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#毎日note
いじめから逃げなかったこと。強くいて良かったと思うこと。『三月のライオン』
私は小学生の頃、いじめられていました。
当時の私はそれをいじめと言って良いのか分からなかったけれど、小説や漫画やアニメがやっぱりそれはいじめなんだと教えてくれました。
よく描かれるような、物を壊され隠され、黒板になにか書かれたり、机に書かれたり、そういった労力を払うような見てわかるものが無かったから、いじめだと私は言えなかったのだけれど
陰口を言われているのには嫌でも気づいてしまうものです。
辛いときに会いたいと思える存在が欲しかったし、そうなりたかった。
大学4年生になる春、私は大学院の院試の勉強に疲れ果て、絶望し、疲弊しきっていた。私の30%くらいは人間じゃ無かったかもしれない。
そのとき私は、元彼に会いたいと思えなかった。2人でお昼ご飯を食べても沈黙が流れ続けるし、私の状況が良くないことを分かっていたのに、元彼は私の状態から目を背け続けた。別れ話のときにも「私のことわかってて放っておいたよね」と聞いて「うん」と答えた。疲れた時に会いたくないし
恋なんてしなくていい。彼氏も要らない。でも私には大好きな彼氏がいます。
おそらく私はモテる部類に入るのでしょう。
そして疎くもなかった。
小中では「◯◯がみずちゃんのこと好きだって聞いたよ」と聞くことや、とある男子と話していて冷やかしが入ることは、珍しくもなんともないことでした。
「そんな大事なことバラされて◯◯くん可哀想。もっといい友達持てばいいのに。」「また冷やかしか。そろそろめんどくさいな」と、まあ内心酷いかもしれないけれど、そんなことを思っていました。
新生活への期待よりも今までの暮らしが無くなる切なさが勝って
彼の引越しのお手伝いに行った。
着いた時にちょうど引越し業者さんが来て、家具や家電が部屋からどんどん消えていく。30分ほどで、あの思い出いっぱいの部屋は空っぽになってしまった。あっという間だった。
私が初めて行ってから僅か7ヶ月ほど。たった7ヶ月なのに、それも週に1~2回程度も行ってないのに、たくさんの思い出がある場所。一緒においしいご飯を食べて、お酒を飲んで。家出での急遽のお泊まりもしたし、
彼にもらった笑顔を彼に返しているだけだ
久しぶりにお酒をそれなりに飲む中、どこが好きだったの?みたいの話の中で言われた。
だって美味しいものは美味しいじゃないか。
でも確かに、彼とご飯を食べてる時「おいしい〜!」って口角は上がってると思う。少々わざとらしく、笑顔を作っているのかもしれない。
でもそれはお食事が美味しいし、彼と一緒に共有していて共感してくれるし、なにより彼自身が「おいしい〜!」と笑顔で教えてくれるから、私も釣られて口角