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私の人生の軸「自分を好きになる」②

前回の話はこちら▼

②モチベーションの源泉

私はすべての物事において、モチベーションの源泉となっているのが
自分自身を“理想像”に近づけたい!という思い
憧れの人に認めてもらいたい!という承認欲求
基本的にこの2つだ。


ここから先は、その具体例について述べていこうと思う。


①中学の時、とある教科の先生のことがすごく好きで、憧れていた。
授業のわかりやすさや楽しさ、生徒思いなところ、人間性などに惹かれ、その先生に「認めてもらいたい!」という気持ちが大きくなっていった。
その教科だけ、他の教科とは比にならないくらいちゃんと授業を聞いて、めちゃくちゃ丁寧にノートを取って、テスト前にも猛勉強をした。
その結果、元々得意な教科だったわけではないのに、テストでは基本的にに80点台をキープすることができた。
(高校に入ってから急に勉強のモチベーションがなくなり、テストの点数も落ちてしまったので、やっぱりその先生のおかげだったんだな〜と再認識した。)



②高校時代、体育祭の団が一緒だった先輩にものすごく憧れていた。
その先輩は、団の制作チームのリーダーをやっていて、責任感の強さやみんなをまとめている姿を見て憧れて、自分もその先輩に追いつきたい!と思った。
それがきっかけで、自分が高校3年生になった時に、同じ制作チームの副リーダーに自ら立候補し、リーダーや美術の先生とも協力しながら制作の計画を立てたり、自分にできることは精一杯行っていった。途中で挫折しそうになった時にも、その憧れの先輩のことを思い出すことで乗り切ることができた。
結果として、自分の団で賞を取ることもできた。

また、その先輩は軽音楽部でベースを弾いている人だった。
その先輩の出演するライブを見に行き、ステージの上で輝いている姿を見た時から、バンドやライブが好きになり、色々なバンドの曲を聴くようになり、同じ大学の軽音部のライブは(たとえ友達がいなくても)ほぼ全て見に行くようになった。
そして、大学に入ってからは軽音サークルに入り、その先輩への憧れの気持ちでベースを練習し始めた。

③高3の時、美大受験をすると決めてから、受験対策のために美術予備校に通うようになった。
その予備校では、講師の先生方が本当に親身になって教えてくださったので、私は先生方のことが本当に大好きだった。
その中でも、特に推している先生がいた。
私は、「受験に合格したい」という思いよりも、「どうしてもその先生に認められたい!」という承認欲求がモチベーションとなり、講評の度に毎回質問をしに行ったり、自分の弱点をメモに書いて見えるところに貼ったり、とにかく自分のできることは全てやり尽くした。
その結果、現役で第一志望の学部・学科に合格することができた。



④大学で出会ったとある先輩のことが本当に好きで、私にとってその人はまさに“憧れ”の対象だった。
私は大学に入ってから軽音サークルに入り、楽器の練習を始めたのだが、周りに経験者もいる中、完全に初心者だった私は、全く周りに追いつけずに挫折しそうになっていた。
しかし、その憧れの先輩と一緒にバンドを組めることになり、その先輩に認められたい早く追いつきたい、一緒にバンドを組む上で絶対に迷惑をかけたくない、といった思いから猛練習をした結果、半年〜1年である程度演奏できるレベルには上達させることができた。

他にも、大学時代に行った制作活動や展示会の運営など、すべての活動において、その先輩を始めとした、周りの憧れている人たち・好きな人たちに認められたい!といった承認欲求のみですべて乗り切ってきた。


こんな感じで、私はこれまでの人生、全て“憧れの人”“推し”に対する
近づきたい!という思い
認められたい!という承認欲求
この2つのみで乗り切ってきた。



③常にアップデートしていく自分の“理想像”

私にとっての「なりたい自分像」は、永遠に変わらないというわけではなく、自分の考え方や周りの環境などによって、日々変わっていくものである。
それに合わせて、自分自身も日々アップデートしていくものだ。


これについての具体例も述べていこうと思う。


色々なことに挑戦して、同時並行でいくつものことを両立させている人がいた。(その人が4人くらいいないと成り立たないんじゃないか、くらいの忙しさ)
→そういった人に憧れて、自分もそうなりたい!!!と思うようになった。
→自分も色々なことにチャレンジするようになったが、結果的にキャパオーバーしてしまって、すべてのことに対して中途半端になってしまって、病んだ。
→キャパオーバーして病んでいる自分のことは別に好きじゃないな、と気がついた。
→「自分のキャパをある程度わかった上で、その範囲内で色々なことを両立させられる人間になりたい!」と思い、それ以降は、物事に優先順位をつけたり、キャパオーバーする未来が見えるものに対しては挑戦するのを諦めたりするようになった。

②私は数年前までは、「自分を犠牲にしてまで人のために努力する自分かっこいい!そういう自分が好き!」と思っていた。
自分よりも人を優先させる生き方をしてきていた。
→しかし、そのせいで自分自身のことが追いつかなくなってしまったり、簡単にキャパオーバーになってしまって病んだりした。
→それで病んでいる自分や、人からの頼み事を断れない自分のことはあんまり好きじゃないな、と思うようになってきた。
「自分のキャパを把握できていて、人からの頼み事であってもちゃんと断ることもできて、あくまで自分最優先で生きて、自分のキャパの範囲内で人のためにも何かできる自分」の方が好きかも、と思い始めた。
それ以降は、「断るのが苦手な自分」から脱出するために、人からの頼み事を断る練習をしたり、
自分のキャパをある程度考えてから行動に移すようになった。

③少し前までは、「お金よりも人脈や経験を大事にする自分、好き!!!」みたいな感じだった。
→しかし最近は、ある程度お金も節約したり、無駄遣いをしないように意識した上で、必要最低限の出費の中で人脈とか経験などを大切にできる人になりたい、と思うようになった。
→そこから、家計簿をつけて節約を意識したり、そこまで乗り気ではない旅行や、お金のかかる外食を断る練習をしたり、1人で外食をする際にも極力食費を抑えるようにしたり、意識するようになった。


こんな感じで、まず最初に現れた“理想像”に自分を近づける努力をし、
その過程で気づいたことや、変わった考え方などから、新しい形の“理想像”が生まれ
次は、その新しく生まれた“理想像”に近づける努力をしていく。

“理想像”“自分自身”を、常にアップデートさせていくイメージだ。

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