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Inspiration Box 2024

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「あっ、いいな…!」と思わせてくださった記事を収めさせていただいております。執筆くださったクリエイター様には感謝です😌
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#絵

去りゆく群像

去りゆく群像

どんな悦びや葛藤に踊っていても、日々は過ぎてゆく。

少し前に、年下の知人が病気で亡くなった。
特別仲が良いわけではなく、分野は違うけれど切磋琢磨し合う関係だから知人や友人より「仲間」という認識で、たぶん向こうもそうだったと思う。歳の近い知人が亡くなるのが初めてで、訃報を受けて酷く驚いた。

数年前お世話になった画業の方、音楽業の方も、活動終了と耳にした。

去りゆく群像を眺め、改めて自分はなぜ絵

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【絵の日記】素材を活かしたい

【絵の日記】素材を活かしたい

今日は絵で色々試してました。

これの

ここですね

水彩紙×日本画絵具(水干絵具・岩絵具)をやってみたかったんでやってみました。(ほんとは楮を育てるところから始めたい)

さて、水彩紙です。
水彩紙は水彩絵具用の紙!の十把一絡げではなく、メーカーごとの材料配合などで名称も違ってて、さらにじつは紙の目の荒さで細目・中目(並口)・荒目でも分かれています。

みなさんがよく見かけるマルマン図案スケッ

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恥知らずのカッターナイフ

恥知らずのカッターナイフ

自己紹介記事をば、と思ったんですが全然ぱっとしないので、今日はあっさり引き下がります。またトライします。

わたしについてはアイコンに添えてある自己紹介文およびサイトマップ記事内簡易プロフィール、また、サイトマップからいくつかお読みいただくと概要がわかると思います。

今日はnote振り返りです。

今年の3月半ばから66日ライランという企画に参加してました。
66日連続でやると習慣化が完成するか

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サイトマップ

サイトマップ

こちらはわたくし清世の投稿一覧です。
お好きなタイトルからお読みください。

プロフィールきよせと申します。日本画・鉛筆をメイン画材として絵を描いています。
最近、羊羹が好きです。

ギャラリー※現在整理中/この記事と重複するリンクがあります
絵関連は以下に集約する予定です。

よみもの初期は思ったことをぽつぽつ書いていました。現在は絵にする前の整理としての短い日記やエッセイが多いです。★は自薦の

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第二回 見出し画像展覧回

第二回 見出し画像展覧回

この記事で60日連続投稿ができるようです。
最近は延々と制作記録が続いてるので(わたしの)箸休めに、第二回見出し画像展覧回をします。自前の見出し画像にひとこと添えてます。

前回はこちら



たけのこ貰った記事で使いました。なんだこの投げやり感
安直コースまっしぐら。

落下作務衣

作業着の悩み記事で使用。全体は元の記事最後にあります。
ダイブしたかったんですね、きっと。

やっさん

66

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神々しい朝日

神々しい朝日

数年前、仕事で南海の久米島に数日滞在した。

その時の思い出。

もう季節は秋でオフシーズン、ホテルも閑散としていた。

仕事やその他のストレスで不眠も続き、体調はあまり良くなかった。

ある日、小鳥の元気な鳴き声で目が覚めた。

外はようやく明るくなり始めている。

海岸へ行ってみよう。

歩いてすぐのところにきれいな海岸があったはずだ。

ロビーを通らず、中庭から海岸に向かった。

南の島らし

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天空カフェ 忘れていた景色

天空カフェ 忘れていた景色

テレビに映し出された景色を見て息をのんだ。

この景色。

見たことがある。

雄大に広がる空と、鏡のようにそれを写した浅い水面。

どこまでも広がっている。

テレビの声はボリビアのウユニ塩湖の景色と言っている。

そんな場所は知らない。

夢だ。夢の中で見た景色だ。

完全に忘れ去っていた。

記憶の深く暗い海の中から、突然鮮やかに蘇った景色。

思い出した。

あるとき、私は広い海岸のような

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掛け替えのない猫ちゃんの絵

掛け替えのない猫ちゃんの絵

あかね様の掛け替えのない猫ちゃんを
描かせていただきました🌟

愛する猫ちゃんが衰弱され、
想いを込めてご依頼くださいました。

完成した絵をご覧になり、嬉しいお言葉をくださいました。

【お名前】
 あかね様

【作成物】
 愛猫ちゃんのイメージ画

【ご感想】
 この度は麗香さんにお願いして本当に良かったと思っています。
 うちの猫そのものの仕上がりに、
 わたしの希望のかわいい天使の羽も生

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月夜の枝垂れ桜  

月夜の枝垂れ桜  

今年も会いに来た。
大きな大きな枝垂れ桜。
周りにも、桜の木が並ぶが、この桜の木は別格の大きさだ。
初めて見たとき、桜とは思えなく、静かな滝か雪の山のように見えた。
時間を忘れてずっと桜と対峙していると、周りは無音になり雑念は消えた。
何も言葉に出したくなく、ただ感動で動けなかった。

今年は夜に桜に会いに来た。
ゆっくり歩を進める私の前に、白い巨人が現れたようだった。
大地にどっかと腰を下ろした

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