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【勝ち続ける投資家の共通点⑥】チャートは使うが完全に信用はしない

私は個人投資家として長い間トレードを続けてきました。現在は、個別株式、投資信託、FX、オプションなどを中心に行っております。

長いトレード中では、数多くの失敗も経験してきました。サラリーマンをしていた時には、当時の年収の2倍の損失を1ヶ月出すような危険なトレードを行い、大失敗したこともありました。(それも複数回やらかしております。)

そのような大なり小なりの失敗を経験し、少しずつ改善しながら前進してきました。

今でも損失は発生し、負ける時もあります。しかし、通算すると利益を積み上げることが出来るようにはなることができました。

これまでの経験を踏まえ、お金を稼ぎ続ける投資家の共通点について書いていきたいとおもいます。

今回の共通点は、「チャートは使うが完全に信用はしない」です。


チャートは使うが完全に信用はしない

株式、FX、先物、オプションなど様々なトレードの種類がありますが、勝ち続けているトレーダーは、チャートは使うが完全に信用はしません。

多くの投資家がチャートを利用しております。勿論、勝ち続けるトレーダーもチャートを利用します。しかし、チャートを完全には信用しておりません。

チャートを使用し売買戦略の拠り所にはしますが、完全ではないことを分かっているということです。

想定通りの動きをすることもあれば、どれだけチャート上でテクニカル分析を行っても、想定通りの動きにならないことも知っております。つまり、「何事も起こりうる」ことをも理解しているのです。

一方、儲けることができない人は、チャートを完璧な拠り所ととらえる傾向が強いです。以下は、私が勝てない時にチャートに対して思っていた例です。

・「今回は過去のチャートも含めて研究に研究を重ねたから間違いない」

・「今回は全てのエントリー条件が揃っている。この勝負貰った!必ず勝つ!」

・「こんなに全てのオシレーターが買いを示している時はない。ここで勝負しなければどこで勝負するんだ!!一気に損失を取り戻す!」

などです。

今思うとそんなわけない!と自分自身に突っ込みたくなりますが、当時の私はチャート分析に多くの時間を割き、完璧を求めておりました。

勝ち続けるトレーダーは、チャートは将来を予想するものではなく、ただ単に現在の状況しか表していない。そして、過去の傾向から、今後想定する方向に行く可能性が高い。位にしか思っていない場合が多いと思います。

そして、想定通りに動かない時は潔く損切りします。また、完璧さを求めてチャート分析に多くの時間を割くのではなく、エントリー後の玉の操作にも時間を割きます。


まとめ

株式、FX、先物、オプションなど様々な種類がありますが、勝ち続けているトレーダーはチャートを使いますが完全に信用はしておりません。

チャートを使用しないということではありません。チャートを使用し売買戦略の拠り所にはしますが、完全ではないことを分かっているということです。

チャートを用いてテクニカル分析を行いますが、完璧さを求めて多くの時間を割きません。エントリー後の建玉の操作にも注力します。


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