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#日記
才能なんて言葉で片付けないでくれ
初めに書いておく。
これは僕自身の、ただの負け犬の遠吠えだ。
ー ー ー
自分に才能があると思ったことはあるだろうか。
僕の知る限りの狭い世界で言えば、「自分には才能がある」と言い切った人に会ったことはない。
誰かに才能を感じたことがあるだろうか。
僕の知る限りの狭い世界で言えば、ほとんどの人が誰かに才能を感じている。それくらい世の中の人は才能で溢れている。
みんなが自分にしかないものを持っ
「こいつは普通の人だ」と安堵させ、「仲間」と錯覚させるという魅力。
本を読みながら、いいフレーズがあると、スマホに書き込んで、自分のパソコンにメールで送る習慣がある。
さっき、そうやって送られてきた中に、こういうメモを見つけた。
去年の5月に書かれたメモ。
どの本なのかはわからないけれど、読んだ本に書かれていたもののようだ。
逸材には共通点がある。それは、瞬時に相手の語彙力に合わせる能力が高いことである。難しい言葉を駆使するわけではないが、難しい話もできる
なぜ物語は、スタートに戻るのか -『ついやってしまう体験のつくりかた』より
たとえば私が東京で暮らしていたとして、多くの人と同じように、コンクリートで固められた道を踏み、日々同じ場所へ通い、箱の中で「仕事」と呼ばれ、与えられた作業をこなしていたとして。
「そうではない場所」に憧れを抱いたとき、「どうしてこんなところに、居るのだろう」と、遠い「何処か」へ想いを馳せたくなる。
そして私は、旅に出る。長く、ながく、数年は帰ってこない世界の旅に。「今まではとは違う場所」を求め