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2023年4月の記事一覧
『鎌倉駅徒歩8分、空室あり』
『鎌倉駅徒歩8分、空室あり』
越智月子著
鎌倉を舞台とした、穏やかな、物語。様々な問題を抱えた女性たちが、寄り添って生きているのだけれど。
最後の落ちは、(途中から、もしかしたらってよぎった展開ではあったのだけど、)少し、考えさせられた。こういう人生、こういう親子関係だったのかあと涙した。
物語に出てくる、コーヒーやカレーの説明が、なかなか良かった。
私自身、毎朝のコーヒーは欠かさないのに
『一度しかない人生を「どういきるか」がわかる100年カレンダー』
「一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー』本書スペシャルカレンダー・フレームワークDL特典付き
大住 力著
本書の巻末には、 1930〜2131年の約200年分のカレンダーページが用意されています。
自分の誕生日や入学、卒業、友人との出会い、結婚、子供の誕生など、日付を眺めるだけでも、なかなか感慨深いものを感じた。
本書では、様々な過去の出来事や趣向などから、
『丸の内魔法少女ミラクリーナ』
『丸の内魔法少女ミラクリーナ』take 2
村田沙耶香著
ミラとは、くじら座の胸に輝く星で「不思議なもの」という意味かある。その名の通りこの星は、膨張と収縮を繰り返す不安定な状態にあり、膨張すると星の温度が下がって暗くなり、収縮すると温度が上がって明るくなる。
クリーナの意味は、掃除人
不思議で不安定な掃除人ってことかな?
主人公の茅ヶ崎リナは36歳のOLなのだけど、幼少期のころから、魔法
『むらさきのスカートの女』
「むらさきのスカートの女」
今村夏子著
物語を文字通り読むと、
権藤チーフ(わたし:黄色いカーディガンの女) が、むらさきのスカートの女(日野まゆ子)を追い回して、最終的には追い出してしまう話。
物語を語る「わたし」(=権藤チーフ)というのが、かなり、コミュ力、生活能力のない、いわゆる欠陥人間なのだけど、どうやら、自由気ままな人生を送っている「むらさきスカートの女」に自分と同じコミュニケーショ
『Life span 老なき世界』について
以前作成した書評
から、Chat AIで感想文を作成して見ました。けっこうスッキリとした文章だと思い、そこそこ感動してます。
「LIFE SPAN 老いなき世界」は、驚くべき科学的進歩に基づいて、人間が永遠に若く、健康的に生きることが可能であると主張しています。著者は、長寿遺伝子の存在や、ストレスによる活性化など、新しいアプローチを提案しています。この本は、私たちが今後直面するであろう問題を深く