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日常のこと

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記事一覧

着物を普段着として着て気づいたこと~周りの反応はいかに?~

着物を普段着として着て気づいたこと~周りの反応はいかに?~

 私は普段着として家の中でも外でも和服を着ている。今の時期だと主に甚平、作務衣、浴衣(薄物の長着)を着て、雪駄や下駄、サンダルを履いてぶらぶらと町を散策している。公共交通機関にも乗るし、飲食店でも着物を着ながら蕎麦でもハンバーガーでも何でも食べている。洋服を着るのは仕事で人と会うときだけだ。
 何か特別な理由があるわけではないし、おしゃれのために着ているわけでもない。ただ単に着心地が良いのだ。
 

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皆さん、もっと甚平を着ましょう

皆さん、もっと甚平を着ましょう

 最近は東京も蒸し暑くなってきましたね。そろそろ30℃超えも珍しくなくなるんだろうなあ。

 こういう気候だと皆さんは何を着て過ごしているんだろう。

 本当は全裸が一番楽なんだけどそういうわけにはいかないしなあ。

 通気性の良い前開きのシャツとか、汗抜けの良い化繊の服着てる人が増えたなあ。下は短パンやワイドパンツ、ガウチョパンツみたいなの着てる人もいる。半そでやノースリーブのワンピースなんかも

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アニメに人生を教えてもらったBBC記者~四畳半神話大系~

アニメに人生を教えてもらったBBC記者~四畳半神話大系~

 The animation that showed me the meaning of life

 アニメの感想文としては随分と荘厳なタイトルだが、この記者がそう感じたと言うのならそうなのだろう。
 BBCのCULTURE欄にあった当記事は、Kambole Campbell という日本のアニメや映画に造詣のある批評家によって書かれたものだ。中でも彼は森見登美彦原作の四畳半神話体系にいたく感銘を

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うまくいかないからって社会のせいにするなよ

 仕事がうまくいかない

 人間関係がうまくいかない

 人生がうまくいかない

 それは誰のせいか

 社会のせいにする人が多い

 自分の個人的な悩みを

 至らなさを

 醜さを

 社会的な「風潮」のせいにする

 こういう社会だから

 こういう風潮だから

 だから出来ない

 だからうまくいかない

 やっても無駄だ

 本当にそうだろうか

 やってもいないのに

 やったこともな

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日本人のことが嫌いな日本人~大学編~

日本人のことが嫌いな日本人~大学編~

 私の学生時代の知り合いにA君という人物がいた。
彼とは学部も同じで取っている講義も似たようなものが多かったせいか、入学したてのころからよく顔を見かけた。
そんなA君と私はひょんなことから同じ講義のグループで一緒になった。
私と彼以外の二人はたまたま留学生で、私とも知り合いだった。
まだ来日して間もなく、二人とも日本語はそれほど話せなかったので主に英語で会話をしていた。
そういうわけで、A君も含め

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海外かぶれの日本人に対して帰国子女が思うこと

海外かぶれの日本人に対して帰国子女が思うこと

 「えっ、君アメリカ出身なんだ!すごいね!いいなあ~。」

 私が大学に入って間もないころ、グループワークで仲良くなった人たちに私の出自を打ち明けるとこういう反応が返ってきた。彼らに関わらず、たいていの人は私がアメリカで幼少期から思春期を過ごしたと言うと、軽く驚くかよくわからない羨望の眼差しを向ける人が多かった。

(いいなあ~って言われてもな。むしろ日本で青春時代をすごせたあなたたちのほうが私に

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人から感謝されないと悩んでいる人々へ

人から感謝されないと悩んでいる人々へ

 最近の世間の潮流としては、もっと相手を褒めようという方向性へと流れている。基本的には私も賛成だ。

 褒められたらうれしいし、褒めてくれた人に対しても優しくしようという気持ちがあふれてくる。winwinの関係性だ。

 相手に感謝の言葉を述べるというのも、相手を褒めることにつながっていると私は思う。

 すみません、よりも、ありがとう、のほうが言われて気持ちがいい。

 そんなことは皆わかってる

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本屋は閉まっているのに居酒屋は営業している謎

新型コロナウイルスの影響で、多くの店舗が業種にかかわらず休業を迫られているこの世の中。そんな中でも飲食店は生活インフラと密接に結びついているせいか、営業を続けているところも多い。店内で飲食はできなくとも、持ち帰りや配達には対応しているところも多い。良い判断だと思う。

そんな中、少なくとも私の近所では本屋さんが軒並み閉店、もしくは休業してしまっている。近くのイオンモールでもアパレル店やレストランが

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