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2020年2月の記事一覧
『自閉症かな?と思った時 寝返り、ハイハイ、お座り、歩行から分かること』
赤ちゃんの反り返りが気になるんです。
寝返り、ハイハイの不自然なのはどうしてなんでしょう?
ハイハイをしないまま歩いたんですが、このままで良いのでしょうか?
お座りの仕方がおかしいのです。
お子さんが赤ちゃんの頃
親御さんは、とても心配して、
繰り返し、繰り返し、周りの人たちに助言を求めるのです。
この子は大丈夫でしょうか?
何かできる事はないでしょうか?
それでも、
『赤ちゃんの発達は色
お友達と上手くいかないのは、どうして?
1.お友達と上手くいかないのは、どうして?
子どもが、友達との関係を作っていくのが難しいことがあります。
✅ お友達と上手に遊べない
✅ コミュニケーションに苦手がある
✅ その場の状況が分かりにくい
✅ 言葉を文字通り取る
✅ 人の表情や動きから気持ちを読み取るのが苦手
など
このようなことがあると、
『この子は自閉症スペクトラムですね』
と言われてしまうことがとてもよくあります。
と
【自閉スペクトラム】言葉の苦手を改善するために必要なこと
『自閉スペクトラムの子の言葉をどのように伸ばせば良いのですか?』
と、いう御質問を良く頂きますが、
これは実は、言葉の苦手がある子ども全てに共通することなのです。
これを『自閉スペクトラムの子どもの言語の問題』だと考えてしまうと、
子どものコミュニケーションは改善しないどころか、
かえってその特徴を強めていくのです。
それは、一体どうしてでしょう?
自閉症スペクトラムの子の言葉をどのように伸ばせば良いの?
『自閉症スペクトラム』と診断されたり、疑いがあったりする子どもについて『言葉の問題を、どのように改善すれば良いのですか?』
と、いうご相談をとても沢山いただきます。
まず最初に、
『この子は、自閉症だからコミュニケーション(言葉)が難しいのだ』
と、いう考えを一度、綺麗に消し去ってください。
『この子は自閉症だから言葉に苦手がある』
と考え、本人の前でそのように話すと、
この問題はとても解決し
子どもの『こだわり』行動をどのようにすれば良いの?
繰り返し、繰り返し、問いかけられ、そして議論されてきた問題です。
しかし、私は、
このような問いの設定自体を変えてみる必要を感じています。
『この子にはこだわりの行動がある』あるいは、
『障がいだから、こだわるんだ』と、考えている限り、
この問題は解決しにくいのかもしれません。
誰も、この子の問題を分かってくれないのはどうして?
少し苦手があって、家では上手くできないことばかり。
でも学校では、必死でみんなに追いつこう!同じようにしよう!
と、頑張って、苦手に気付かれずにいる・・・・
こういったことは、誰でも多少はあるのです。
外では精一杯頑張って、家ではくつろぐ。
と、いうのは、大人でもあることですよね。
でも、子どもに自閉症スペクトラムの傾向があり、学習に遅れがないと、
これがあまりにも極端に現れるというケースがし
どうして『クレーン現象』があるの?
幼い子どもは、人にして欲しい行動を、
言葉や指さしなどの仕草で頼むのではなく、
人の手を持ってその方向に導くことがよくあります。
これは『クレーン現象』と、呼ばれていて、
『自閉症独特の行動』と誤解されることがとてもよくあります。
そうすると「なんとか子どもの『クレーン現象』を止めさせたい」
と、否定的な気持ちが生まれるのも当然のことだと思います。
しかし実は、そのような誤解によって、逆に苦
水を愛し、水を恐れる子 : 『ぼくが発達障害だからできたこと』
【自閉症スペクトラム】じゃないかって思われがちな子どもで、
水が大好きな子っていますよね。
水遊びをすると止まらない。
水道を出しっぱなしで遊んでいる。
水辺や水槽をみるとどんどん近づいていく。
キラキラするガラスとか鏡が好きな子も多いです。
その謎を明快に解いてくれた作家がいます。
『いま、会いに行きます』を書いた作家、市川拓司は、
今は、アスペルガー、ADHDと診断されているのですが、
小
自閉症スペクトラムだから、目の問題があるの?
眼球運動に問題のある子どもたちが、とても増えています。
問題がないと、思われる子どもであっても、7歳になったら、
黒目がしっかり動いているかチェックしてみてください。
目が上手く動かないと、あらゆる学び、運動、遊び、作業などに
支障が出てくると、いうことは、たやすく想像ができますね。
眼球運動の問題によって『発達障害』であるとか、
『学習障害』であるとか思われることもありますが、
それが眼球
自閉症の子どもの脳で何が起こっているの?
『成熟脳―脳の本番は56歳から始まる―』黒川伊保子著。
その中で、『赤ちゃんの脳細胞は、一生の中でも最も多く、その数を3歳までに劇的に減らす』いうお話があります。
『脳細胞の数は、多ければ多いほど良いんじゃないかな?』
と、漠然と思っている人は多いと思うのですが、
人間の発達のうえでは、それは逆だという事です。
『発達する』と、いう事は、『不要な脳細胞を減らす』という事なのです。
この事は
【自閉症スペクトラム】の子の聴覚の特徴と配慮
【自閉症スペクトラム】と呼ばれる子どもの支援をするときに、まず配慮しなければいけないのが『身体感覚の特異性』です。
【自閉症スペクトラム】の子は、触覚、聴覚、味覚、嗅覚、視覚など
あらゆる身体感覚が極端に敏感で、その事でとても苦しい思いをしているのに、人にはその事は理解されにくいという事がとてもよくあります。
今回は、聴覚の過敏性について考えてみたいと思います。
『自閉スペクトラム』と呼ばれがちな子どもの視覚の問題と改善【事例を含む】
自閉スペクトラムと呼ばれがちな子どもの視覚が
多くの子どもとは少し違うということがあります。
それは、どのような感じなんでしょう?
知的に高いのにコミュニケーションが難しい時
知的に高い自閉症スペクトラムの子どもは、コミュニケーションや人間関係が難しくなってしまう事があります。
その時に、
①身体感覚の特異性に配慮する。
②誤解しにくい明確な説明をする。
③自我の対立を極力避ける。
という事に気をつけるだけで、お互いが上手くやっていける事があります。
子どもが幼い場合は①がもっとも重要ですが、大きくなるにつれて②の配慮の比重がより重要になってきます。
今回は『誤解