マガジンのカバー画像

野球

64
巨人ファン・ファイターズファン・プロ野球ファンの記録
運営しているクリエイター

#北海道日本ハムファイターズ

「僕は常に楽しいですよ」WBC〜憧れを超えた侍たち〜

「僕は常に楽しいですよ」WBC〜憧れを超えた侍たち〜

「僕は常に楽しいですよ」

この言葉が何よりも印象に残った。大谷翔平と言えば、連日誰よりもファンをワクワクさせてくれる存在だけど、それ以上に、ワクワクが伝わる選手だと日頃から感じてる。子供のような無邪気さと、とてつもなく冷静な言葉、選手間での可愛らしいコミュニケーション、そしてどんな劣勢下でも伝わる気迫。「二刀流」どうこうより人柄に惹かれる人が多いのは納得の理由。

私は日頃、常に楽しいなんて一度

もっとみる
誰かと何かを共有すること(プロ野球、公式戦終了しましたね・・

誰かと何かを共有すること(プロ野球、公式戦終了しましたね・・

気がつけば、プロ野球公式戦はヤクルトとオリックスの優勝で幕を閉じました。今年訪れた球場は、東京ドーム、川崎ジャイアンツ球場、札幌ドーム、鎌ヶ谷スタジアム、神宮球場、ZOZOマリンスタジアム、横浜スタジアムでした。今年はあまり回数多く行くことはできませんでしたが、一つ一つがしっかり記憶に残っています。

小学3年生からプロ野球ファンになって18年。連れて行ってもらっていた球場、自分でアルバイトをして

もっとみる
鶴ちゃんありがとう《鶴岡捕手に花束を》

鶴ちゃんありがとう《鶴岡捕手に花束を》

日ハムの鶴岡捕手が引退会見をした。
現役を目指して引退試合がなかったから、もしかしたら会見すらないのかと思って悲しかったけど、最後に鶴ちゃんの声が聞けて良かった。

涙ぐむその姿は、やっぱり心動くものがあって。今でも頭に浮かぶ日ハムの捕手は鶴ちゃんか大野な私は、電車の中でその会見をみて案の定鼻水を流して泣いた。

最年長の大ベテランは、確かに今の日ハムカラーとは少しゆるっとした部分があって指導者と

もっとみる
身なり重視って何なの、という日ハムファンの意見

身なり重視って何なの、という日ハムファンの意見

本当にこれをここに残すべきかどうか迷い続けたけど、やっぱりいち日ハムファンとしては報道されてから今もまだモヤモヤしていて、だからこそパソコンに向かっている。完璧な偏見になってしまうけれど、西川・大田・秋吉の「ノンテンダーFA」から始まり「身なり重視発言」について。個人の意見です。

動揺なんてものじゃない。「まじか」と思って、その後あることがきっかけで怒りに変わって

もっとみる
栗山監督に花束を

栗山監督に花束を

去年の今頃は北海道にいた。自粛生活に徹底し、昨シーズン趣味の野球観戦は全く出来なかった。ストレスを感じるのは私だけではないと同じだと理解はしているのに気持ちは果て、北海道に逃げた。でもその経験は決して恥じるものではなくて、確実に私の血肉になったと今でも思う。

〜〜〜

私の知っているファイターズはずっと栗山監督だった。選手との距離が近い監督は、どんなにボロボロな試合でも、エラー続きで打てなくても

もっとみる
これまでもこれからも永遠のヒーロー

これまでもこれからも永遠のヒーロー

物心ついた時には当然のように巨人戦を見ていた。大好きな内海投手を見たくて東京ドームへ通った。そして今は日ハム、というよりも「野球ファン」になってしまった私だけど、シーズンの終わりが見えるとCSや日本シリーズへのワクワク感と同じくらい寂しさを感じて涙を流してばかりいる。何年見てきても選手の去っていく後ろ姿には素直にさようならが出来ない。

今日亀井選手の引退セレモニーが行われた。言うまでもなく、テレ

もっとみる
中田選手に「ありがとう」

中田選手に「ありがとう」

ずっと見てきたその後ろ姿は確かにヤンチャで、でもチームを救うのはいつだってその大きな背中だった。チームだけじゃない。それは日ハムの顔として、時として侍ジャパンの中心としての大きなスイング、そしてスタンドに飛んでいくボールから様々な力をもらっていた。大袈裟でなく多くの寂しい夜が救われ、命が救われたのは私だけではない。

決して庇いたいのではない。彼は野球選手という子供の憧れと、チームの名前、そして監

もっとみる
子供達の夢を壊す行為が許せなかった

子供達の夢を壊す行為が許せなかった

何が本当なのか、「こういう事があった」という報告だけで詳細は何も分かり得ないけど事実、どんな事があっても手をあげてはいけない、という当然のこと・子供の時から教わるはずのことをしてしまったのだろう。手を出したら負けだ。その一瞬で今迄積み重ねてきたものが簡単に崩れてしまうのだから。そしてそれをしてしまった時点で、信頼と共に崩れ落ちるのは子供達の夢だということに気がついてほしかった。昨日発表された日ハム

もっとみる
7月31日:久しぶりのファームへ

7月31日:久しぶりのファームへ

鎌スタへ行ってきた。

おそらく2年ぶり、それくらい記憶も曖昧で。高校生の時は「部活帰りにナイター」みたいな幸せ時間を満喫していた。制服を着ていた私は学生生活を、楽しくも苦痛に感じていた。思春期真っ只中というのはいつだって矛盾を抱えている。どれだけ信用ができる友人が出来ても言いたくても言えないことばかりが増えて、その割に将来のための選択ばかりが急かされる。でも私には将来が全く見えず、逃げたくてもお

もっとみる
格好良い大人になりたい

格好良い大人になりたい

昨日の試合は外野ビジター1列目。noteの記録で "野球を観ながら生き方を考えることが多い" なんて大きなことを書いたけれども、一日たった今でも全く同じことを考える。きっと明日も同じことを思うし1週間後も1ヶ月後も思っている。それ自体は日々考えることだ。寧ろいつも小さな媒体を通しての野球を観ていても思うことだけれども実際現地に行き、熱を肌で感じ、その姿を見るとより一層強く意識出来るようだ。

私の

もっとみる
17の数字を着て幸せな時間へ旅立つ

17の数字を着て幸せな時間へ旅立つ

約一ヶ月ぶりの野球観戦はいつぶりか分からないくらい久しぶりの外野ビジター。2週間前時点の天気予報では降水確率70%だったけど、雨予報が嘘のようにじめじめ晴天の中で試合が開催されたことを運が良いと思うと同時に、ファイターズの先発は上沢直之投手。こんな幸せで良いのでしょうか。眼福、拝む。

上沢のユニフォームを着ようと喜んでいた今日の午前中に、ファイターズから宅配が届いた。

「え!嘘!早くない!?」

もっとみる
大谷翔平と伊藤大海を応援したい同じ理由

大谷翔平と伊藤大海を応援したい同じ理由

ここ最近の、というより大谷翔平が海の向こうへ旅立って以降、今年も漏れる事はなく例年通りの苦しさが続くファイターズの試合を観るのが辛かった。確かに野村選手を若手と呼ぶのは分かるけど、7年目を「若い」と括るのはそろそろ限界じゃないかと思う。そんな好きな球団なのにハテナが多く存在するのも毎年いつも通りのファイターズ。ただ1つだけ昨年と違う大きな喜びがあるのは「伊藤大海投手」の侍ジャパン入りという大きな支

もっとみる
明日からも頑張って生きられる気がしている

明日からも頑張って生きられる気がしている

レジェンズシートのすぐ後ろで試合を観戦することが出来た今日。上沢投手投げるかなと思ってたけど伊藤君。それも当然嬉しい。でも登板はなくても練習の段階で私はすぐにヒーローを見つけられます。

専修大松戸時代を含めると約10年見続けてきた。でも出待ちでサインを貰うことはもちろん、手を降ることも話しかけたこともない。憧れすぎて安易にキャーキャー言えないし遠目で観るので精一杯なのだ。こんなにかっこいい人はい

もっとみる
趣味や過去を否定したくないと思っている

趣味や過去を否定したくないと思っている

F×G交流戦二日目。

先発・立野投手のデビュー戦はHRが両チームに出て両スタンドが最後まで盛り上がり続けていた。会場の一体感が強く、コロナで応援スタイルに変化がありながらもやっぱり、野球ってこういうスポーツなのだと改めて思い出す。選手の一振りで気持ちが高揚し、選手の一振りで自然と悔しくなる。何よりも今日嬉しかったことは、91番高濱がグランドスラムを初めて達成したということ。

2014年にドラ7

もっとみる