 急に放送をやろうかなと思い立ったんです。 5月25日東京国際フォーラムの公演を観まして。私にとって今回のツアーで初めてみる公演だったんです

          ASKA 東京国際フォーラム・ライブレポート

          ラベルを捨てて生きてみたら。 《とみさん インタビュー・後編》

          YouTubeの歌まね動画で絶大な人気を誇る、"カメレオン・シンガー"とみさん。インタビュー後編では、音楽を好きなままで続けていくにはどうしたらいいのか、ともがく葛藤の半生を伺った。 ●歌まねにどうしても振り切れない自分 ●tripleTという奇跡のプロジェクト ●真ん中に出ない人たちとの音楽 ●音楽業界、そして父親を乗り越えて ●ラベルを捨てて生きてみたら ・ ・ ・ ・ ・ とみさんとのインタビューを終えた後、不思議な爽やかさにしばらく包まれた。 夢を諦める

          ラベルを捨てて生きてみたら。 《とみさん インタビュー・後編》

          ラベルを捨てて生きてみたら。 《とみさん インタビュー・前編》

          世の中には、とても真似できない超人的な技術を持っている人がいる。 まず、この動画をご覧いただきたい。 桑田佳祐とMr.Childrenがコラボした楽曲「奇跡の星」。 この、全く違う個性を持つボーカルが交互に歌い上げる楽曲を、同じ人物が見事に歌い分けているカラオケ動画だ。 彼の名前は"とみさん”。 知る人ぞ知る、カメレオン・シンガーだ。 5年ほど前にテレビ番組「ピラミッド・ダービー」で"歌うまサラリーマン"として紹介されていた彼の歌声を今聴ける場所は、YouTubeである

          ラベルを捨てて生きてみたら。 《とみさん インタビュー・前編》

          内向的な 『Wonderful world』にある、ただ一点の共感性

          11/25に発売された、ASKAのおよそ3年ぶりとなるフルアルバム『Wonderful world』から感じたことを今日は書いてみようと思う。 およそ3年前に始まったコロナ禍。 ASKAが前作『Breath of Bless』を発表したのは、日本にコロナ感染の広がりが本格化していくぎりぎり直前だった。 なので、この新しいアルバム『Wonderful world』は、ASKAという作家の内面をコロナ禍という歴史的なできごとが通過した、記録のような意味を持っていると思う。 情

          内向的な 『Wonderful world』にある、ただ一点の共感性

          ASKAの歌詞を、お描きAIに描かせてみた。

          「Midjourney」というお絵描きAIが、夏頃からちまたで流行っている。 昨日ようやく私も使ってみた。 「Midjourney」は、コマンドを英文で入力すればそのイメージに近い絵画を自動生成してくれるオンラインサービスである。 どんな絵を描いてくれるのかといえば、このリンク記事に載っているイメージで大体想像がつくだろう。(有料記事だけどこの画像を見るだけで十分。東京タワーをゴッホ風に描いてもらったそうです。) これを楽しむためには、自分の中に描きたいイメージが最初にな

          ASKAの歌詞を、お描きAIに描かせてみた。