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色と不思議とスピリチュアルな世界へ

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ワンダータイムズというスピリチュアルがテーマのポータルサイトでコラムの連載をしていた作品をアップしています。
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2016年2月の記事一覧

最強の二人は最高だった!

最強の二人は最高だった!

久しぶりに良い映画をDVDで見ました。感情が揺さぶられて、笑いが溢れ、ほろりと涙も出るフランス映画です。

タイトルは「最強のふたり」。事故で全身麻痺になってしまい車椅子生活をおくる大富豪フィリップと、彼を介護する黒人青年ドリスが互いの環境や生い立ちを受け入れて、“最強”の友情を育んでいくまでを実話を基に描いた作品です。

とにかく面白い。ユーモアとギャグと音楽に溢れていて、アートに対する皮肉も盛

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式年遷宮が復活したのは織田信長公の力だった!

式年遷宮が復活したのは織田信長公の力だった!

式年遷宮は終わりましたが、書店に行くと伊勢神宮や古事記など、日本の神様に関する本が目に入る機会が増えています。伊勢志摩サミットもあることから三重県を知ってもらおうとする動きも活発です。観光本も山積みされていました。

近鉄の新型特急「しまかぜ」の運行も順調です。予約状況をみると、いつも空席がわずか一つのようで大人気ですよ。

伊勢神宮の人気も世の中が平和な証拠だからといえます。その昔、戦国時代には

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我が家の猫たちの今むかし

我が家の猫たちの今むかし

我が家には猫が二匹います。二匹は野良猫の子猫でした。目はウイルス性の眼病にかかり、皮膚もボロボロで痩せこけガリガリでした。

子猫とは可愛いものだと思っていた私の前に、突然みっともない子猫が二匹も現れたのです。我が家の物置で鳴いていたのを義父が拾ってきたのでした。

夫と長男が動物病院に連れて行き、目薬とノミの薬を処方されてきました。小さな猫だったので、哺乳瓶に猫用のミルクを入れて与えました。

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前世を知りたいと思いますか

前世を知りたいと思いますか

以前、「前世療法」という本を読みました。退行催眠により、生まれる前の記憶にまで遡ることで、心的外傷が取り除かれたという実話でした。アメリカ人の精神科医であるブライアン・L・ワイス氏の著作です。

その本を読んだ時は、自分の過去世を知りたいという気持ちになりましたが、今はそうでもありません。たぶん深刻な悩みがないからでしょう。また、霊能者の方たちに過去世を教えていただく機会はありましたが、それが事実

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熱田神宮には開かずの門があります

熱田神宮には開かずの門があります

名古屋にある大きな神社といえば、熱田神宮です。熱田神宮にある建造物には、伝説が遺されているものがあります。

その代表的なものが清雪門(せいせつもん)です。末社楠御前社の北東に位置し、もと本宮の北門ともいわれており、俗に不開門(あかずのもん)とも言われています。特別なとき以外は開けない門、開けることを不吉として開けない門のことで、この門は誰も開けてはならない門なのです。

なぜ「開かずの門」なのか

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しめ縄も変化している

しめ縄も変化している

神社に行くと太いしめ縄がありますね。私が住んでいる地元の神社では氏子が年末にしめ縄を奉納しています。

しめ縄は青刈りをした稲を使います。しめ縄用に田植えをし、稲刈りをするのですよ。刈り取った稲は農家の冷蔵庫に保管されます。

三重県の二見にある夫婦岩の二つの大きな岩を結ぶしめ縄は有名です。

夫婦岩は、二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)の御祭神・猿田彦大神縁りの興玉神石(夫婦岩の沖合約700

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マリー・アントワネット展へ行ったことがありますか

マリー・アントワネット展へ行ったことがありますか

四年ほど前のとある日曜日に名古屋市立博物館で開催されている「マリー・アントワネット展」に行きました。地下鉄の駅を降りて歩く女性の集団が、私と同じ目的地へ入っていくのには驚きました。

たぶん「ベルサイユのばら」の影響が大きいと思います。しかし、まさかこれほどの人が博物館に集まるとは思い寄らぬことでした。

私にとって、ヨーロッパは暗黒の歴史というイメージがあるのですが、マリー・アントワネットが王妃

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霊感を欲しがらないでね。

霊感を欲しがらないでね。

私は特に霊感や超能力があるわけでもない平凡なタイプです。もちろん、直感はあります。直感に関しては誰でもある本能的な能力なので、特に珍しいわけではありません。

第六感もそうです。誰にでも備わっている能力の一つです。

霊感や超能力は特殊な力で、安定しているものだと思っています。直感はぱっと感じるだけのものだけれど、右手を動かすように使える能力が霊感や超能力だと言えるでしょう。その能力を持っている人

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宝貝は古代の貨幣だった。

宝貝は古代の貨幣だった。

もう二年ほど前になりますが、宝貝と巻貝が約70個届きました。ご縁のある方にプレゼントするようにと、九州の尊敬する方から贈っていただいたのです。

可愛い色合いの宝貝、ネイティブアメリカンが儀式に使った形式の貝、5ミリぐらいの大きさの巻貝が貴重品扱いで届けられました。その貝を私は、100均の店で買った小さなポーチの中に一個ずつ入れました。

貝は小さくても形は完璧です。美しさは黄金比となっているので

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熱田神宮の不思議な伝説

熱田神宮の不思議な伝説

熱田神宮は私が好きな神社です。居心地は良いし、名鉄の神宮前駅で降りると歩いてすぐの場所にあるので、参拝にはとても便利です。駅から出ればすぐ熱田の杜が広がっています。

道路から敷地内に入り鳥居をくぐると、そこはもう別世界。濃い緑のトンネルの中を歩いている気分ですよ。手を洗い口をすすぎ、本殿をお参りします。お正月なら順番待ちでの参拝になったでしょうが、普通の日の午後は比較的空いていますね。

さて、

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虫の知らせを信じていますか

虫の知らせを信じていますか

霊能力や超能力を否定する人でも、虫の知らせは信じている場合があります。虫の知らせとは、良くないことが起こりそうな気がすること、悪い予感のことを言います。

どうやら人間の身体の中には、生まれた時から虫が住んでいるらしいのです。その思想は道教から来ていて、三尸(さんし)と言います。

さんし【三尸】とは、道教で人の腹の中にすむといわれる三匹の虫。この虫が庚申(こうしん)の夜,人の寝ている間に天に昇っ

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日本武尊の二人の妃が並んで祀られていました。

日本武尊の二人の妃が並んで祀られていました。

昨日は「熱田神宮の神様が楊貴妃だった」という伝説について書きました。日本の神社に中国の美女のお墓があるとは驚きでした。私がこの話を知ったのは最近ですが、たぶん、地元の皆さんはよくご存じのことでしょう。

今回、参拝してわかったことがあります。それは、素盞嗚尊(すさのおのみこと)の影響が大きいのです。素盞嗚尊は八剣宮、南新宮社、六末社、曽志茂利社と境内に四か所で祀られていました。熱田神宮は第二次世界

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糺の森を歩いてきました。

四年前に賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)を参拝しました。京都市左京区にある神社で、通称は下鴨神社(しもがもじんじゃ)。御祭神は賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)、玉依媛命(たまよりひめのみこと)です。

賀茂建角身命は、神武東征の際、八咫烏(やたがらす)に姿を変え、天皇を導いたとされています。玉依媛命は、川上から流れてきた丹塗矢によって神の子(賀茂別雷命)を懐妊したそうなのです。処女懐胎が日

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金は実に魅力的

金は実に魅力的

夫が京都で行きたい場所があるというので、行ってきました。それは金閣寺です。正式名称を鹿苑寺(ろくおんじ)といい、臨済宗相国(しょうこく)寺派の禅寺、相国寺の塔頭(たっちゅう)寺院の一つです。舎利殿の「金閣」が有名なため一般的に金閣寺と呼ばれています。

金閣寺がどうして金色なのかということを調べてみると、政治的な背景があるようですが、観光客として京都見物に来た夫にとっては、キラキラ輝く美しい建物を

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