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原爆投下3年後のヒロシマが描かれている「父と暮せば」を何故アメリカの俳優とアメリカで上演したいのか。
井上ひさしさん原作「父と暮せば」は、原爆投下3年後の広島の父と娘の絆の物語です。
色々リサーチをしていく上で分かったことは、戦争当事者の孫世代、私と同じ世代は「原爆は正義だったのか?」と疑問に思っている人がアメリカで増えてきているということ。
ただ私は、アメリカを批判したくてこの作品をアメリカでやるわけではありません。
どっちが悪いなんてことを言いたいわけでもありせん。
原爆の当事者は日本と
寝台特急でのヒーロー。ありがとうインド。
2019年、ニューヨークに渡米する前に行っておきたいところがあった。
それが、アウシュビッツとインド。
何故インドなのか?
私が以前出演した舞台でインドを3ヶ月旅をし、帰国後に自分の家をゲストハウスとして経営するという役を演じた。
http://www2.odn.ne.jp/~aah16680/archive-2017.html
その役を演じた時に、リサーチする為にインドに行けなかった苦い
アウシュビッツ強制収容所へ行く。
「父と暮せば」(英題:The Face of Jizo )をアメリカで上演する為に2019年12月に渡米するのだが、その前に行きたい場所があった。
それは、ポーランドにある「アウシュビッツ強制収容所」
原爆のことを描かれている「父と暮せば」をアメリカで上演するから、世界で起きた悲劇をちゃんと自分の目で確かめたいと思っていた。
それは、おじいちゃんとおばあちゃんから戦争体験を聞いた時に感じた知る
「父と暮せば」The Face of Jizoをアメリカの俳優とアメリカでの上演について〜その①自己紹介〜
はじめまして。平野綾子(ひらのりょうこ)です。
大分県出身、通学路に牛がいるような山の中で育ちました。
小さい頃、ダウン症の弟が体がとても弱く手術と入退院を繰り返していた為、おばあちゃん、おじいちゃんが私の面倒を見ていてくれていた記憶があります。その時におばあちゃんから戦争の時の話をたくさん聞いていました。しかし、おじいちゃんは全くノーコメントでした。
そして、小さい頃から体で表現することが好きで