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ライフワーク:シーグラスというバンドの鍵盤ボーカル。 音楽はこちらです。⇒https:…

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ライフワーク:シーグラスというバンドの鍵盤ボーカル。 音楽はこちらです。⇒https://www.youtube.com/channel/UCM2y8MpxLfsRS6MCecdcEBA ライフ&ライスワーク:アンドラゴジー。HR。 ここでは雑記的にゆるゆる文章を発信します。

最近の記事

「ブギーバックカバー」に参加してみた

自分の好きな人に、自分の作った作品を見てもらえる時代が来るなんて、 イマジン、って言われてもできただろうか。 そんな夢のようなできことが、2022年の3月に起こった。 それは一つのツイートから。 沢山興味深い記載があるが、要は「今夜はブギーバック」を何らかの形でカバーして、インターネット上に載せれば見てくれる、ということだった。 うそでしょ、と思った。 人生で一番好きなミュージシャンは誰か、と言われたら、迷わず「小沢健二」さん、と答えるくらいには小沢健二さんが好きだ

    • ショートホープ【超短編小説】

      3月というのに、東京は氷点下を記録した。 時刻は22時を過ぎている。 「さっむ・・・」 最近は喫煙者へのあたりがきつく、外階段のむき出しになった喫煙所で 浅田智也は煙草に火をつける。 遠巻きに、東京タワーが見えるこの階段は、密かに気に入ってはいた。 期日ぎりぎりの仕事がようやく終わり、帰宅前に一服しようと、帰り支度のままこの階段に立ち寄った。 智也はあれ、と思った。 いつもは柔らかい赤色で全身を輝かせている東京タワーだが、今日は半身しか輝かせていなかった。 社会人になっ

      • 「〇年後」システム

        漫画でよくある「〇年後」ってシステム。 ここ最近あれはとてもよくできているな、なんて思うことがあります。 人生を振り返って、スポットスポットで思い出すことって、その前後に何かしらイベントが起こったことが多くないですか? もちろん、ふと思い出す何気ないシーンもあるけれど、 「ああ、あの時こうだったな」 みたいに、いろんな感情とともに思い出すのは、たいていちょっとしんどいことがあったときなんですよね。 「〇年後」 それが、過去の時間軸から見て、思い出したその瞬間だっ

        • 知らない人といるほうが楽

          …って時、ないですか? 気心知れた相手といるほうがもちろん楽、ってことが多いのだけど、 知っているからこそ気を使ったり、 出来上がって硬直した関係性がゆえに、 うまく思ったことが伝えられなかったり。 今はやっている疫病でいろいろな価値観の違いがあぶりだされて、 個人的には「みんなちがってみんないい」と思っているのだけど。 うまくそれが伝わらなかったり、 気を使いすぎたり。 正直めっちゃ疲れたーって思うことが多いので、 今は知らない人の中にいるほうがなんとな

        「ブギーバックカバー」に参加してみた

          がんばっても、がんばらなくても

          頑張ってnoteを続けようと思っていたのですが、色々なことが重なって、頑張れませんでした。 しばらくぼんやりと過ごしながら、ふと思ったことがあります。 よく「頑張れない自分はダメだ」と思うことがありまして。 ”つらくても、頑張らないといけないことがある。 とか、 ”頑張った先に見えるものがあるはず。”” とか。 あと、 ”がんばって、偉いね”とか。 もちろん頑張ることはすごいことだし、大変。 でもここ数か月、家族や自分が体を壊したり、気持ちがぐらついたりし

          がんばっても、がんばらなくても

          気が付けばライスがライフになることもある

          ライフワーク、という言葉がある。 少し調べると、、その人の天職。一生をかけてやり続けたいこと。というような意味あいの言葉で説明されている。 なんだか仰々しくも感じる。 一方、ライスワーク。 こちらは、ライス=食べ物、つまりは食べるためにしている仕事。 ちょっと奥ゆかしさすら感じる。 私にとってライフワークは音楽。 ライスワークは、なんやかんや長くいる今の業界のお仕事だと思っていた。 私は、人材育成の業界が、気が付くと一番長い経験になっている。 あんまりよくわ

          気が付けばライスがライフになることもある

          認めて欲しい人に認められないとダメだと思っていたけど、そもそもそれは主観だよね、って思った話

          ※表現が間違っていたと感じたので、加筆修正しました かれこれ20年くらい、めちゃくちゃ細々と音楽活動をしている。 20年と言っているが、延べ活動実績でいうと5年くらいかもしれない。(もう少しあるかもしれない) 社会人をやりながら、それでも音楽は続けたくて、たいして上達はしないまま続けている。 でも、私は自分がやっていることは、好きだといえる。 正確には、好きだといえるようになった。 それまで、もう長いこと、私は自分の表現に対して自信もなく、いつまでも「音楽をやって

          認めて欲しい人に認められないとダメだと思っていたけど、そもそもそれは主観だよね、って思った話

          "スキ”は伝えたほうがいい

          noteを初めて地味に1か月半ほど過ぎた。 カスタマイズをよくわかっていなかったのだけど、スキをくれた時に出るメッセージの設定を変えてみた。 数えるほどだけど、見ず知らずの私の文章を読んで、「スキ」をしてくださる方がいるのは本当にありがたいなあ、と思っている。 「スキ」で、めちゃくちゃハッピーな気持ちになれる。 スキを押してくれているあなたのおかげで、私はすごく幸せな気持ちをもらっている。感謝。 フェイスブックやツイッター、YouTubeなんかも「いいね」ボタンがあ

          "スキ”は伝えたほうがいい

          絶妙な距離感

          店員さんとの距離感は、人によって好みが分かれると聞く。 以前何かで、 「よく行くコンビニでいつも買うものを覚えていて、何かの時に探していたら店員さんから「これですね」って先に言われて、それからそのコンビニに行くのをやめた」 というニュアンスの内容を書いている人がいた。(内容はうっすらしか記憶していないけど、なんかそんな感じのこと。) そして、意外にその内容に、賛同している人がいたことを覚えている。 「個人特定をされるとやりづらい」というタイプの人なのだろうな、と思う

          絶妙な距離感

          論理的思考力ブルース

          論理的に考えるということが、すこぶる苦手だ。 20代の頃は、今以上に感性だけで生きていたので、理詰めの人に泣かされることもたくさんあった。 今でも印象に残っていることがある。過去に、職場の同僚にプライベートな飲み会か何かの連絡をすることになってメールを送った。 もううろ覚えでしかないけど、次のような感じのノリで送ったと思う。 おつかれ!今度の飲み会なんだけど、場所とか、開始時間の希望、食べたいものとかある?もしくはこれはダメってものがあれば遠慮なく言ってねー。 プラ

          論理的思考力ブルース

          お葬式でかけたい曲を決めている

          心を揺さぶる音楽って、生きてるといくつか出会うことがある。 恋をして浮き足立ってたとき。 仕事がいやで、なんとか前向きになりたかったとき。 失恋して、めちゃくちゃ傷ついたとき。 そういった音楽は、その瞬間自分が必要としていたものだったんだな、と思う。 久しぶりに聴きたくなって、その時の経験を懐かしく反芻することもあるが、そんなに繰り返して聴くこともない音楽も、結構ある。 かつては何度も何度も聴いていたのに。 一方で、定期的に自分の立ち位置が見えなくなったときに聴

          お葬式でかけたい曲を決めている

          「好きなこと」「やりたいこと」という呪い

          「好きなことで生きる」 「好きなことで稼ぐ」  「やりたいことで収益化する」 そんなフレーズを、ここ数年でよく見かけるなぁと思う。 私自身のキャリアも、結果的に今好きなことに近いことが一部生業になっているので、「好きなことで稼ぐ」に近い状態かもしれない。 基本的に、年を取れば取るほど自由に生きられるようになっているし、縁あって好きなことに集中しやすい環境にある。 なので、「好きなこと」、「やりたいこと」がある自分にとって、ネットでいろんな発信ができたり、人生長生き

          「好きなこと」「やりたいこと」という呪い

          「良いお年を」って、なかなか言いたくない

          2020年もあと半日程度。 今年は忘年会もなく、人に会ことも少なかったので、「良いお年を」と、言い合う機会も少なかった。 「良いお年を」 私はこの言葉をいうタイミングを、いつも迷ってしまう。 たった一ヶ月、数週間、数日。日付を跨ぐだけなのに、年末はなにか特別感がある。 街がクリスマスムードになるくらいから、焦りにも似た切なさを感じてしまうのはなんなんだろうなぁ、といつも思う。 一年の区切りという、「終わりとはじまり」を、意図的に作り出されているから、「終わるまでに

          「良いお年を」って、なかなか言いたくない

          ハムスターを飼っている

          ハムスターを飼っている。 名前はしもふり。 リアルブラック、という種類のジャンガリアンで、黒毛でわずかに背中に白い斑点がある。 その斑点が珍しくて、すぐにこの子に決めた。 名前は、「残雪(ざんせつ)」と「しもふり」で迷い、しもふりに軍配が上がった。 ハムスターは、気温差が苦手らしく、冬も夏もエアコンは欠かせない。環境変化もストレスになるらしい。 なんかめちゃくちゃ繊細だから、むしろ野性でどうやって生きているのか心配にすらなる。 種類にもよるが、基本的に多頭飼いは

          ハムスターを飼っている

          東京

          「東京の街に出てきました」は、くるりの「東京」の歌詞。 私は地方出身者だ。 東京に出てきて20年近くたつ。 東京は、学生のころからあこがれの場所だった。 小学生の頃に愛読していた「なかよし」に連載していたひうらさとるさんの描いていた「レピッシュ!」という漫画では、主人公が 「東京タワーに住むのが夢」 と言っていた。 「東京タワーから続いてく道」 と歌っていたのは小沢健二さん。 そんな大好きなものたちの語る「東京」に、無自覚に影響されていたのかもしれない。

          46億年分の一瞬

          生きてると、どうにもこうにも落ち込むことはあるもので。 仕事で躓いた 好きな人に振られた 大切な人を亡くした 選んだ服が気に入らなかった 大好きな友達と喧嘩した などなど。大小問わず、いろんなことに行き詰まったり落ち込んだり。 そんなときの解消法。人それぞれあると思う。 誰かに話を聞いてもらったり、お酒を飲んだり、好きなテレビを見たり、ひとりカラオケ行ったり、大好きなミュージシャンのライブに行ったり。 でも、それがかなわないときは…? みんな忙しくて話を聞

          46億年分の一瞬