嘉手川瑞姫
記事一覧
確かに愛だと思っていた
確かに愛だと思っていた
君が私を呼ぶ声も
君が私を見つめる視線も
愛してるという言葉も
確かに愛だと思っていた
どんなに傷つけられても
ないがしろにされても
私が泣いたとき君が見向きもしなくても
確かに愛だと思っていた
なにも知らなかったから
与えられた言葉を信じていた
愛してるという言葉を
セルゲイ・ロズニツァ『アウステルリッツ』を読む
前書き
こんにちは。96年生まれ、社会人経由で現在大学3年生をやっています、カデカワです。
今回は、1年の時に課題で執筆したセルゲイ・ロズニツァ『アウステルリッツ』の解釈をnoteに転載したいと思います。
以下、本文となります。
本文
『アウステルリッツ』は、ウクライナ出身の映画監督セルゲイ・ロズニツァが2016年に発表した映画である。ザクセンハウゼン強制収容所跡地の入り口から始ま
愛おしかった人たちへの歌
書くのが怖い、そう思いながらも今この手がキーボードを打っている。書くのが怖いのは、書けることを知っているからだ。私が私の内面を見ることが恐ろしい。これが、あなたに「伝わってしまう」ことが恐ろしい。言語による100%の伝達なんてほとんど信じられていないだろう、私だってそう思う。けれど、それでも。言葉は時にその余白を保ったまま、誤読の可能性を携えたままに、あまりにも多くのものを運んでしまう。伝えてし
もっとみるクリスティーヌ・フェルベールの「ボワット エテ フルールエフリュイ」2021年の備忘録
クリスティーヌ・フェルベールさんのボンボンショコラを買おうと思ったのは、2年前のサロンデュショコラでご本人さんをお見かけたとき、とっっても素敵なオーラを持った方だなあ! と感じたからです。彼女の作られているものを食べてみたい、人を見て思わされました。
2021年にサロンデュショコラの通販で購入したのは「ボワット エテ フルールエフリュイ」という、ベリー系フルーツとキャラメルのボンボンショコラのア
きもちのいい朝の作り方
とてもきもちのいい朝、というものがあって、
そういうとき、空気は肌にあたると冷たいエアコンの風だったり、あるいは窓からそよぐ柔らかい風であったりする。
気分が凪いでいるのが大事だ。音楽もいい。好きな音楽、すてきな音の流れたち。思い出の朝のメロディ、だけじゃない。今日初めてかけてみるジャズやクラシックでもいいんだ。
偶発的に、自然発生的に起こるかのようなある心地。
日常の延長線から、ほんの少し
いちばんきらいな君と手を繋ごう
声が聴こえるよ
小さくて臆病 泣き虫な君の
身体はおおきくなったのに
どこかに置いてきてしまったの?
いっしょに手を繋ごう
だいじょうぶ こわくない
君がいちばん きらいな君と
君がいちばん あいするきみと
大丈夫 怖くない
いやだったこと、つらいこと、にくしみも
すべてかかえて 忘れても 離せずに それでいい
いっしょに 手を繋ごう
【滋賀】ドゥブルベ ・ボレロ 世界のお茶を使ったボンボンショコラ「テ・ユイット」
こんにちわんこそば。チョコおたくのカデカワです。
ホワイトデーに大好きなドゥブルベ・ボレロさんから「ボンボンショコラ8個入り テ・ユイット」をお取り寄せしましたので、感想を綴ります。
ドゥブルベ・ボレロさんのボンボンショコラは、特に食べる前の香りから味わいたいものだと思っています。今回のコフレも、気持ち長めに室温においておくことで、ぐんと香りが開いてくれました。
では、一粒ずつ感想を。準備