三賢人の学問探究ノート編集部
私たち編集部がこのシリーズに込める想いを、インタビューなどを通じて紹介していきます。
さまざまな世界の第一線で活躍する人は、どんな瞬間に自分だけの問いと出合ってきたのでしょうか? そこには私たちが「!!!」と出合うためのヒントが隠されているはずです。
子どもの頃の帰り道には 「ふしぎ」や「おもしろい」が、たくさんありました。 雲が描く美しい模様、渡り鳥の群れが作る形、アリの行進が向かう先……。 でも、大人になっ…
今いる環境に、特別大きな不満はない。——そんな時ほど、私たちは新しい挑戦や、自分の「好き」を追いかけてシフトチェンジすることをためらいがちです。たとえば安定した…
世の中にはさまざまな課題がある。そう言われても、そのほとんどが私たちにとって「他人ごと」です。でももし、なかなか変わらない現状に腹が立つ、悪いところばかりがやけ…
「あなたの強みは、あなたの『当たり前』の中にある」。自分の「強み」がわからなくなったとき、人にそうアドバイスされた経験のある方は少なくないと思います。しかし、ど…
今日もSNSやニュースのコメント欄では、誰かのひと言が炎上しています。相手が著名人か一般人かにかかわらず、殺到する批判や誹謗中傷の数々。それを見ると「もし私の考え…
自分のなりたい職業に就き、活躍する。10代の頃、そんな未来をぼんやりと思い描いていた人は多いでしょう。しかし実際は、望み通りの職業に就いて活躍し続けられる人のほう…
自分の「好き」な気持ちに自信を持つのは、意外と難しいものです。「あなたの好きなことは何ですか? その『好き』から、やりたいことを見つけてみては?」——こんなふう…
現代はキャリアの築き方も、多種多様です。起業や副業、パラキャリといった言葉が世間を賑わすようにもなりました。しかし、実際に「自分らしいキャリア」を築いていくには…
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、この一年間で私たちは、さまざまな問題に直面してきました。同時に、過去の常識や既存のやり方について、改めて問い直すことの…
3月15日発売の『表現を究める』『生活を究める』の刊行を記念して、好評発売中の「スタディサプリ三賢人の学問探究ノート」シリーズをnote限定で一部公開していきます。引…
「あなたのやりたいことは何ですか?」 こう問われて、戸惑った経験はありませんか? 就職、転職、定年後のセカンドキャリア……。人生の選択肢が増えた今、わたしたちは…
ビジネスの現場で活躍する人は、どのようにして目の前の仕事と向き合い、自分らしい問いを探究しているのでしょうか。今回は、話せるロボット『PALRO』(パルロ)の開発に…
3月15日発売の『表現を究める』『生活を究める』の刊行を記念して、好評発売中の「スタディサプリ三賢人の学問探究ノート」シリーズをnote限定で一部公開していきます。今…
検索すれば、だいたいの問題の答えがわかる現代。私たちがそれぞれの見方で「問う」ことで、一体何が変わるのでしょう? 「三賢人の学問探究ノート」シリーズの1巻『人間…
そもそも学問というと、どんなイメージを抱きますか? 専門用語が次々と飛び出す、難しいお勉強。ちょっとお堅い世界……。そんなイメージを持っている人も多いのではな…
2021年3月1日 16:50
子どもの頃の帰り道には「ふしぎ」や「おもしろい」が、たくさんありました。雲が描く美しい模様、渡り鳥の群れが作る形、アリの行進が向かう先……。でも、大人になった今は、どうでしょう。忙しない毎日の中、目の前の「ふしぎ」や「おもしろい」にいちいち立ち止まることが、少なくなってはいませんか?知識や経験にもとづく思い込み、誰かが決めた意味・評価――大人になるにつれて身につけたさまざまなものは
2021年10月1日 10:08
今いる環境に、特別大きな不満はない。——そんな時ほど、私たちは新しい挑戦や、自分の「好き」を追いかけてシフトチェンジすることをためらいがちです。たとえば安定した会社に勤めていたり、暮らすのに十分な収入や立場があったりすると、つい思い切った行動ができなくなる。「今持っているものを失ってもいい、と思えるほどの『好き』は、自分にはない」なんて考えてしまう人もいるでしょう。でも、キャリアを大きく変え、
2021年9月17日 17:32
世の中にはさまざまな課題がある。そう言われても、そのほとんどが私たちにとって「他人ごと」です。でももし、なかなか変わらない現状に腹が立つ、悪いところばかりがやけに目につく――そんなものがあったとしたら。マイナスの感情が生まれるところには、あなた自身のこだわりや「自分ごと」の課題、他人に任せずに自分の手で関わりたい何かがあるのかもしれません。6代にわたって校長の続く教員一家に生まれた、金谷智さん
2021年8月24日 13:41
「あなたの強みは、あなたの『当たり前』の中にある」。自分の「強み」がわからなくなったとき、人にそうアドバイスされた経験のある方は少なくないと思います。しかし、どうやって当たり前の中から見つければいいのか、それがわからないという方もいるのではないでしょうか。中学1年生のときに腎臓病を発症した、もろずみはるかさんは、自分の内に病気という「弱み」をかかえて生きてきました。36歳で末期腎不全となり、2
2021年8月6日 13:52
今日もSNSやニュースのコメント欄では、誰かのひと言が炎上しています。相手が著名人か一般人かにかかわらず、殺到する批判や誹謗中傷の数々。それを見ると「もし私の考えを発信して、問題になったらどうしよう? 身近な人に『面倒くさいヤツだ』と思われたら?」と、つい考えてしまいがちです。「危ない話題はできるだけ触れずに黙っておこう」と逃げ腰になる瞬間があるかもしれません。中でも、政治の話題やジェンダーの
2021年7月23日 10:53
自分のなりたい職業に就き、活躍する。10代の頃、そんな未来をぼんやりと思い描いていた人は多いでしょう。しかし実際は、望み通りの職業に就いて活躍し続けられる人のほうが少ないように思えます。なりたい職業になれなかった、あるいは一度はなったものの続けられなかった。そんな経験を「失敗」だと感じる瞬間がある、という方もいるかもしれません。しかし、本当にその経験は「失敗」なのでしょうか。思い描いた職業とは異
2021年7月12日 11:18
自分の「好き」な気持ちに自信を持つのは、意外と難しいものです。「あなたの好きなことは何ですか? その『好き』から、やりたいことを見つけてみては?」——こんなふうに問われると、つい「本当にこれは私の好きなことか?」「仕事につながるほど、好きと言えるだろうか?」と疑い始めてしまう。私たちはつい、「好き」のハードルを無意識に上げ、好きなことをひとつに絞らなければと考えてしまいがちです。もっと自由に自分の
2021年6月25日 13:03
現代はキャリアの築き方も、多種多様です。起業や副業、パラキャリといった言葉が世間を賑わすようにもなりました。しかし、実際に「自分らしいキャリア」を築いていくには、一体どうやって最初の一歩を踏み出せばいいのか…、なかなか難しいことにも思えます。働く場所も、働き方も、働く意味も、人それぞれに異なる時代。今までのキャリア観にとらわれず、自分という軸で自らのキャリアを歩む人は、なぜ、その道を選ぶことができ
2021年6月11日 11:43
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、この一年間で私たちは、さまざまな問題に直面してきました。同時に、過去の常識や既存のやり方について、改めて問い直すことの多い一年間でもあったはずです。しかし、社会の問題となると、つい「自分ひとりが疑問に思っても、何も変わらない」「そもそも、自分が問うことには意味がない」と感じてしまうこともあるでしょう。私たち大人が今、問うことをあきらめずに生きていくには
2021年5月24日 16:01
3月15日発売の『表現を究める』『生活を究める』の刊行を記念して、好評発売中の「スタディサプリ三賢人の学問探究ノート」シリーズをnote限定で一部公開していきます。引き続き『生命を究める』より、生物学を研究している福岡伸一先生の「!!!」をめぐる物語です。福岡伸一先生1959年東京都生まれ。京都大学農学部卒業。米国ハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授などを経て、現在は青山学院大学教
2021年5月14日 10:17
「あなたのやりたいことは何ですか?」こう問われて、戸惑った経験はありませんか? 就職、転職、定年後のセカンドキャリア……。人生の選択肢が増えた今、わたしたちは、大人になってからもさまざまな場面で「自分のやりたいこと」を問われるようになりました。 今までのあなたは、本当に自分自身で、進む道を選択してきたでしょうか。今回は、「三賢人の学問探究ノート編集部」の“中の人”——担当編集者・ポプラ社の
2021年5月7日 15:02
2021年4月30日 13:09
ビジネスの現場で活躍する人は、どのようにして目の前の仕事と向き合い、自分らしい問いを探究しているのでしょうか。今回は、話せるロボット『PALRO』(パルロ)の開発に携わる、富士ソフト株式会社の石田卓也さんにお話を伺います。石田さんの仕事は、いわば人間と共生する“愛されるロボット”の探究です。いかにして、その探究活動に至ったのでしょうか。石田卓也さん富士ソフト株式会社 プロダクト事業本部。高等
2021年4月23日 13:29
3月15日発売の『表現を究める』『生活を究める』の刊行を記念して、好評発売中の「スタディサプリ三賢人の学問探究ノート」シリーズをnote限定で一部公開していきます。今回からは『生命を究める』より、生物学を研究している福岡伸一先生の「!!!」をめぐる物語を掲載していきます。福岡伸一先生1959年東京都生まれ。京都大学農学部卒業。米国ハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授などを経て、現在
2021年4月16日 15:17
検索すれば、だいたいの問題の答えがわかる現代。私たちがそれぞれの見方で「問う」ことで、一体何が変わるのでしょう? 「三賢人の学問探究ノート」シリーズの1巻『人間を究める』に登場する人類学者・長谷川眞理子先生に、「問いを発すること」が私たちの暮らしや学びにどんな意味があるのか、聞いてみました。長谷川眞理子先生1952年東京都生まれ。東京大学理学部卒業。イェール大学人類学部客員准教授、早稲田大学
2021年4月9日 12:05
そもそも学問というと、どんなイメージを抱きますか? 専門用語が次々と飛び出す、難しいお勉強。ちょっとお堅い世界……。そんなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。株式会社リクルートで、高校生向けの教材制作に携わる佐藤南美さんもその一人でした。それがある日、101名もの学者や研究者に取材し、学問のおもしろさを高校生向けに紹介する企画の担当編集者に抜擢されてしまったのです。物理学や哲学、