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中野あすかのフリーランス「ナントカ」日記

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幸福度高いフリーランスとして生きていくためのあれこれや、あなたに届けたい「ナントカ」な話を書いていきます。
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記事一覧

お金に向き合うのは、しんどい。だって、ロックじゃないから。

お金に向き合うのは、しんどい。だって、ロックじゃないから。

お金に向き合うのは、本当にしんどいことだ。

こじれた家族関係に向き合うのと同じくらいの勇気が必要で、気が遠のく。謂わば腫れ物だ。

生きていくためにはいくらのお金がかかるのか?
自分はどれくらい稼ぎたいのか?

この問いをスパッと答えられる人は本当に少ない。

なぜこんなにも、私たちは「お金」が苦手なのだろう。

保険はロックと対角に位置する

昨日、人生で初めてファイナンシャルプランナーさんと

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「助けて」と言えなかったら、「助けを求めていいのか迷ってます」と言うといいよ

「助けて」と言えなかったら、「助けを求めていいのか迷ってます」と言うといいよ

誰かに助けを求めることって、めちゃんこ難しいことだと思う。

ベンチャーにいた頃はそれなりに難しい仕事を抱えてきたつもりだけど、どんな仕事よりも難しかったのが、「人に頼る」とか「人に助けを求める」ということだった。

実はフリーランスとして独立した今も、誰かに「助けて」ということが苦手なのは変わらなかったりする。

でも私は、「助けて」と言わずに誰かに助けてもらう方法を見つけた。それが、疲弊しまく

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フリーランス2年目に考えていること(7)「フリーランスとしてガンガン幸せになっていくために」

フリーランス2年目に考えていること(7)「フリーランスとしてガンガン幸せになっていくために」

今の自分のリアルな気持ちを書き残しておきたくて始めた「フリーランス2年目に考えていること」シリーズですが、今回が連載最終回となります。

全記事欠かさずに読んでくれている方がいるようでめちゃくちゃ嬉しいです。今日で連載は終わりますが、これからもnoteはガンガン書いていきますので引き続きぜひチェケラしといてください。

連載最後は、何を書こうかなと考えているのだけれど、結局私がずっと考えていること

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フリーランス2年目に考えていること(6)「法人向けのビジネスを避けてきた理由と、いま挑戦する理由」

フリーランス2年目に考えていること(6)「法人向けのビジネスを避けてきた理由と、いま挑戦する理由」

前回から少し日が空いてしまいました。

今回は、法人向けのビジネスを避け続けてきた私が、組織を支援することに挑戦し始めているお話を書きたいと思っています。

今日書きたいことは立ち上げているサービスの紹介うんぬんよりも、自分がフリーランスとしての「働き方の選択肢」を広げていく中での葛藤やリアルな部分です。

個人向けだけでなく法人向けのサービスにも着手していきたいと思っているフリーランスの方や、組

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フリーランス2年目に考えていること(5)「自分のビジネスを言語化してみる」

フリーランス2年目に考えていること(5)「自分のビジネスを言語化してみる」

フリーランス2年目に考えていること、連載5日目です。前回の記事はこちら。

前回は、「自分のやっていることが職業概念として世の中にないので、オリジナルの肩書きを考えてもいいのかもな」という話を書きました。

あれから、うー、どうしよう~と、いつもメモとして常備してる無印のA3の折り畳みホワイトボードを前に眉間にシワを寄せていたんですが、ピンとくるワードはなかなか出てこず。

ということで、この連載

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フリーランス2年目に考えていること(4)「アイデンティティがゆらゆら」

フリーランス2年目に考えていること(4)「アイデンティティがゆらゆら」

フリーランス2年目に考えていること、連載4日目です。前回の記事はこちら。

今日はガシガシ今の私の頭の中のことを書いていきたいと思っています。クライアントさんから「連載面白いので早く書いてくれ」と怒られました(笑)

自分は何者なのか

最近、「自分は何者なのか」とよく考えています。重いね~!

いつもこういったテーマに悩むと哲学的思考に寄りがちなんですが、今はもうちょっとビジネス方面での「自分は

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フリーランス2年目に考えていること(3)「フリーランスのビジネスの守破離」

フリーランス2年目に考えていること(3)「フリーランスのビジネスの守破離」

フリーランス2年目に考えていること、連載3日目です。前回の記事はこちら。

今日は、フリーランス2年目の今の私が今まさに過渡期を迎えている「個人事業主のビジネス成長」についてダダダッと書いていきたいと思います。

守破離

「守破離(しゅはり)」、という言葉があります。

もともとは茶道や芸事、武道なんかの世界で広がったプロとして成長するまでの師弟関係の在り方のことだそうで、千利休が広めたとかなん

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フリーランス2年目に考えていること(2)「自由を手に入れたあとのエネルギーの生み出し方」

フリーランス2年目に考えていること(2)「自由を手に入れたあとのエネルギーの生み出し方」

フリーランス2年目に考えていること、連載2日目です。前回の記事はこちら。

「売上はすべてを癒す」

フリーランスとしての独立。

組織の中での生き方に適応できなかった私は、社会への絶望をガソリンにして自分のビジネスを立ち上げた、「不健全な起業家」のひとりでした。

自分はもう幸せになっていいはずだと信じることでしか、行動するエネルギーを捻出することができなかった。

社会に中指を立てながらの起業

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フリーランス2年目に考えていること(1)「絶望をガソリンにできるのは最初だけ」

フリーランス2年目に考えていること(1)「絶望をガソリンにできるのは最初だけ」

ちょっとしばらく連載的なものをやってみたいと思います。

いつもnoteを書くときは「こうゆう人に読んでほしい」という気持ちで書くんですけど(この人に届いてほしいな、と具体的な顔を思い浮かべて書くことも多い)、この連載はどちらかというと自分のために残しておくイメージです。

外に向けた文章じゃないので読みにくいと思いますし、お役立ちコンテンツにはならない気がします。ひとつの読み物として楽しんでくれ

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私がバナナを凍らせておやつにするなんて

私がバナナを凍らせておやつにするなんて

2015年春に社会に放り出されてから、はじめて「余裕のある暮らし」をしている。

「余裕のある暮らし」というのは、お金がたくさんあるとかそうゆうことではなくて、コメダでモーニングを頼みながら本を読んだり、バナナを綺麗に輪切りにして凍らせておやつにしたり、行きたかったジムが休みでもお散歩に切り替えたりすることだ。

睡眠時間4時間、みたいな広告マンや経営コンサル並みにバカ忙しかった訳じゃない。

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「絶対○○だ」なんて、絶対ない

「絶対○○だ」なんて、絶対ない

発信やセッションの中で言わないようにしている言葉がいくつかあるのだけれど、そのうちのひとつに、「絶対○○だ」という表現がある。

私が「絶対○○だ」という表現をするときは、本当によっぽどのことで、年に1回くらいだと思う。だいたいその時は何かの感情に蝕まれているときだから、感情に任せて「絶対」という言葉を”使ってしまった”という感覚に近い。

どんな発信にも、”影響力”はある

私は、”発信者”なん

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「結婚したしなぁ」「子どもがいるしなぁ」で、自分の希望を自分でキャンセルしていないか。

「結婚したしなぁ」「子どもがいるしなぁ」で、自分の希望を自分でキャンセルしていないか。

去年28歳という歳で結婚したのだが、「そろそろ…?👶」みたいな話もやっぱり出てこなくもない。

親は晩婚だったし、私も35、6くらいまでに家族を持てたらいっか~くらいに思ってたので、まさか自分がこんなに一般的にライフステージをかけあがる(かもしれない)なんて、想定していなかった。

今、私はすごくビビっている。

「大丈夫そ?」と毎日、自分に声をかけている。

ボスを置いて一人で外出する稟議は、

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陽キャではないからこそ、あなたから指名されるコーチになれるんじゃないか

陽キャではないからこそ、あなたから指名されるコーチになれるんじゃないか

「ん~~?なんか私、周りとちょっと違うかもしれん・・」

ズレ感というか、疎外感というか。
そんな感覚を最初に持ったのはいつだったろうか。

アウェイだな?

私はキャリアコンサルタントの資格取得をきっかけに、いわゆる対人支援という業界に足を踏み入れた。私は今、コーチングセッションという”1on1の関わり”をお客さんに買ってもらう仕事をしている。

個人向けにサービスを展開するということは、個人に

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”超”会いたい人とのアポを、2週間以内に常備しておく。

”超”会いたい人とのアポを、2週間以内に常備しておく。

友達との予定って、たまに前日とか直前になって「ちょっと面倒くさくなってきたな…」ってことありませんか。

絶対誰しもあるでしょ、と信じて告白すると、私はマジでこのパターンによく陥ります。特に長い付き合いのグループでの集まりによくおこりがち。

行ってしまえば楽しいことは分かってるし、行くと決めた集まりにはちゃんと行くんですが、いまいちテンションが上がらないことも多くて。そうゆう集まりはだいたい、多

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