感覚できない領域に働きかける

気づかないもう一人の自己。

暗示は武器にも凶器にもなる。

そして、暗示は毎日、誰もが行なっていること。自分でも気づかないうちに、、、。

仕事が終わって、

「あーー、疲れた、、、。」

この心の叫びそのものが暗示である。

その暗示が私たちの人生を調整していく。

「私たちの脳はもともと、私たちの知らぬ間に全身を調整している。だから、自分の持っている言語でその調整が狂わされていることも気づかないのである。」

と、エミール・クーエは著書「自己暗示」の中で言っている。

さらに、一人の人間には、二人の自己がいる。意識している自己と意識していない自己。そして、意識していない自己が人生をコントロールしているという。つまり、潜在意識が人生の黒幕であると。その黒幕の存在に気づいていないため、願望とは正反対の結果が生じたりするのである。

人生を動かす黒幕、潜在意識の手綱を持ってコントロールできるようになると、運命をコントロールできるようになるのである。

そして、その方法に適しているのが、
「自己暗示」なのである。

「日々、あらゆる面で、私はますます良くなっていく。」

この言葉を潜在意識に染み込ませることで、人生は好転していくとクーエは説く。

効果はいかほどかは分からないが、意識していない自己に暗示を投げかけていくのだから、その実感は即座に感覚することはできない。

しかし、この暗示を続け、現実が変わってきたことを実感するならば、潜在意識が変わり、効果があることに気づくはずである。

今は私も実験段階であるけど、続ける価値はあると思って、続けている。

「暗示は、われわれの生命を、視覚や聴覚の達しえない深層部で土台から改善する仕事につく」

意識では認識できない領域にこそ、人生をより発展させていく可能性がありそうですね。

“人知れず心の中で何を思っていますか？”

最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も素敵な時間をお過ごしください。

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