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ライフワーク:シーグラスというバンドの鍵盤ボーカル。 音楽はこちらです。⇒https:…

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ライフワーク:シーグラスというバンドの鍵盤ボーカル。 音楽はこちらです。⇒https://www.youtube.com/channel/UCM2y8MpxLfsRS6MCecdcEBA ライフ&ライスワーク:アンドラゴジー。HR。 ここでは雑記的にゆるゆる文章を発信します。

記事一覧

「ブギーバックカバー」に参加してみた

自分の好きな人に、自分の作った作品を見てもらえる時代が来るなんて、 イマジン、って言われてもできただろうか。 そんな夢のようなできことが、2022年の3月に起こった。…

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1年前
2

ショートホープ【超短編小説】

3月というのに、東京は氷点下を記録した。 時刻は22時を過ぎている。 「さっむ・・・」 最近は喫煙者へのあたりがきつく、外階段のむき出しになった喫煙所で 浅田智也は煙…

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2年前
4

「〇年後」システム

漫画でよくある「〇年後」ってシステム。 ここ最近あれはとてもよくできているな、なんて思うことがあります。 人生を振り返って、スポットスポットで思い出すことって、…

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2年前
3

知らない人といるほうが楽

…って時、ないですか? 気心知れた相手といるほうがもちろん楽、ってことが多いのだけど、 知っているからこそ気を使ったり、 出来上がって硬直した関係性がゆえに、 …

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2年前
3

がんばっても、がんばらなくても

頑張ってnoteを続けようと思っていたのですが、色々なことが重なって、頑張れませんでした。 しばらくぼんやりと過ごしながら、ふと思ったことがあります。 よく「頑張れ…

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3年前
1

気が付けばライスがライフになることもある

ライフワーク、という言葉がある。 少し調べると、、その人の天職。一生をかけてやり続けたいこと。というような意味あいの言葉で説明されている。 なんだか仰々しくも感…

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3年前
2

認めて欲しい人に認められないとダメだと思っていたけど、そもそもそれは主観だよね、って思った話

※表現が間違っていたと感じたので、加筆修正しました かれこれ20年くらい、めちゃくちゃ細々と音楽活動をしている。 20年と言っているが、延べ活動実績でいうと5年くら…

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3年前
2

"スキ”は伝えたほうがいい

noteを初めて地味に1か月半ほど過ぎた。 カスタマイズをよくわかっていなかったのだけど、スキをくれた時に出るメッセージの設定を変えてみた。 数えるほどだけど、見ず…

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3年前
4

絶妙な距離感

店員さんとの距離感は、人によって好みが分かれると聞く。 以前何かで、 「よく行くコンビニでいつも買うものを覚えていて、何かの時に探していたら店員さんから「これで…

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3年前
17

論理的思考力ブルース

論理的に考えるということが、すこぶる苦手だ。 20代の頃は、今以上に感性だけで生きていたので、理詰めの人に泣かされることもたくさんあった。 今でも印象に残っている…

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3年前
4

お葬式でかけたい曲を決めている

心を揺さぶる音楽って、生きてるといくつか出会うことがある。 恋をして浮き足立ってたとき。 仕事がいやで、なんとか前向きになりたかったとき。 失恋して、めちゃくち…

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3年前
3

「好きなこと」「やりたいこと」という呪い

「好きなことで生きる」 「好きなことで稼ぐ」  「やりたいことで収益化する」 そんなフレーズを、ここ数年でよく見かけるなぁと思う。 私自身のキャリアも、結果的に…

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3年前
1

「良いお年を」って、なかなか言いたくない

2020年もあと半日程度。 今年は忘年会もなく、人に会ことも少なかったので、「良いお年を」と、言い合う機会も少なかった。 「良いお年を」 私はこの言葉をいうタイミン…

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3年前
4

ハムスターを飼っている

ハムスターを飼っている。 名前はしもふり。 リアルブラック、という種類のジャンガリアンで、黒毛でわずかに背中に白い斑点がある。 その斑点が珍しくて、すぐにこの子…

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3年前
3

東京

「東京の街に出てきました」は、くるりの「東京」の歌詞。 私は地方出身者だ。 東京に出てきて20年近くたつ。 東京は、学生のころからあこがれの場所だった。 小学生の…

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3年前
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46億年分の一瞬

生きてると、どうにもこうにも落ち込むことはあるもので。 仕事で躓いた 好きな人に振られた 大切な人を亡くした 選んだ服が気に入らなかった 大好きな友達と喧嘩した…

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3年前
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「ブギーバックカバー」に参加してみた

「ブギーバックカバー」に参加してみた

自分の好きな人に、自分の作った作品を見てもらえる時代が来るなんて、
イマジン、って言われてもできただろうか。

そんな夢のようなできことが、2022年の3月に起こった。

それは一つのツイートから。

沢山興味深い記載があるが、要は「今夜はブギーバック」を何らかの形でカバーして、インターネット上に載せれば見てくれる、ということだった。

うそでしょ、と思った。

人生で一番好きなミュージシャンは誰

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ショートホープ【超短編小説】

ショートホープ【超短編小説】

3月というのに、東京は氷点下を記録した。
時刻は22時を過ぎている。

「さっむ・・・」
最近は喫煙者へのあたりがきつく、外階段のむき出しになった喫煙所で
浅田智也は煙草に火をつける。
遠巻きに、東京タワーが見えるこの階段は、密かに気に入ってはいた。
期日ぎりぎりの仕事がようやく終わり、帰宅前に一服しようと、帰り支度のままこの階段に立ち寄った。
智也はあれ、と思った。

いつもは柔らかい赤色で全身

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「〇年後」システム

「〇年後」システム

漫画でよくある「〇年後」ってシステム。

ここ最近あれはとてもよくできているな、なんて思うことがあります。

人生を振り返って、スポットスポットで思い出すことって、その前後に何かしらイベントが起こったことが多くないですか?

もちろん、ふと思い出す何気ないシーンもあるけれど、

「ああ、あの時こうだったな」

みたいに、いろんな感情とともに思い出すのは、たいていちょっとしんどいことがあったときなん

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知らない人といるほうが楽

知らない人といるほうが楽

…って時、ないですか?

気心知れた相手といるほうがもちろん楽、ってことが多いのだけど、

知っているからこそ気を使ったり、

出来上がって硬直した関係性がゆえに、

うまく思ったことが伝えられなかったり。

今はやっている疫病でいろいろな価値観の違いがあぶりだされて、

個人的には「みんなちがってみんないい」と思っているのだけど。

うまくそれが伝わらなかったり、

気を使いすぎたり。

正直め

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がんばっても、がんばらなくても

がんばっても、がんばらなくても

頑張ってnoteを続けようと思っていたのですが、色々なことが重なって、頑張れませんでした。

しばらくぼんやりと過ごしながら、ふと思ったことがあります。

よく「頑張れない自分はダメだ」と思うことがありまして。

”つらくても、頑張らないといけないことがある。

とか、

”頑張った先に見えるものがあるはず。””

とか。

あと、

”がんばって、偉いね”とか。

もちろん頑張ることはすごいこと

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気が付けばライスがライフになることもある

気が付けばライスがライフになることもある

ライフワーク、という言葉がある。

少し調べると、、その人の天職。一生をかけてやり続けたいこと。というような意味あいの言葉で説明されている。

なんだか仰々しくも感じる。

一方、ライスワーク。

こちらは、ライス=食べ物、つまりは食べるためにしている仕事。

ちょっと奥ゆかしさすら感じる。

私にとってライフワークは音楽。

ライスワークは、なんやかんや長くいる今の業界のお仕事だと思っていた。

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認めて欲しい人に認められないとダメだと思っていたけど、そもそもそれは主観だよね、って思った話

認めて欲しい人に認められないとダメだと思っていたけど、そもそもそれは主観だよね、って思った話

※表現が間違っていたと感じたので、加筆修正しました

かれこれ20年くらい、めちゃくちゃ細々と音楽活動をしている。

20年と言っているが、延べ活動実績でいうと5年くらいかもしれない。(もう少しあるかもしれない)

社会人をやりながら、それでも音楽は続けたくて、たいして上達はしないまま続けている。

でも、私は自分がやっていることは、好きだといえる。

正確には、好きだといえるようになった。

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"スキ”は伝えたほうがいい

"スキ”は伝えたほうがいい

noteを初めて地味に1か月半ほど過ぎた。

カスタマイズをよくわかっていなかったのだけど、スキをくれた時に出るメッセージの設定を変えてみた。

数えるほどだけど、見ず知らずの私の文章を読んで、「スキ」をしてくださる方がいるのは本当にありがたいなあ、と思っている。

「スキ」で、めちゃくちゃハッピーな気持ちになれる。

スキを押してくれているあなたのおかげで、私はすごく幸せな気持ちをもらっている。

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絶妙な距離感

絶妙な距離感

店員さんとの距離感は、人によって好みが分かれると聞く。

以前何かで、

「よく行くコンビニでいつも買うものを覚えていて、何かの時に探していたら店員さんから「これですね」って先に言われて、それからそのコンビニに行くのをやめた」

というニュアンスの内容を書いている人がいた。(内容はうっすらしか記憶していないけど、なんかそんな感じのこと。)

そして、意外にその内容に、賛同している人がいたことを覚え

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論理的思考力ブルース

論理的思考力ブルース

論理的に考えるということが、すこぶる苦手だ。

20代の頃は、今以上に感性だけで生きていたので、理詰めの人に泣かされることもたくさんあった。

今でも印象に残っていることがある。過去に、職場の同僚にプライベートな飲み会か何かの連絡をすることになってメールを送った。

もううろ覚えでしかないけど、次のような感じのノリで送ったと思う。

おつかれ!今度の飲み会なんだけど、場所とか、開始時間の希望、食べ

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お葬式でかけたい曲を決めている

心を揺さぶる音楽って、生きてるといくつか出会うことがある。

恋をして浮き足立ってたとき。

仕事がいやで、なんとか前向きになりたかったとき。

失恋して、めちゃくちゃ傷ついたとき。

そういった音楽は、その瞬間自分が必要としていたものだったんだな、と思う。

久しぶりに聴きたくなって、その時の経験を懐かしく反芻することもあるが、そんなに繰り返して聴くこともない音楽も、結構ある。

かつては何度も

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「好きなこと」「やりたいこと」という呪い

「好きなこと」「やりたいこと」という呪い

「好きなことで生きる」

「好きなことで稼ぐ」 

「やりたいことで収益化する」

そんなフレーズを、ここ数年でよく見かけるなぁと思う。

私自身のキャリアも、結果的に今好きなことに近いことが一部生業になっているので、「好きなことで稼ぐ」に近い状態かもしれない。

基本的に、年を取れば取るほど自由に生きられるようになっているし、縁あって好きなことに集中しやすい環境にある。

なので、「好きなこと」

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「良いお年を」って、なかなか言いたくない

「良いお年を」って、なかなか言いたくない

2020年もあと半日程度。

今年は忘年会もなく、人に会ことも少なかったので、「良いお年を」と、言い合う機会も少なかった。

「良いお年を」

私はこの言葉をいうタイミングを、いつも迷ってしまう。

たった一ヶ月、数週間、数日。日付を跨ぐだけなのに、年末はなにか特別感がある。

街がクリスマスムードになるくらいから、焦りにも似た切なさを感じてしまうのはなんなんだろうなぁ、といつも思う。

一年の区

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ハムスターを飼っている

ハムスターを飼っている

ハムスターを飼っている。

名前はしもふり。

リアルブラック、という種類のジャンガリアンで、黒毛でわずかに背中に白い斑点がある。

その斑点が珍しくて、すぐにこの子に決めた。

名前は、「残雪(ざんせつ)」と「しもふり」で迷い、しもふりに軍配が上がった。

ハムスターは、気温差が苦手らしく、冬も夏もエアコンは欠かせない。環境変化もストレスになるらしい。

なんかめちゃくちゃ繊細だから、むしろ野性

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東京

東京

「東京の街に出てきました」は、くるりの「東京」の歌詞。

私は地方出身者だ。

東京に出てきて20年近くたつ。

東京は、学生のころからあこがれの場所だった。

小学生の頃に愛読していた「なかよし」に連載していたひうらさとるさんの描いていた「レピッシュ!」という漫画では、主人公が

「東京タワーに住むのが夢」

と言っていた。

「東京タワーから続いてく道」

と歌っていたのは小沢健二さん。

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46億年分の一瞬

46億年分の一瞬

生きてると、どうにもこうにも落ち込むことはあるもので。

仕事で躓いた

好きな人に振られた

大切な人を亡くした

選んだ服が気に入らなかった

大好きな友達と喧嘩した

などなど。大小問わず、いろんなことに行き詰まったり落ち込んだり。

そんなときの解消法。人それぞれあると思う。

誰かに話を聞いてもらったり、お酒を飲んだり、好きなテレビを見たり、ひとりカラオケ行ったり、大好きなミュージシャン

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