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64歳、パリで新たなスタートをきる 52 サント・シャペル

◻️チケットを手配

今回はGetYourGuideというアプリでチケットを申し込みました。
サント・シャペル、コンシェルジュリーのセット
以前セーヌ川クルーズの時に使ったのですが、ガイドも基本英語なのでしばらく使っていませんでしたが、今回はチケットだけだし、他のサイトTrip.comでも調べたのですが、チケットの内容がGetYourGuideの方がわかりやすかったのでこちらで予約。

◻️今回もRERに乗る

オルセー美術館に行った時と同じRERで、オルセー駅の次、サン・ミッシェル ノートルダム駅で降りました。
サント・シャペルは駅からすぐの所。予約時間別に並ぶ列が決まっています。10:00で予約していたので朝早いからなのか、混んでいませんでした。少し並んだのは、荷物検査です。空港のようにバックや上着をトレイに置いて機械を通します。両手をあげてレントゲンのように検査されて終了。あとはチケットの確認。スマホのバウチャー(バーコード)を見せて通過。
広くなった所に出ると、見学する人と、帰る人が写真を撮ったり建物を見ているので何処に行けばいいか誰について行けばいいか、一瞬戸惑いましたが、奥にEntrée(入口)の看板を見つけて入場。最初は1階にある礼拝堂。なかなか厳かな雰囲気ですが、メインは上層階。

入ってすぐの礼拝堂

入り口左手に小さな入り口があり、そこを入ると狭い螺旋階段があって、登っていくと、ステンドグラスの煌びやかな部屋が広がります。
描かれている絵が全て違うので、写真をとったり、じっくり眺めたりしてました。

上層階

◻️ポン・ヌフ

サント・シャペルの出口を出て左に行けばコンシェルジュリーなのに、右に行ってしまいました。隣にあると思ってたので、何となく右へ。私は昔から二者択一の時、ハズレを引いてしまう運のない奴なんです。トホホ(昭和言葉?)
アレ?と思いつつ、せっかくだからフランス最古の橋、ポン・ヌフへ行く事にしました。
ポンは「橋」、ヌフは「新しい」という意味です。フランスで一番古い「新しい橋」??
岡山で通勤してた時、道路沿いにポン・ヌフというフランス料理店があって、フランスっぽい名前だなと思ってたんですが、本物のポン・ヌフに来るとは、何という事かと少し感動しました。

◻️コンシェルジュリー

ポン・ヌフを見て、シテ島をぐるっとまわり、コンシェルジュリーへ到着。
チケットを申し込む時「サント・シャペルとコンシェルジュリーセットチケット」があり、コンシェルジュがついてくるのかと思って、サント・シャペルだけのチケットにしようとしていましたが、よく見ると全然違ってました。
ここは監獄で、死刑囚は、ここからコンコルド広場に連れて行かれギロチンにかけられたそうです。
マリーアントワネットもここで最後を迎えました。
持ち物検査の時、私の前の若い女性がバックから何か取り出されて、検査する人が事務所に相談にいきました。しばらくして帰ってくると、「取り出された物を自分が持っておくから見学が終わったら、ここに私はいるので取りに来てください」とジェスチャー見てただけで理解できました。
その時チラッと見えたのですが、おそらく催涙スプレーでした。
さすが外国だなと。
私たち夫婦は何の問題もなく通過。
次に受付ですが、サント・シャペルは行ってきましたか?と英語で言ってきたのでイエスと答えると、ではどうぞと、チケットもチェックせず入れました。
え?と思いながら進むと、ちゃんとチェックするところがあり、スマホでバウチャーをピッとしてもらい進むと、「タブレットを使いますか?」と聞かれましたが、有料のガイドかと思い、いらないと断って進みました。
先に進むと、こんな感じ。

工事中?

改装工事してるのかな?これでお金とるの?と思って見ていると、周りの人はタブレット持って、何かをスキャンしてタブレットの画面を見て歩いてます。
入ったところに戻って、他の人がスキャンしているのを見ていると、受付から「ムッシュ」と声をかけられて行って見ると、タブレットを渡され「フリー」無料だと言われました。
そういう事かとタブレットを受け取り、見学のやり直し。

そこには別世界が映ってました

画面の⚪️をタップすると解説が出てきます。最初はすごいなと思いつつ、これなら、わざわざここに来なくても見れるじゃんと冷めかけたところ、現実の世界が待ってました。
ここでもタブレットが解説してくれます。

牢屋の中

マリーアントワネットは、ここで最後の時をすごし、コンコルド広場に連れて行かれ、処刑されたんだと、当時を想像しました。

◻️ノートルダム大聖堂

次に向かったのは、同じシテ島にある、ノートルダム大聖堂。
修復工事中で見学はできないので、外から見学しました。
途中土産物を売っているお店があったので、コーヒーカップを買ったのですが、ノートルダム近くの店で、同じものがもっと安く売っていたのでショック。ここでも二者択一の運の無さが影響したのか・・・

ノートルダム大聖堂

お腹がすいたので、サント・シャペルの前にあるレストランで昼ごはんを食べました。ポテトフライがどっさりのビーフステーキ。
食事が終わり、精算をお願いしましたが、なかなか来てくれません。
他の人に頼もうとしたらやっときてくれて、伝票と精算する機械を置いて違うお客さんのところへ行ってしまいました。
なかなか帰ってこないので、勝手にカードをかざし、レシートを取って、店を出ました。近くのバス停でバスを待っていると、さっきのウェーターさんが慌てた様子で店を飛び出して誰かを探している様子。
もしかして我々かなと思いお店に戻って彼に声をかけると、驚いたような怒ったような顔で何かいってるので。さっきの伝票を渡すと、半分ちぎって渡されました。
最後はニコッとしてメルシーと言って私の背中をポンポンと叩きました。
無銭飲食したと思ったんでしょう。
パリの時間はゆっくり流れているので、イラの私はいつも以上にリラックスしなければと反省しました。
また、バス停に戻って、バスを待ちましたが、いくら待っても来ません。
Googleマップの経路で見ると、すでに2本は来ている事になってました。
オリンピック、パラリンピックの影響でバスはルートが変更になっていることがあるので、諦めてRERで帰りました。RERにはいくつか路線があり、今回の路線はC。Cにも違うルートがあって、私のアパートは分岐点の次の駅になります。ここでも二者択一の運のなさが出てしまい、急いでのった電車は、私の駅に向かわず、違う方向へ。次の駅で降りて分岐点までもどり、そこから本来行くべき駅へと歩いて帰りました。という事もあり、今日一日、結構な距離を歩きました。
便利なバスが早く元に戻る事を願います。ちなみにGoogleマップで経路を検索したとき、バスを選ぶ「!」が付いている事があります。これが路線変更注意のマークのようです。
路線変更の確認は、RATPのアプリで調べられます。
下のメニュー(なぜか英語)のtrafficからメトロやRER、バスを選びます。
バスは一番下にある「sarch for line」をタップすると、何番のバスか番号を入力する画面になるので番号を入力すると運行状況についてのトピックスが出てきます。
32番のバスを選ぶと、オペラ停留所は9月25日まで東駅方面に運行されません。理由はプロテスト(抗議)。多分ストライキのことでしょう。
フランスはストやデモが多いんです。

épisode1 動機・退社編
épisode2 準備・出国編
épisode3 到着・始動編
épisode4 支払・apple pay編
épisode5 スマホ・Wi-Fi編
épisode6 お買い物編
épisode7 Tver編
épisode8 公共交通機関編
épisode9 フランス語編
épisode10 育児について
épisode11 セーヌ川クルーズ体験
épisode12 ルーブル美術館
épisode13 AIに触れる
épisode14 AIを使う
épisode15 孫産まれる
épisode16 フランス語講座
épisode17 新たな家族
épisode18 フランス語講座2
épisode19 パリ アレコレ
épisode20 フランス語講座3
épisode21 自力フランス語
épisode22 ちょっとした出来事
épisode23 フランス語講座4
épisode24 フランス語講座5
épisode25 育児から学ぶ(前編)
épisode26 育児から学ぶ(後編)
épisode27 フランス語講座6
épisode28 テレビを観る
épisode29 パリを駆ける
épisode30 フランス語講座7
épisode31 フランス語講座8
épisode32 フランス語講座9
épisode33 ベルサイユ宮殿
épisode34 フランス語講座10
épisode35 SDGs講舎に参加
épisode36 フランス語講座11
épisode37 マルシェデビュー
épisode38 フランス語講座12
épisode39 自力フランス語2
épisode40 ファーマシー
épisode41 宅配の受取り
épisode42 心に響く言葉1
épisode43 心に響く言葉2
épisode44 メトロ・デビュー
épisode45 心に響く言葉3
épisode46 心に響く言葉4
épisode47 心に響く言葉5
épisode48 心に響く言葉6
épisode49 自力フランス語3
épisode50 心に響く言葉7
épisode51 オルセー美術館

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