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週刊少年松山洋

家庭用ゲームソフト開発を行うゲーム会社・株式会社サイバーコネクトツー代表取締役・松山洋の継続課金マガジン。ゲーム・漫画・アニメ・映画などエンターテインメント業界の話を中心に毎週記…
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2018年12月の記事一覧

『チェイサーゲーム』新連載始めました

『チェイサーゲーム』新連載始めました

漫画の新連載を開始しました。

以前、このnoteで予告記事を書いていたアレです。

ファミ通ドットコムで無料掲載していますので誰でも読むことが出来ます。

このバナーをクリックするとページに飛んでそのまま第1話が読めます。

公開後に早速多くの反響をいただきました。

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モントリオール出張2018

モントリオール出張2018

2017年にモントリオールスタジオが出来てから私は年に2回モントリオールに出張に行くスケジュールを立てています。今年は8月に一度行ったので今回は2回目。目的はモントリオールスタジオのスタッフとの面談や、学校講演、取材応対、現地のクリエイターとの交流会などになります。副社長の宮崎をはじめとした日本スタッフのモントリオール訪問は年に4回スケジュールを入れさせてますが、私の訪問はそれとは別に実施していま

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ゲームの難易度が高すぎて勝てない問題

ゲームの難易度が高すぎて勝てない問題

ぶっちゃけ『スマブラ』の話ですが。

発売後に会う人会う人みんな遊んでて“今回、難易度高いですよねー”っていう話題になります。

今回の『スマブラ』ではキャラクターをアンロックするためには出現した【挑戦者を倒す】必要があります。(倒せなかったら『挑戦者の間』にストックされて再び対戦することも出来ますが、やはり倒さないとキャラクターは入手できません)

そのせいか倒せなくてイライラしている方が多いよ

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脚本家って必要ですか?

脚本家って必要ですか?

“脚本家って必要ですか?”

突然ですが、そんな質問をいただきました。

さすがに質問の意図もわからなかったのでこう返しました。

“??どういう意味ですか?”

すると具体的な質問が出てきました。

“オリジナル作品の脚本をゼロから書くのは理解できます。けど、世の中にはマンガや小説などの原作をアニメ化したり映像化したりゲーム化したりするじゃないですか。その時って原作のとおりにすればいいだけなので

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スランプになんてなったことが無い

スランプになんてなったことが無い

昔から嫌いな言葉があります。

【スランプ】という言葉です。

実際私はこの言葉を使ったことがありません。

いつの頃からだったか?

恐らくは小学生時代。

当時私は絵を描くクラブに入っていてそこにいた同級生が

“最近スランプで絵が上手く描けない”

ということを言っているのを聞いて違和感を覚えたのが最初だったような気がします。

スランプの意味は“不調・調子が出ない”です。

言葉の使い方と

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noteの記事はいつ書いてるんですか?

noteの記事はいつ書いてるんですか?

“松山さんって忙しいのにnoteの記事とか一体いつ書いてるんですか?”

最近またちょくちょくされるようになってきた質問がこれです。

たぶん最近書いた記事が大きく拡散されて多くの人の目に触れるようになってきたからかもしれません。

特に最近はこのふたつの記事が大きく拡散されました。

やはりどちらも無料記事ですね。(*執筆当時の話です)

noteは有料の定期購読マガジンとして執筆してますがこう

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『ドラゴンボール超 ブロリー』のネタバレ感想

『ドラゴンボール超 ブロリー』のネタバレ感想

観てきましたよ、『ブロリー』。

本来は公開初日(初週)に観たかったのですが出張やイベントなどもあって全く時間が取れず、結局月曜日に観ました。

企画が発表された時点である種の“勝利が約束された作品”というか、もう、ね、絶対観に行くしかないですよね、これ。

だって、ブロリーですよ?

あのブロリー。

過去の劇場版で3作品に登場したオリジナルキャラクターなんてブロリーだけですよ。その強さからか世

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アンドロメダ瞬の女性化問題

アンドロメダ瞬の女性化問題

“『聖闘士星矢』の新作でアンドロメダ瞬が女性になりましたがどう思います?あれも時代の流れなのでしょうか”

という質問をいただきました。

これは先日発表されたNETFLIX版『聖闘士星矢』の話ですね。

フルCGで完全新作として配信予定の本作ではアンドロメダ瞬がなんと女性として描かれることが発表されました。

そして反響を受けてプロデューサーや脚本家が“30年前なら、男ばかりの集団が世界を救って

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