ドバイスト

ドバイ在住3年。インド生活11年(デリー&ムンバイ)。 本業は、四半世紀間ケミカリスト…

ドバイスト

ドバイ在住3年。インド生活11年(デリー&ムンバイ)。 本業は、四半世紀間ケミカリスト(化学品営業)だったが、現在はデンタリスト(歯科材料営業)。 宮城県仙台市出身、54才。家族構成は妻&子供3人。

記事一覧

砂漠雑感#059 パキスタン ラホール

ラホールフォートの傍にあるBADSHAHIモスク。 デリーのレッドフォート向いのジャーママスジッドには昔、日本からのゲストを連れて、しばしば訪問したが、あのジャーママス…

ドバイスト
10時間前
1

砂漠雑感#058 イスラマバード

インド生活時代、バングラデシュを訪問するチャンスは何度かあったのだが、パキスタンとインド間は、航空便も無く、訪問する機会はゼロだった。やはり、旧インド帝国を想え…

2

#砂漠雑感063 戦後レジームからの脱却、道は険しいがまだ希望はある

27日の朝、サウジアラビアのダマン空港に到着。ちょうど、自民党総裁選投票のタイミングだったので、飛行機を降りてから、急いでネットを繋いでみた。なんと第1回目の投票…

砂漠雑感#062 戦後レジームからの脱却~輝ける希望か、あるいは破滅への道か

現在の日本の政界がいかにチャイナに浸透されているかは、政治家による対チャイナ外交における姿勢や、無残にも日本の国土がソーラーパネルに蹂躙されている状況、さらには…

1

砂漠雑感#056 サウジ リヤドにて

画像は、リヤドのシンボルともいえるキングダムタワーとファイサルタワー。 昨日からリヤド入り。国防省に近いこじんまりしたホテルは、エレベーター内にキータッチもなく…

2

砂漠雑感#061 「保護領」戦後レジームからの脱却なるか

自民党総裁選まであと僅かとなった。一政党に過ぎない政党の総裁選に、これほどまでに注目度が集まるのは、日本が戦後最悪ともいえる危機に直面しており、現行制度並びに情…

砂漠雑感#057 サウジアラビア アブハ

サウジアラビア、というと砂漠のイメージから抜けきれないが、南西部のアブハは標高2000mを超え、また降水量も多く、緑に囲まれた避暑観光地であり、農業も盛んである。国…

ドバイスト
10日前
4

砂漠雑感#055 ブルジュアルアラブ

ドバイのシンボル的存在のブルジュ・アル・アラブホテル。ドバイ生活4年目となるが、これまで中に入る機会はなく、外から眺めるだけであったが、先般、見学ツアーに参加。…

ドバイスト
2週間前
3

砂漠雑感#054 ジンバブエ ハラレ

ジンバブエの首都ハラレを訪れた。夜に到着したので、翌朝、朝飯前に散歩。ホテルの前にガソリンスタンドあり。1.55ドル/ℓなのでかなり高い印象だ。通貨ZIGがあるが、い…

ドバイスト
1か月前
4

砂漠雑感#053 パリ、カルチエ・ラタン(ラテン語横丁)

パリ五輪は、政治的問題もあったが、ともかくも日本選手の健闘ぶりは素晴らしかった。五輪に出場するだけでも大変なのに、そこで表彰台に上るというのは至難の業だ。メダル…

ドバイスト
1か月前
4

砂漠雑感#050 リヤド訪問

サウジアラビアの首都リヤド。まさにサウジの富を象徴するのがキングダムタワーである。ショッピングモールやフォーシーズンホテルの他、投資ファンド、金融機関等が入居す…

ドバイスト
1か月前
3

砂漠雑感 #052 残る部位に注目

これは目から鱗であった。投稿して下さった方、ありがとうございます。

ドバイスト
1か月前
2

砂漠雑感#051 石油争奪世界戦 SHELL

経営科学出版による復刻版。原圭二著(昭和16年) 序文は海軍少将 匝瑳胤次(そうさたねひろ)。 「石油、鉄、そして石炭ー。この三つの地下資源をめぐっていかに多くの戦…

ドバイスト
1か月前
4

砂漠雑感#049 「英国の闇チャーチル 世界大戦を引き起こした男」

英国の著名な政治家チャーチルは功罪半ばするが、日本にとっては、明らかに罪が大きい。いや、罪が全てというべきであろう。チャーチルは、文筆家でもあったため、その発言…

ドバイスト
1か月前

砂漠雑感#048 サウジアラビアの高級歯科クリニック

サウジアラビア東部のAL KHOBARを訪れた。サウジでは、公立病院が多いが、審美系を中心に民間の高級クリニックも少なくない。医師によって料金は異なり、完全な自由診療で…

ドバイスト
1か月前
5

#047 アンマン市

ヨルダンのアンマンに入った翌朝、タクシーで高台(シタデル)まで行ってみた。結構、道路は勾配が激しい。丘の上に上がると、美しい朝日が見える。幾度も支配者が変わった…

ドバイスト
1か月前
2
砂漠雑感#059 パキスタン ラホール

砂漠雑感#059 パキスタン ラホール

ラホールフォートの傍にあるBADSHAHIモスク。
デリーのレッドフォート向いのジャーママスジッドには昔、日本からのゲストを連れて、しばしば訪問したが、あのジャーママスジッドよりもはるかにはるかに巨大だ。曰く、5倍の大きさとのこと。屋内で1万人、野外に10万人収容可能とのことだが、ここに10万人が集まる姿は壮観に違いない。
ムンバイ生活時代、祭日の際には、駅前にムスリムがあふれ出していた。というの

もっとみる
砂漠雑感#058 イスラマバード

砂漠雑感#058 イスラマバード

インド生活時代、バングラデシュを訪問するチャンスは何度かあったのだが、パキスタンとインド間は、航空便も無く、訪問する機会はゼロだった。やはり、旧インド帝国を想えば、パキスタンを訪問していないのは、片手落ちの感がある。しかし、ドバイに住んで3年半、ついに今回、初訪問の機会を得た。ペシャワールから入国、整備された国道を走り、イスラマバードへ。

冒頭画像は、パキスタン建国の父、ジンナー。イスラマバード

もっとみる
#砂漠雑感063 戦後レジームからの脱却、道は険しいがまだ希望はある

#砂漠雑感063 戦後レジームからの脱却、道は険しいがまだ希望はある

27日の朝、サウジアラビアのダマン空港に到着。ちょうど、自民党総裁選投票のタイミングだったので、飛行機を降りてから、急いでネットを繋いでみた。なんと第1回目の投票で期待の高市女史が一位で決選投票へ。涙が出そうになる。しかしながら、悔しくも、決選投票で敗北と相成る。返す返すも残念だ。何がなんでも高市総理の誕生を阻止せよ、という指令を執行部が米国民主党とその背後にいる勢力から受けていたに違いない。また

もっとみる
砂漠雑感#062 戦後レジームからの脱却~輝ける希望か、あるいは破滅への道か

砂漠雑感#062 戦後レジームからの脱却~輝ける希望か、あるいは破滅への道か

現在の日本の政界がいかにチャイナに浸透されているかは、政治家による対チャイナ外交における姿勢や、無残にも日本の国土がソーラーパネルに蹂躙されている状況、さらには、増え続けるチャイナ人移民等を見れば、自ずと明らかである。高市総理で全てが解決するという話ではないにせよ、少なくとも希望はある。しかし、仮にそうでなかった場合は、悲劇的な破滅への道として、日本の歴史に大きな傷跡を残すに違いない。いや、建国2

もっとみる
砂漠雑感#056 サウジ リヤドにて

砂漠雑感#056 サウジ リヤドにて

画像は、リヤドのシンボルともいえるキングダムタワーとファイサルタワー。

昨日からリヤド入り。国防省に近いこじんまりしたホテルは、エレベーター内にキータッチもなく、食堂も近く、便利。屋上にはプールもあり、横にサウナもあった。コンパクトなつくりは日本ビジネスホテルの様で機能的にできている。朝食はオープンからすぐの7時に行ったが、時差もあってか既に、チャイナ人が大勢集まっていた。例によって、彼らは朝か

もっとみる
砂漠雑感#061 「保護領」戦後レジームからの脱却なるか

砂漠雑感#061 「保護領」戦後レジームからの脱却なるか

自民党総裁選まであと僅かとなった。一政党に過ぎない政党の総裁選に、これほどまでに注目度が集まるのは、日本が戦後最悪ともいえる危機に直面しており、現行制度並びに情勢においては、与党自民党の総裁がそのまま総理になるシステムだからである。
本来、戦勝国の恣意的な裁判である東京裁判終了後、日本として、独自に大東亜戦争を総括すれば、「A級戦犯」とは、首相の近衛、元朝日新聞記者で官房長官だった風見章や、その周

もっとみる
砂漠雑感#057 サウジアラビア アブハ

砂漠雑感#057 サウジアラビア アブハ

サウジアラビア、というと砂漠のイメージから抜けきれないが、南西部のアブハは標高2000mを超え、また降水量も多く、緑に囲まれた避暑観光地であり、農業も盛んである。国際空港もあり、ドバイとの直行便もある。人口は約50万人。中東最大の経済規模を誇るサウジアラビアで、営業拠点というと、通常、首都リヤド、西はジェッダ、東はダンマン/アルコバール、南西部のアブハの4か所に置かれることが多い。日本の東京、大阪

もっとみる
砂漠雑感#055 ブルジュアルアラブ

砂漠雑感#055 ブルジュアルアラブ

ドバイのシンボル的存在のブルジュ・アル・アラブホテル。ドバイ生活4年目となるが、これまで中に入る機会はなく、外から眺めるだけであったが、先般、見学ツアーに参加。初めてホテル内を見学してきた。近所のジュメイラビーチホテルの前に、集合場所となるチケットラウンジがあり、ここが見学コースの出発所となっている。費用は、中の喫茶店での御茶付きで400AED(1万6千円)。「INSIDE BURJ Al ARA

もっとみる
砂漠雑感#054 ジンバブエ ハラレ

砂漠雑感#054 ジンバブエ ハラレ

ジンバブエの首都ハラレを訪れた。夜に到着したので、翌朝、朝飯前に散歩。ホテルの前にガソリンスタンドあり。1.55ドル/ℓなのでかなり高い印象だ。通貨ZIGがあるが、いまだ信用がないので基本的にドルが日常的に使われている。道端の露店は清涼飲料水やパン、タバコが中心で、インドでは一般的な調理ものはない。インドはプロパンガスから油、野菜その他を持ち込んで、大々的に路上で飯屋をやっているわけで、そう考える

もっとみる
砂漠雑感#053 パリ、カルチエ・ラタン(ラテン語横丁)

砂漠雑感#053 パリ、カルチエ・ラタン(ラテン語横丁)

パリ五輪は、政治的問題もあったが、ともかくも日本選手の健闘ぶりは素晴らしかった。五輪に出場するだけでも大変なのに、そこで表彰台に上るというのは至難の業だ。メダル獲得者のみならず、出場選手全員に心から敬服する。フランスで思い出したが、小職が学生だった30年超前は、第二外国語の選択では、フランス語は結構人気があった。当時は、中国語はあまり目立たず、地味な存在だったが、その後は地位は逆転し、ここ10年ぐ

もっとみる
砂漠雑感#050 リヤド訪問

砂漠雑感#050 リヤド訪問

サウジアラビアの首都リヤド。まさにサウジの富を象徴するのがキングダムタワーである。ショッピングモールやフォーシーズンホテルの他、投資ファンド、金融機関等が入居するビジネスビルだ。
通称、栓抜きビル。確かに見ていると、冷えたビールが欲しくなるから不思議だ。尚、サウジでは、現在でも酒は一切飲めない。ドバイに宿泊し、サウジ出張は日帰りで、という日本人ビジネスマンも少なくない。最近のサウジの入国手続きは、

もっとみる
砂漠雑感 #052 残る部位に注目

砂漠雑感 #052 残る部位に注目

これは目から鱗であった。投稿して下さった方、ありがとうございます。

砂漠雑感#051 石油争奪世界戦 SHELL

砂漠雑感#051 石油争奪世界戦 SHELL

経営科学出版による復刻版。原圭二著(昭和16年)
序文は海軍少将 匝瑳胤次(そうさたねひろ)。
「石油、鉄、そして石炭ー。この三つの地下資源をめぐっていかに多くの戦いが戦われ、いかに華々しい外交戦が、そして謀略戦が展開したことであろう」「石油は世界各国の争いの火種であり、今もそれは変わらない」
戦後、80年経ってもこの至言は色褪せてない。
ところで、いわゆる「再生」エネルギー。
人間がその場で太陽

もっとみる
砂漠雑感#049 「英国の闇チャーチル 世界大戦を引き起こした男」

砂漠雑感#049 「英国の闇チャーチル 世界大戦を引き起こした男」

英国の著名な政治家チャーチルは功罪半ばするが、日本にとっては、明らかに罪が大きい。いや、罪が全てというべきであろう。チャーチルは、文筆家でもあったため、その発言もしばしば引用され、偉大な政治家として評価されることが多い。しかし、日本にとっては、米国のフランクリンルーズベルト(FDR)と同様に悪の権化であり、決して許すことのできない英国人であったと言わざるを得ない。
歴史修正に挑む歴史家、渡辺惣樹氏

もっとみる
砂漠雑感#048 サウジアラビアの高級歯科クリニック

砂漠雑感#048 サウジアラビアの高級歯科クリニック

サウジアラビア東部のAL KHOBARを訪れた。サウジでは、公立病院が多いが、審美系を中心に民間の高級クリニックも少なくない。医師によって料金は異なり、完全な自由診療である。よくよく考えてみると、国家試験を通ったばかりの新人歯科医も、30年の経験のあるベテラン歯科医も、治療行為で全く同じ点数、料金にしている日本の制度は、やはりおかしいと思えてくる。クリニックとしての収入は同じだが、両者の給与は異な

もっとみる
#047 アンマン市

#047 アンマン市

ヨルダンのアンマンに入った翌朝、タクシーで高台(シタデル)まで行ってみた。結構、道路は勾配が激しい。丘の上に上がると、美しい朝日が見える。幾度も支配者が変わった様に、街も重層的、重畳的な雰囲気につつまれている。どこかを掘ったら、歴史的な何かが発掘されそうだ。京都と同じ立ち位置だ。徒歩で、山を下りてみると、ローマ時代の遺跡があった。見事な格好で残っているものだ。早朝で、ジョギングをする人、散歩中の老

もっとみる