記事一覧
メキシコ留学を終えました
帰国までの経緯 4月8日、コロナの影響で、留学を中断し、日本に帰ってきた。メキシコにいたい気持ちはあり、ぎりぎりまで荷物もまとめず、本来帰国予定日だった7月31日に帰ることも検討していた。しかし、参加している日墨政府の交換留学プログラムの担当であるCONACYT(メキシコの文部科学省)から、希望者の早期帰国が認められ、家族に相談すると、母に一刻も早く帰ってこいと言われた。実際、3月半ばから通ってい
もっとみる移民から考えるメキシコの人々の寛容性
これまで3か月メキシコで過ごしてみて、全体として、メキシコの人たちは「人見知りしない」「フレンドリー」「寛容」であると思うことが多い。パーティーに様々な人を受け入れ、初対面でも積極的にコミュニケーションをとったり、日本も含め、他の国の文化(特にヨーロッパ)に対して憧れや尊敬の念を見せたり、バスの中で、たまたま隣り合った人同士で世間話を始めたりしているのを見ると、その人懐っこさと好奇心に、驚かざる
もっとみるメキシコのフィエスタ(パーティー)について
10月10日に語学学校の試験が終わり、11日から17日までグアナファトへ旅行していたので、しばらく机に座ってじっくり考えたり何かを書いたりということをしていませんでした。2か月間、とりあえず語学学校やメキシコシティの生活に慣れるのに必死で、疲れもたまっていたので、とりあえずすべてをリフレッシュしたいという気持ちで、目的のない行動ばかりしていました。グアナファトで十分気分転換して、きのうメキシコシ
もっとみるメキシコ 公共バスの魅力について
8月27日、月曜日から大学の語学学校の授業が始まりました。毎日あるのかと思っていたのですが、8時から9時の文法は月水金、午後のダンスのクラスは水木だけだと知り、少し余裕ができたなとほっとしました。9時から12時のスペイン語のクラスは、平日毎日なので、早起きしなければ、と気が張ります。
学校へは、公共のバスで行きます。メキシコシティでは、メトロブスという、道路上に専用レーンが設けられたバスか、
なぜラテンアメリカ、なぜメキシコなのか—観察するにあたっての視点—
メキシコで1年間住むにあたって、様々な人からなぜメキシコがいいのか、尋ねられることが増えました。そのため、改めて自分の原点を振り返ろうと思います。大きく言えば、小さいときに山口県から埼玉県に引っ越したこと、中学高校で「持続可能な開発」について学んだこと、家族の問題で悩んだこと、大学1年生でインドに行ったことがきっかけだったと思います。
私は山口県で生まれ、小学校1年生まで田舎で育ちました
メキシコで1年間暮らします
はじめまして、ぺけです。現在、大学院修士課程1年で、ラテンアメリカの社会運動について研究しています。
現在8月から、日墨戦略的グローバルパートナーシップ研修計画の47期生として、メキシコに1年間滞在します。今回はプログラムの説明を行いますが、それ以降はメキシコに住んでみて感じたことや、日常生活でどう過ごしているかなど、様々なことを素直に書きたいと思っています。
私の参加しているこのプログラムは