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敗金主義者の適当なつぶやき

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拝金主義が跋扈するこの高度貨幣経済のなかで見いだされたある考え、それが 「敗金主義」である。  これは敗金主義のどうでもいい呟きを集めたものです。
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記事一覧

民主主義の根幹

民主主義の根幹

絵本「おしまいバナンヌ」を描きました。フランスの友人が何気なく言っていたフレーズを子供に言ったら「おしまいバナンヌって何?」と聞かれたので絵本にしてみました。お子さんに読み聞かせるときは「ヌ⁉️」のところで感情を込めてとぼけると笑いを誘うことが出来るかもしれません。

 さて、今回のテーマは「民主主義の根幹」である。多くの人はそれを「多数決」と思っているかもしれない。多数決こそ正義であり、選挙とは

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参院選と暗殺とこれからの日本

参院選と暗殺とこれからの日本

久しぶりの記事を書いている。忙しい日々だったのでサボっていたのだが、ようやく時間が取れた。貧乏暇なしの敗金主義者なのであった。
 さて、この数ヶ月で大変なことが次々に起きた。
 参院選中に安倍元首相が暗殺され、参院選では自民が圧勝したが諸派であった参政党が議席を取り、統一教会問題が炙り出された。
 政治家の暗殺自体はこの日本でも珍しいことではない。戦前はいくつもあったし、戦後であってもなくはなかっ

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敗金主義者と選挙と主権

敗金主義者と選挙と主権

 この1週間は国政選挙の影響で、どうやら敗金主義者も忙しく、なるはずもなくいつもと変わらない日々を過ごしている。はっきりってここ何十年選挙の影響で私が利益を得たことなど一度もない。ただ、日本全体の切り売りに巻き込まれていくだけの激流の一葉に過ぎないのである。日本の政治は悪くなり続けるだけで「日本人」の損が引き返せない状況になり「日本人以外」の利益になるだけだ。
 グローバル化が進んでいるからいずれ

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敗金主義者と聖徳太子とことわりと

敗金主義者と聖徳太子とことわりと

 戦争の先の戦争とは「対地球戦争」のことである。人類対地球の全面戦争。これは敗金主義者の妄想であるが、実現不可能とまでは言えない、と言うか無意識下では既に行われていることなのであるからして、全く妄想とも言い切れないのであるが、これを納得してもらうのは簡単ではない。だから、細々と説明しようと試みているのであるが、何しろ敗金主義者は貧乏暇なしなのであって一挙にはできない悲しい現実と向き合うしかないので

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敗金主義者と教育

敗金主義者と教育

 5月に入って天気も変わりやすく、誠に落ち着かない日々が続いている。暖かい方が気分は優れるが、暑過ぎては体がまいる。人間というのは動物なのである。自然の環境に左右される者だ。
 しかし、やはり他の動物と違うのは「知識の蓄積」をしてきたことだろう。記憶媒体の発明(文字)、そして教育がそれを実現してきた。
 人は教育されることで、「常識」を無意識に押し込み、そのあいた容量で新しい知識を仕入れ、思いも寄

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敗金主義者と対地球戦争

敗金主義者と対地球戦争

 ウクライナでの戦争は終わらない。きっと夏までは終わらないし、たとえロシアが終わったと言っても今度はウクライナが攻めに転じることで新たなフェーズの戦争が始まる可能性だってある。負の連鎖を断ち切るには時間が必要なのだが、今を生きる人間にはその余裕はないのである。

 今は日本もそうだ。戦争状態ではないけど、特定の物価の上昇やコロナ禍で先が見えない不安、しかし、良くならない景気と上がらない給料に愕然と

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戦争を無くす方法

戦争を無くす方法

 今回サムネの絵を新しく描いてみた。そう、珍しく時間があったので遊んでみたのである。タイトルは「彼らが聴かせた彼の聞いた叫び」である。意味は聞かないでほしい。ただの真夜中の戯れであるのだから。
 さて、今回は「戦争の先の戦争」の話である。前回は私は「地球との戦争」を提案した。次回説明するとしてからずいぶん時間が経ってしまったが、今回も詳しく説明はできないと思う。それは、やはり現実世界での戦争が終わ

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敗金主義者の憤怒 デフレの結果の結果

敗金主義者の憤怒 デフレの結果の結果

久しぶりの更新である。まだ、戦争の先の戦争の説明もおぼつかないのに、今回は違う内容を書いてしまうのは敗金主義者の怠慢なのである。しかし、怒りと悲しみが筆を取らせるので、こうして何やら書かずにはいられないのである。

 北海道知床で痛ましい事故が起きた。多くの人生が北の海に散ってしまった。心よりご冥福をお祈り致します。

 多くの希望ある人がなくなったが、その原因を作ったのは誰だろう?経験不足の船長

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戦争の先の戦争とは

戦争の先の戦争とは

 戦争は人類の歴史である。人は誰かのために戦い、何かのために争ってきた。それは否定できないし、実は否定してはいけないことだと私は考えている。何故ならば、生きることは「戦い」であり「争い」であるからして、それを否定することは「死」に等しいと思うからだ。

 それを踏まえて、今度のウクライナ戦争は悲劇であると考えている。それは戦争で被害を受けているウクライナ国民が悲惨で見ていられないというのもあるが、

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敗金主義者の戯言〜戦争の先にある戦争〜

敗金主義者の戯言〜戦争の先にある戦争〜

 前の投稿から随分間があいてしまった。これはもちろんサボっていたり、投稿に飽きていたり、手応え反応の薄さにへこたれていたわけではない。なるほど、その全てが当てはまっているとは言え、仕事が忙しくて手が回らなかったせいである。これからも何気なく続けていこうとは思っているのです。

 さて、戦争が起こっている。悲惨であるし、早く終わって欲しい。戦うウクライナの人々も、戦わされるロシア兵もきっとそう思って

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敗金主義社の戯言:連なる鎖の罪と罰

敗金主義社の戯言:連なる鎖の罪と罰

 マネーが寄り付かないものは常に戯言を口にしている。だから、マネーが寄り付かないという負の連鎖が始まっているというのも知らずに。敗金主義者もそうなりたく無いが戯言は辞められないのです。

 さて、今回は不幸の連鎖の話であるからして、決して儲からないし利益とはならないと思うので読み飛ばす方が精神衛生上好ましいと前置きしておいて、早速本題に入りたいと思う。
 まず、人間の不幸は概ね生まれた時の素質と育

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敗金主義者の原罪

敗金主義者の原罪

 相変わらずマネーが寄り付かない寒い冬である。これはきっと生まれながらにマネーを蔑ろにした罪を背負っているからではないか、と一瞬考えたが馬鹿らしくなって怒りが湧いてきた。そもそも、私は原罪というまやかしに懐疑的であるのだ。生まれながらにして罪を背負う、そんなのあるわけないし、それこそ差別を生み出す根源ではないか?排他的な価値観から生み出された統一幻想こそ罪を、言われなき差別を生み出すと思うのだ。差

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敗金主義者の憂鬱

敗金主義者の憂鬱

敗金主義者も人の子、できることには限りがある。敗金主義者はよき夫、良きATMにはなれないのだ。なぜなら、マネーが身につかないからである。なぜマネーが身につかないかはこれまで散々言ってきた。そう、政治経済のせいだ。
この高度貨幣経済においては、夫婦関係もその影響を受けてしまう、というのが今回のテーマである。

 夫婦は仲が良いのが好ましいことだが、それには力関係のバランスが保たれていなくてはならない

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敗金主義者と税

敗金主義者と税

 相変わらず働けど働けど、働きたいくないけど、だからなんだけど、我が暮らし楽になりまセン。どうしてか理由はわかっているんです。私が敗金主義者だからなんです。

 さて、弱音を吐いたところで今回は税金について、敗金主義の観点から語りたい。まず、税金は誰もが心の奥では払いたくない、と思っていると思う。なるべくなら他の誰かに多く払ってもらって、自分は少なく最低限で済ませたいのではないだろうか?実際、資産

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