会社を辞める前に、何をすればいいですか？　～独立開業前の準備活動～

私は３年前に会社を退職して、自営業になりました。
会社の早期退職プログラムに乗っかった形で、ある意味無計画のまま。

無計画は、無収入につながる。
ちゃんと計画しようとすると、なかなか会社を辞られない。
計画と決断のバランスが難しいですね。

そんな話を中小企業診断士の仲間に話したら、興味を持ってくれる人が大勢いて、近々、仲間の前で話をすることになりました。今は、私のどんな話が聞きたいのか？というリサーチ段階です。

見込み客が５人（社）以上いるか？

ビジネスで一番大事なことは、お客さんがいること。私の場合は、経営コンサルティング業なので、主に中小企業の社長さんがクライアントになります。

まずは思い込みでもいいので、相手が５人以上想い浮かべばOKです。

見込み客にインタビューに行けるか？

単なる片思いから、両想いになるには、お客さんの気持ちがわかることが重要。そのためには、思い込みではなく、ちゃんとインタビューして理解していきます。

会って１時間くらい話を聞ける人が５人以上いればOK
雑談ではなく、今困っていることと理想像を具体的にインタビューします。

お試しサービスができるか？

経営コンサルティング業のような無形サービスは、相手にとっても、選択基準が不明確なことが多い。最初は無償でもいいのですが、早い段階で、有償のお試しサービスをお願いされると安心です。

やってみれば、課題が明確になり、何をすれば喜んでもらえるかわかる。最初のうちは、時間をかけて準備してもムダになることが多いもの。早くトライした方がいいのですが、私はムダに時間をかけてしまう。性格が出ますね。。。

少額でもいいので早く、直接仕事をお願いされる立場になる。サラリーマン時代は、何もしなくても仕事が与えられますが、自営業は何もしないと無職になります。

見込み客を紹介してくれる人も大切

見込み客とのコネクションが無ければ、紹介してくれる人を探しましょう。お客さんと接点を持つ方法が複数あると、安心です。

私は、このあたりを安易に考えていました。
なんとかなるだろう！　では、何も起きません。完全に無風状態
仲のいい人と、仕事を紹介してくれる人は、別です。

会社を辞める前に、自分で営業するか、実際に紹介してくれるケースを体験できるといいですね。逆に、そこを未経験のまま会社を辞めると、とっても苦労しそうです。

１年間無収入でも大丈夫な備えを！

とりあえず、１年間は無収入になるリスクを覚悟しておくこと。
転職ではなく、自営業になった人は、収入の落ち込みを経験することが多いです。
なんとなく、噂には聞いてはいましたが、大変さは想像以上
心も体も異変を起こして大変です。

金銭的な備えに加えて、メンタルのシミュレーションができるといいです。無人島で１か月くらい漂流している感じというと、大げさでしょうか。個人差もあると思いますが、そんな感じです。

自営業はお客さんとのコネクションが命。
相手はどういう風に自分を見ていて、どういう条件が揃えば、お願いされるのか？

サラリーマン時代とは180°視点を変える必要があり、カルチャーショックでした。

あまり準備してこなかった私が、「ちゃんと準備しましょうね！」と言っても説得力がないので、これから独立開業する人に向かって、どんな話をすればお役に立てるか、考え中です。ただ、考えても思いつかないので、インタビューしようと画策中。

わからないことは、知ってる人に聞くのが一番！
少し勇気を出して、直接聞いてみましょう。ということで、、、

この記事を書いたのは、
もうそうビズ企画　代表　川原茂樹
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