ドバイスト

ドバイ在住3年。インド生活11年(デリー&ムンバイ)。 本業は、四半世紀間ケミカリスト…

ドバイスト

ドバイ在住3年。インド生活11年(デリー&ムンバイ)。 本業は、四半世紀間ケミカリスト(化学品営業)だったが、現在はデンタリスト(歯科材料営業)。 宮城県仙台市出身、54才。家族構成は妻&子供3人。

最近の記事

#039 アラビア語 アラブ人の名前

エジプトに行くと、必ず会うのがアフマドさん。 市場で声をかけたら、10人以上、振り向くに違いない。それとモハメドさん。これはアラブNO1。イブラヒムさんは、聖書のアブラハムから。アブドゥッラーは、神のしもべ、という意味。イスラム的ではあるが、イスラム以前の多神教時代から存在する。ハッサン君は、ハンサムの意味。確かに、知っているハッサン君は美男だ。ジャミーラ(女性)は、まさに美しい。美子(よしこ)といったところか。

    • #037 健康ならばお得、な社会

      健康な人も、健康診断で数字ボロボロのメタボおじさんも、健康保険料が同じというのはおかしくないか。しかも、保険といいながら、窓口負担があるのも不思議だ。本来、「保険」ならば、追加負担は無いはずだ。昔は、窓口負担は無しだった、それが今ではなぜか3割負担となった。それでも足りずに税金を投入している。健康「保険」は既に崩壊している。 そもそも医者にかかり過ぎるのも良くない。病院が病気を作り出しているという現実も否定できない。(医原病) 健康のためなら死んでもよい、という「健康原理主義

      • #038 アラビア語 コーヒー

        コーヒーはカフワ(qahwa)。アラビアコーヒーは、甘いデーツによく合う。尚、お茶はシャイ(shaay)だ。漢字では敢てここでは「謝意」としたい。ついでに、ヒンディー語ではチャイとなる。 よく聞かれるフレーズとしては、 マーザー トゥヒッブ?カフワ am シャーイ? (コーヒーかお茶のどちらがいいですか)となる。(フスハ―) ちなみに、コーヒーの原産地はエチオピアのKAFFA地方というのが有力な説。現在もエチオピア産な高級品として有名である。 エチオピアのアジスアべバ市内

        • #036 アラビア語 サハラ、モンスーン

          ドバイには高層ビルが並んでいるが、ビルの隙間を歩くと、砂漠の砂があちこちにある。もともとは砂漠だったんだな、ということが良く分かる瞬間だ。ところで、砂漠は、SaHraaである。サハラ自体が砂漠という意味。 カタールのテレビ局「アル・ジャジーラ」は、島。 アラビア半島は、インド洋貿易の拠点であり、アラブ人の船乗りモンスーンに乗って、東はインドネシアから西はアフリカまで交易をおこなっていた。 ポルトガル人がはるばるやってくるずっと以前からである。 このモンスーンは、季節を意味する

        #039 アラビア語 アラブ人の名前

          #035 戦後日本の病理~敗戦利得者による戦後レジーム②

          現総理は敗戦利得者の系譜、しかも直系の宏池会で、親中、親米民主党政権で、戦後レジームの本流にある。振り返れば、戦後レジームのご本尊が吉田茂(および、池田ー佐藤政権の流れ)であり、外務省である。 日米開戦に当たり、最後通告を指定時刻に手交できず、日本海軍の真珠湾攻撃を無通告の攻撃となり、米国民にREMEBER PEARL HARBOURと叫ばせ、米国が人類史上初の核攻撃を日本に行ったことの責任が外務省に一切ないとは言えないだろう。それがなぜか戦争責任を全て陸軍に押し付けたのが吉

          #035 戦後日本の病理~敗戦利得者による戦後レジーム②

          #034 戦後日本の病理~敗戦利得者による戦後レジーム①

          憲政史上最悪と言われる岸田政権。能登の復興をなおざりにする一方で、米国に隷従し、ウクライナ支援に45億ドルを支援するという。これまでの分を含めると既に3兆円以上の金を国民に何の説明も無しにばら撒いている。エネルギーコストの上昇をはじめ、国民生活が逼迫しているのに、なぜこれまでに国民を無視したことができるのだろうか。米国(+チャイナ?)による安倍総理の暗殺を目の当たりにし、悪の米民主党政権に恫喝されていることは容易に想像できるが、総理として、また一政治家として、日本の国益のため

          #034 戦後日本の病理~敗戦利得者による戦後レジーム①

          #033 アラビア語~日本語に入っているアラビア語

          ここでも牟田口義郎を参照したい。氏の名著「地中海歴史回廊」から。氏のアラブ研究は、その性質上、アラブを超える。第二章マグレブ再考、「西アラブ」の役割、より。 「チュニジアのやや北部の平原にあるカイラワンは、マグレブ最古のアラブの町である。マグレブとは、現在のリビア、チュニジア、アルジェリア、モロッコを含む北西アフリカのことだ。このカイラワンは、7世紀の半ばにエジプトを征服したアラブが、マグレブ経営のために築いた城塞都市である。彼らは、ここを拠点としてマグレブを平定し、8世紀

          #033 アラビア語~日本語に入っているアラビア語

          #032 アラビア語~おかげさまで

          エジプト人でも、エミラティ(UAE現地人)でも、サウジ人でも、話をすると、絶対に登場するフレーズが、「アルハムドリッラー」である。直訳は、称賛は神のもの、であるが、how are you ?に相当するカイファ・ハールカ?の返事となる、I am fine に相当するものとしても使うし、無事に目的に到着した時、期待通りに物事が運んだ時、病気が快復した時、等、ありとあらゆる場面で、使われる。逆にいうと、これさえ言っていれば、アラブ人との会食でも、なんとか場が持つフレーズである。 日

          #032 アラビア語~おかげさまで

          #031 アラビア語メモ~標準語

          小職のアラビア語は、汗顔の至りながら、未だ卒業疑惑で話題の老婆、東京都知事にも及ばないが、3年間、アラブ文化に触れてきた細やかな知見を12年前に購入したNHKラジオ講座テキスト(冒頭画像)の内容も含め、ここに記録しておきたい。 アラビア語の標準語はフスハ―(Al-fuSHaa)と呼ばれる。アラビア語は、イラクからモロッコまでと東西に広く、歴史の長いアラブ世界のため、方言差が大きい。しかし、フスハーは、バグダッドが繁栄を謳歌した中世イスラム時代、アッバース朝期に、行政、文芸、

          #031 アラビア語メモ~標準語

          #030 UAE アルアイン グランドモスク

          金曜日は、Al JUMMUAと呼ばれ、礼拝の日である。早めに、行って見学しようと思ったのだが、意外にも誰もいない。回教徒らしい帽子をかぶった青年(スリランカ人との事)に入ってもいいのかと尋ねると、問題ないんじゃないの、と他人事の回答。そのまま、モスクに直進すると、黒人警備員が遠くから走ってやってきた。どうやら、礼拝時間前になるまでは立ち入り禁止だぞ、との注意。それは知らなかったので、入口に戻って、改めて記念撮影。気温は40℃以上ありそうだ。顔にドライヤーの温風をかけている様な

          #030 UAE アルアイン グランドモスク

          #029 UAE ガソリン・ガス・電気

          標題画像はアブダビAl AIN地方にあるSheikh Khalifa Bin Zayed Grand Mosque 中東でも燃料価格が気になる。実は、意外にそんなに安くない。水よりも安いんだろうと期待するが、実際には、3AED(120円)。1年前で2.8AED(112円)。日本よりは安いにしても、期待したほど安くないというのが実態。 タクシーの運転手さんも、会社方針で天然ガスを使用。トヨタのカムリを改造し、LNGタンクを装着。ガスの場合、燃費は約半額になるとの事。 テスラ

          #029 UAE ガソリン・ガス・電気

          #028 UAE アルアイン訪問

          アルアインのHAFEET山。町に覆いかぶさるように迫る美しい岩山である。’ドバイから車で約1時間半の距離。Al AINとは泉、つまりオアシスのこと。 町全体が巨大なオアシスで、町中に溢れる緑は、海水淡水化装置で製造した水に依存するドバイなどとは異なり、自然の緑である。道路から見える美しい緑の木々は、他の首長国では余り見られない光景である。

          #028 UAE アルアイン訪問

          #026 アラブの遊牧民 雑感

          歴史的にアラビア半島で最も豊かだったのはイエメンである。豊かなイエメンでは、人口が激増し、その結果、追い出された民が砂漠を放浪し、遊牧民となった。それがベドウィンだ。 イエメン人は今でも非常に誇り高い。内戦で国家運営が難しい状態にあるが、もともと文化力が高く、強大なるが故に、サウジ他の周辺国から警戒されてきたという背景もある。イエメン人と会うと、言外にサウジ人を馬鹿にしている(たかだが100年程度の歴史しかない奴らだ。単に油で豊かになっただけだ)様な印象を受ける。 クルド人も

          #026 アラブの遊牧民 雑感

          #025 21世紀の「脱亜論」中国・韓国との決別(西村幸祐著)

          5月になって思うのは27日。5月27日、それは海軍記念日である。日本海海戦の勝利を記念する日であったが、昭和20年に廃止され、主権回復移行もそのままになっている。依然として、戦前と戦後の厳然とした断絶があると言わざるを得ない。 我々の先輩方にとって、まさに日本の存亡をかけた戦いであった。ここで負けていれば、日本という国が地図上から消え、ロシア連邦のひとつになっていただろう。日本の歴史は大きく変わり、自分も生まれていない筈だ。当時の緊迫した情勢を改めて真剣に受け止める必要があ

          #025 21世紀の「脱亜論」中国・韓国との決別(西村幸祐著)

          #023 ドバイの大雨(2024年4月16日)

          2024年4月16日週は、歴史的(UAE史上最大)な大雨で、ドバイは大変な混乱状態となった。朝は小雨で、出勤したのはいいが、午後から大雨となり、事務所の窓の隙間から雨水が漏れるという初めての事態に。夕方になると、さらに雨足が強まり、水がどんどん溜まっていく。窓から見える駐車場も池状態になってきた。庶務女性を早く帰宅させたのはいいが、バスもタクシーも動いていない。彼女は、やむを得ず、同じ空港フリーゾーンにある友人の事務所に宿泊。小職も脱出は断念し、事務所に籠城することとした。徹

          #023 ドバイの大雨(2024年4月16日)

          #024 UAEの国旗

          赤 ・ 白 ・ 緑 の 汎アラブ色 を使用し、 アラブ民族 の統合を象徴している。 その上で、緑は土地の肥沃さ、白は無垢な生活、黒は 戦争 を表す。 1971年12月生まれ。アラブ首長国連邦、まだ52歳と若い国である。 イスラエルーガザ戦争で、最近よく見るのが下記の旗。 一瞬、なぜUAEの旗が、と思ったが、異なっていた。 左の赤の形と色調、水平の緑と黒が逆になっている。 標題写真は、ドバイにあるドバイフレーム。ドバイ旧市街と新ドバイの両方を写真のフレームの様に、眺望できる

          #024 UAEの国旗