リンゴの種から、ブドウの実はならない

潜在意識の基本。

人間には２つの自己がある。

意識できる自己と意識できない自己。

意識できる自己を顕在意識、意識できない自己を潜在意識という。

顕在意識も潜在意識も、それぞれ独立して働いているのではない。

顕在意識と潜在意識には密接な関係がある。

その関係は、
「種」と「畑」に置き換えることができる。

顕在意識は「種」、潜在意識は「畑」。

私たち人間が日常生活で考えている思考そのものが種である。(「今日の昼、何食べようかなー？」という考えから、「会社に行きたくない」という考えまで。)

考えたこと(種)は全て、潜在意識(畑)に撒かれる。

畑に撒かれた種は、そこで成長し、やがて木となり、実をつける。リンゴの種を撒けば、リンゴの実がなる。シンプルである。リンゴの種から、ブドウの実がなることはない。

顕在意識と潜在意識の関係は、この原理と同じである。

良い思考を撒けば、良い現実がなる。悪い思考を撒けば、悪い現実がなる。

このことから、現実を変えるには、種を変えなければないことが分かる。

心配や不安ばかり考えていたら、心配や不安ばかりが増える現実になる。逆に、希望や楽しさばかり考えていたら、希望や楽しさばかりが増える現実になる。

この関係を理解すること。そして、良い思考という「種」を、意識的に撒くこと。すると、その種は潜在意識という畑で成長し、現実に良い実をもたらしてくれるのです。

“どんな種を撒いていますか？”

最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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