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【メンタルヘルス】自分の『警戒サイン』を確認しておく

こんにちは、心理カウンセラーMOKUJIです。
メンタルヘルスでお悩みの方向けに、心が軽やかになる実践的な記事を書いています。

本日のテーマは
「自分の『警戒サイン』をキャッチする」
です。

先日、「メンタルや体調変化のサインをつかんでおきましょう」という内容を記事としてお伝えしました。
コチラ↓

前回は言ってみれば「注意サイン」。メンタルや体調が深刻に悪化する前にそのサインをつかんでおいて、ストレス解消や気晴らしなどをしてバランスをとりましょう、というような内容でした。
本日は、その続編の「警戒サイン」です。このサインはどちらかというと、「周囲の人に頼る段階のサインを自分で認識しておく」というような意味合いがあります。

👉🏻どういった役に立つの?

深刻な抑うつに入ってしまった段階では、もはや明確な自分の意識というものはほとんどないかと思います。ですので、医師に相談するタイミングを逃してしまうこともあります。そうなると、急に倒れてしまったり、より深刻になってから病院に行くことになります。ですので、「警戒サイン」をつかんでおくことは、「もはや最後の砦を通過している最中なのだ」ということを自分に知らせるようなものになります。

具体的な「警戒サイン」は以下のようなものがあろうかと思います。
もし自分に当てはまるものがあれば、スマホのメモ機能などを使って記録し、日頃から眺めておくことをオススメします。もしここにある以外の自分特有の「警戒サイン」があればそれも記録しておきましょう。

😤警戒サイン😤

・一週間以上うつ状態が続いた時
・疲れていてもむやみに頑張ろうとする時
・離職を考え始めた時
・常に緊張状態の時
・食欲がなくなった時
・考えがまとまらない時
・情緒不安定になっている時
・絶望感が強くなった時
・眠りが浅くなった時
・強い自己否定感が続いた時
・朝ベッドから起き上がれない時
・夜眠れなくなった時
・物事すべてに興味がなくなったとき

これを控えておくことが大事です。そして、この自体に陥った時には、もう自分の頭では考えず、すぐに周囲の人間に相談することを覚えておくとよいと思います。周囲の人間とは、家族・医師・上司、同僚などです。

繰り返しになりますが、これをやっておくだけで、仮に次にまた「抑うつ」がきてしまったときにも、深刻なダメージを減らすことができます。またギリギリで持ちこたるような対処方法を周りがサポートしてくれる可能性もあります。

「最悪の事態を想定しておく」ことはネガティブ思考ではなく、
「リスク管理」だと思ってよいかと思います。

そして「サポートを受けることは、決して周りに迷惑をかけることではない」ということも覚えておいてください。

「警戒サイン」の確認がまだだという方は、これを機会にぜひチェックをしてみてください。
それでは、また。

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