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エッセイあれこれ

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2022年12月の記事一覧

凡庸雑記「一年」

凡庸雑記「一年」

今年も今日一日。

色々あったようななかったような。一昨年ほどの劇的な事はなかったけれど、それなりにあっという間に一年が過ぎた。月並みな感想だけど。

まあ、コロナは続いているし、それどころかかかってしまったし、世界で戦争は続いている。日本では総理大臣だった人がテロで亡くなるという、近年稀に見る大事件があった。

個人的にはぼんやり一年過ごしていたのだけど、振り返ると激動の一年だった。今年一年の結

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凡庸雑記「年賀状」神聖な呪縛か魂の絆か

凡庸雑記「年賀状」神聖な呪縛か魂の絆か

今日一日をめいっぱいかけ、やっとの思いで年賀状が終わった。

毎年、二日酔いの朝、カーテンからのサンシャインを浴びながら、「くそうおー、もう二度と酒なんか飲むか〜!」なんて、つぶやくドラマの主人公になったような、最悪の気分になる。

あゝ、酒飲めないから、二日酔いのくだりは、あくまでも妄想、理想、憧れなんだけど。

そう、年賀状ってやつは、僕をこれ以上無いほど、ぐったりと疲れさせる。

たかが、葉

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凡庸雑記「世知辛い年の瀬」

凡庸雑記「世知辛い年の瀬」

年の瀬だと言うのに、世知辛い話を。

年末だから、会社の中を掃除た。前にラックの中を大整理したことを書いたが、その続きを今日行った。

今後読むこともないだろう、戦略やマーケティング、経営指南などのビジネス書は一切合切紐で縛り捨てることに。

重ねて紐で縛りながら、世の中これさえ読めば、ご都合良く薔薇色に花開くと信じていたなぁと、感慨深く思い出す。

永久平社員の身としては、これから、こんなビジネ

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凡庸雑記「年の瀬」

凡庸雑記「年の瀬」

今年も残りわずかになってしまった。相変わらず大したこともできないままに、人生が一つ減っていく。

文章一つもまともに書けず、撮影やら、現像やら、写真にも四苦八苦している。そして、世の中は大いに動画流行り。写真家だけではならぬ風潮。そんなもんはいい歳して手を出すこととはないだろうと、心がつぶやくが、これも人並みぐらいには成っときたい。と虚ろな取り組みを続けている。

今年はDaVinci Resol

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みるみるバッテリーが減っていくのが忍びなく、意を決し、iPad Proを銀座のAppleに持って行く。

みるみるバッテリーが減っていくのが忍びなく、意を決し、iPad Proを銀座のAppleに持って行く。

バッテリー交換を決意結局、iPad Proのバッテリーを交換することに。

みるみるバッテリーが減っていく、使い物にならないほど。新しいiPadを気合いを入れて、手に入れるほどの覚悟はない。だけど、今、使えなくなるのは致命的。

まだ、ダウンロードした「ザ・バットマン」も観ていない。「チェンソーマン」だって楽しみだ。もちろん、仕事でエクセルを使うし、PDFで資料も持ち歩く。

気合を入れて、最新の

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凡庸雑記「選択と集中」昔のビジネス書には猫も杓子も、なんでも神田でも書いていた。

凡庸雑記「選択と集中」昔のビジネス書には猫も杓子も、なんでも神田でも書いていた。

昔のビジネス書、経営指南書では「選択と集中」という言葉が至る所で語られていた。

成功するためには、重要な一点を選択し、そこに資産を集中させることが戦略の基本中の基本。であるらしい。

たしか、アメリカのGEを復活させた名経営者のジャック・ウェルチが語ったのか、彼の経営戦略を称してどこかの経営コンサルタントが語ったのか、忘れてしまったのだけど、物事を成功させるための戦略は何はなくとも「選択と集中」

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好きと嫌いと趣味趣向は人それぞれ。誰もが愛するNikon Zfcを好きになれない。

好きと嫌いと趣味趣向は人それぞれ。誰もが愛するNikon Zfcを好きになれない。

人には趣味趣向が

人には趣味趣向がある。人それぞれ、勝手に好き辛いを決めてください。そう、ご勝手に。

と言うところ。なのだけど、人の好きは眼中になく、自分の好きは人の眼中にに入れてしまう。

心の内外で、わあわぁ騒いで、これが良いんですよ!と、押し付けてしまう。人とは自分の趣味趣向を絶対唯一無二の正解だと錯覚してしまう生き物なのだ。

だから、関係ない人類に対して、絶対あんたも好きなんでしょう

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意を決し、仕事用ラックを整理した 出てきたのは過去の希望か絶望か

意を決し、仕事用ラックを整理した 出てきたのは過去の希望か絶望か

仕事用ラックを整理暇に任せて、今まで気になっていた仕事用ラックを整理した。

ものぐさで整理が致命的に下手な僕は、とにかく行き場所が決められない品々を放り込んで、見ないことにしていた。

案の定、扉を開くことが恐怖の実態となっていた。まさに現代のパンドラの箱。蛇が出るか邪が出るか。さりとて、いつかいつの日か、根本的に手を突っ込まないと、お前は明日から来なくていいと言われた時に、四苦八苦してしまうの

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つまらないレンズの話 Nikonの単焦点はどれが良いのか?

つまらないレンズの話 Nikonの単焦点はどれが良いのか?

この間、ズームか単焦点か。つまらない悩み事を書いた。

最後は、単焦点がいいんじゃないかなぁと締め括ったが、ここで新たな、つまらない悩みが湧いて出た。

今使っているのがNikon Z6だから、NikonのそれもZレンズを買うしかないのだけど、いったいぜんたいどの単焦点を買えばいいのやらと、悩んでいる。

少し前までは、これ一択で半ば予算の関係上諦めて悟っていた。

そのレンズとは、Nikon 4

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人生最後はズームか単焦点か

人生最後はズームか単焦点か

ズームか単焦点か

次に欲しいのは高性能のズームか、単焦点か。

財布事情が限られているので、どちらかにしなくてはいけない。

最近、Nikon Z 24-120 f4の評判がすこぶる良いので、これ一本あればありとあらゆる場面で撮影ができるなぁと、気持ちがぐらついている。

近所のカメラ屋で実物を手に取ってみたけど、かなり作り込みガッチリしている。さすがNikonと言えるレンズだ。贅沢を言わなけれ

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凡庸雑記「不安」

凡庸雑記「不安」

この間ポッドキャストを聴いていたら、「不安」のことを話していた。

四六時中、不安で仕方がなく、心配事が多い僕としては、これは聞かねばならないと、耳をそば立てた。

内容は意外だった。人類は不安だったから、今の今まで生き延びられたのだ、と。

不安を感じやすいものが、危険を感じ、恐怖を持ち、一目散に逃げる。それで、命が繋がっていく。らしい。

狩でも、巨大なマンモスに正面から突っ込んでいくものより

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若気の至りとエッセイと

若気の至りとエッセイと

ある雑誌を読んでいたら、エッセイのことを書いたエッセイがあった。いったいなんの雑誌だったのか、すっかり頭の中から消えてしまったのだが、その内容はうっすらと記憶に残っている。

確か……..。なっだったけ、そう、「エッセイは若い人には書けないだろう、年を重ねた人間に残された文学」と、書いていた。

とりあえずエッセイは、年を重ねた人間が書いた方がコクがあるということだ。

なんだか、気分的に楽しくな

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凡庸雑記「慎重」

凡庸雑記「慎重」

この間雑誌を読んでいたら、技術力が高い日本なのに、なぜだか日本製の掃除機ロボットは広まっていないとの記事があった。

それなりに日本の主要メーカーから発売されているが、アメリカのメーカーの後塵を拝している。

書いていた人は外国の方なので、客観的な目でそのことを書いていた。

その理由を日本のメーカーの人から聞いたようのなだけど、掃除機ロボットが万が一火の気のあるもの、ストーブなどを倒して火事にな

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