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平成生まれの百恵ちゃんLOVERSがおくる 「伝説から神話へ…武道館さよならコンサート」みどころ紹介!
昭和55年(1980)10月5日、山口百恵は日本武道館での「さよならコンサート」でマイクをおいた。
その模様はTBSテレビで生放送され、後々映像商品・音楽商品化された。
それが、引退40周年の令和2年(2020)、リマスターされNHKBSプレミアムで放送。
そして、令和3年(2021)1月30日、NHK総合テレビで地上波放送される。
平成5年生まれの山口百恵LOVERSのわたくしが、僭越ながら、
【名曲分析】横須賀ストーリー
《横須賀ストーリー》、1976年(昭和51年)6月にリリースされた山口百恵の13枚目のシングルであり、百恵最大のヒット曲である。この記事では、《横須賀ストーリー》の音楽分析を通して、その魅力に迫る。
1. 和声と楽曲の構造まず、和声的なところから大まかな構造からみていこう。この曲は実に単純な構造をとっている。3つの部分からなる。それぞれをA、B、Cとして以下、説明していく。
まず、「A」の部分
名曲プレイバック 第8回 プレイバックPART2 後篇
唄: 山口 百恵
作詞: 阿木 燿子 作曲: 宇崎 竜童 編曲: 萩田 光雄
1978年(昭和53年) CBS・ソニー
「馬鹿にしないでよ」
このフレーズがまさかアイドルの曲の詞だとはそう思わないだろう。しかしこれはまさしく山口百恵の代表曲の歌詞である。「カッコいい」百恵の代名詞としてこのフレーズは今でも頻繁に取り上げられる。百恵から放たれる言葉の矢は1コーラスにつき2回。とりわけ
名曲プレイバック 第7回 プレイバックPART2 前篇
唄: 山口 百恵
作詞: 阿木 燿子 作曲: 宇崎 竜童 編曲: 萩田 光雄
1978年(昭和53年) CBS・ソニー
紅白歌合戦は今も昔も年末の風物詩である。その第1回(1951年)はラジオ放送で、年始に行われたというのはあまり知られていない。テレビ放送開始(1953年)とともに年末番組と位置づけが変わり、今に続く。長い歴史を持つ紅白歌合戦であるが、各組のトリへの注目もまた毎年熱いも
名曲プレイバック 第6回 制服のマネキン
唄: 乃木坂46
作詞: 秋元 康 作曲: 杉山 勝彦 編曲: 百石 元
2012年(平成24年) ソニー・ミュージック・レコーズ
「恋をするのはいけないことか?」
インパクトの強いフレーズがサビに置かれたこの曲は、乃木坂46にとって大きな節目となった曲と言えよう。デビュー曲の《ぐるぐるカーテン》以降、フレンチポップスを意識したという曲調が続いたが、ここで大きく舵を切った。マイナー
名曲プレイバック 第3回 少女A
唄: 中森 明菜
作詞: 売野 雅勇 作曲: 芹澤 廣明 編曲: 萩田 光雄
1982年(昭和57年) ワーナー・パイオニア
「じれったい じれったい」
「特別じゃないどこにもいるわ」
「ワ・タ・シ 少女A」
「じれったい」と男に詰め寄るこの少女Aとは何者か。Aは中森明菜のAであり、明菜自身なのか。はたまた架空の人物なのか。この曲の秘めたる一種の背徳感とセクシーさはなんなの
名曲プレイバック 第2回 サイレントマジョリティー
唄: 欅坂46
作詞: 秋元 康 作曲: バグベア 編曲: 久下 真音
2016年(平成28年) ソニー・ミュージック・レコーズ
今年一番の驚きとともに迎えられ、あらゆるジャンルの音楽関係者を驚かせたのはこの楽曲であろう。何かを予感させるようなA♭mのキーで奏されるの印象的なイントロとリズムを強調したメロディーにのった強い言葉の数々、そして選抜メンバー20名の真ん中に躍り出た民衆を
天皇陛下のお気持ち表明
2016年8月8日――
この日は重い意味を持つ日になるのかもしれない。
天皇陛下がご自身のお気持ちを表明することは実に異例であるからだ。ビデオメッセージとして陛下がお言葉を述べられた例は東日本大震災の時に一度ある。通常陛下のお気持ちを述べる場は誕生日などの行事に限られる。ゆえにこの時期のお気持ち表明はやはり「重い」ものである。
以下、陛下のお気持ち全文(NHKオンラインより全文
名曲プレイバック 第1回 横須賀ストーリー
唄: 山口 百恵
作詞: 阿木 燿子 作曲: 宇崎 竜童 編曲: 萩田 光雄
CBS・ソニー/1976年(昭和51年)
ダダダ・ダダダ・ダダ……、あの畳み込むようなリズムの連鎖、突然のサビ、聞くものに稲妻を走らせたのが《横須賀ストーリー》である。1976年当時、頭サビの楽曲は珍しく、不意打ちの「これっきり」と早朝の電話ほど驚くものはない。飛ぶ鳥を落とす百恵はまさに1970年代を駆け抜け