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Twitterをやめて気付いたこと
Twitterをやめて3か月経った。
2年以上毎日投稿していたSNSを辞めるのは、それなりに大きな決断だったけれど、今となっては、やめて良かったと思う。
色んな人と知り合えて楽しかったし、twitterのご縁がきっかけで今もお付き合いが続いている人も何人かいる。でも同時に、何かわからない息苦しさを感じていたのも事実。ちゃんと毎日作ってるか、きちんと向き合っているか、そんな謎の圧力をうっすら感じなが
「月と六ペンス」を読んで
近所の書店にて、この夏オススメの本のコーナーで見つけたシンプルな装丁の本、サマセット・モーム著「月と六ペンス」。
タイトルは見たことはあるが読んだことはなかった。ヘッセの「車輪の下」の横にあったから、きっと誰もが知る名著なのだろうと思い、裏表紙のあらすじに目を通した。“ある天才画家の情熱の生涯を描き、正気と狂気が混在する人間の本質に迫る、歴史的大ベストセラー”とある。読んでみようと、軽い気持ちで
「自転しながら公転する」を読んで
最初はタイトルに惹かれた。そして帯に持って行かれた。
「恋愛、仕事、家族のこと。全部がんばるなんて、無理!」
ドキュン!と胸を射抜かれた。著者である山本史緒さんの事も、どんな内容なのかも知らないまま、角田光代さんの短編小説や装丁に惹かれた数冊の本と一緒に、レジに持って行った。
角田光代さんの「さがしもの」を読んだ後、夕飯を作りながら手に取って読み始めた。なんだ、恋愛小説かぁと、少しがっかりし
何も知らないを知る〜散歩の効用〜
散歩を始めて1年半ほど経つ。天気が良ければ、毎日7,000歩ほど歩く。目的地についても何をするでもなく、ただ海面を眺めたり、木を見上げたり、鳥の囀りを聴きながら季節を感じたりする。
散歩を始めた当初は、ダイエットが主な目的だったけれど、五感を刺激したいという気持ちも同時にあったので、歩いて行く先は自ずと海か山のどちらかになった。
桜の季節が終わってからは海ばかり行っていたけれど、先日ふと山に行
ブドウの木、ぐねぐね曲がる。
誰もが一度は食べた事がある(と思う)ブドウ。
では、ブドウの木をじっくり観察した事はあるでしょうか。
私は、実家に植えられてるブドウも、ブドウ狩りの時も、その木をじっくりと観察したことはありませんでした。
昨年、SNSで知り合った愛好家の方から葡萄の木を分けていただき、その時に初めて材木としての葡萄をじっくり観察する機会をいただいたのですが、第一印象は「物静かな暴れん坊」。
今回ご縁があって、地
心地よい匙加減、ああ七草粥。
昨日、1月7日は七草粥を食べる日。
豊年、無病息災を祈って、早春にいち早く芽吹く七草を食べて邪気を払う、そんな意味合いがあると言われています。
ところで、粥に入れる七草、みなさんはどうやって入手しますか?
我が家では、毎年当たり前のようにスーパーで購入していました。
1パック498円、自分で摘み集める手間を考えたら安い物・・・なのでしょうか。
そういえば七草を摘んだ経験もない私。
どこに生えて
わたしと、木彫りと。
世界観をぐいぐい出したいわけじゃない作家?
私はどんな作家だろう?というのが、最近のテーマなのですが、あえて書くならば、一人一人の、日々の暮らしに寄り添いたい作家です。
芸術家のような独創的な世界観があるわけではなく、同じ品質のものをコンスタントにたくさん作りだせる職人肌でもない私ですが、これが私という作家の強み、というのは前回の記事「使い手と一緒に紡ぎ出すものづくり」で触れました。
とはいっ
使い手と一緒に紡ぎ出すものづくり
目の前にある木から何が作れるかを考える
こんばんは、もくたん工房のばしょあゆみです。
つい先日、ショップカード兼名刺を更新する機会があり、今までのデザインを一新しました。今までは、作った作品の写真をいくつか載せていたのですが、写真をすべて削除し、代わりに手書きのイラストを一つ載せました。
もくたん工房のものづくりは決まった形がありません。 何になるかは、木に委ねたいと思って、向き合っています