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記事一覧

夜に遠くの電車音が聞こえるとほっとするという話

夜に遠くの電車音が聞こえるとほっとするという話

夜になると遠くの電車の音が聞こえる。

昼間には聞こえない。もっと近くで沢山の音が溢れているから。
みんながそれぞれに、ごちゃごちゃと活動している昼間。
昼間の空気は暖かい。地面が熱をどんどん溜め込んでいる。
そこで動きまわっている私たちのいろんな感情も、熱として吸収されているかもしれない。

そして夜になると、地面の熱は宇宙へと一気に逃げる。空気はうんと冷たい。これが、放射冷却現象。
空気がうん

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チェス初心者【ステイルメイト】

最近チェスのアプリで遊ぶようになった。といってもまだ各駒の動かし方を覚えただけで、基本のルールすら身についていないのだ。
そんな私が何度もやらかしてしまうのが、

「勝ったつもりがステイルメイトにしてしまった」

これである。

チェスは、相手側のキングを勝ち取るのが目的のゲームだ。相手側のキングを攻める位置に駒を進めた状態を「チェック」といい、チェックから逃れられない状態まで追い込めば勝ちとなる

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4月!専門学校入学した22歳ストレスで吐きそう

4月!専門学校入学した22歳ストレスで吐きそう

昨日の最大のイベントは、
春の定番「自己紹介」。

もう順番を待っている間から手足は勝手に震えてるし心臓もバクバクしてたけど、なんとか話したいことをちゃんと話せました。
マジで昨日の私は偉い。今日の私もついでにえらい!

あと何気に昼食時がつらすぎました。
私は体質上、他人と一緒に食事をするのが苦手です。
簡単に説明しますと、誰かとコミュニケーションをとりつつ食べ物を食べるという行為が難しいんです

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東野圭吾『新参者』感想

東野圭吾『新参者』感想

※微ネタバレあり

この作品は、東野圭吾の加賀恭一郎シリーズのいっかんで読んだ。

一言で表現すると、「人情が結びついて殺人事件の背景は浮かびあがる。」

加賀恭一郎が日本橋署に異動して初めて担当する殺人事件。9章で構成されており、人形町という同じ町のさまざまな人々に加賀が聴き込み調査を行なっていく。

この人が犯人かと思いきやそうではないという展開が続く。章ごとに異なる人を描いているので、それぞ

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【Kalafina】「東から西へ」吹く風について考察する②

【Kalafina】「東から西へ」吹く風について考察する②

前回の記事

『storia』と『symphonia』の歌詞に含まれる、
「東の風に」
「風は西へ」
という表現。
これってどちらも、
「東から西へ吹く風」を表しているように聞こえます。

単なる
「風が吹く」
ではなく、わざわざ風向を定めているということは、何か意味があるはず。(たぶん)
いろいろ考えましたが、私の結論としては、

この「風」とは、貿易風を表している

というのがしっくりきました

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【Kalafina】「東から西へ」吹く風について考察する①

【Kalafina】「東から西へ」吹く風について考察する①

私の大好きなユニットグループ「Kalafina」さんの楽曲、
『storia』
『symphonia』
の一部分について、勝手に深読みしてみます。

2曲はいずれも、以前NHKで放送されていた歴史情報番組『歴史秘話ヒストリア』のテーマ曲。『storia』はopテーマ、『symphonia』はedテーマとして流れました。

どちらも「歴史」というテーマを感じさせるバラード調の素晴らしい曲なのですが、

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モーター音が苦手だ。

モーター音が苦手だ。

苦手というのか、長時間続けて聞いているとソワソワして、今すぐその音の元を止めたくなる。例えば扇風機だが、意識しないうちはよいのだが途中からつい音が気になってしまい、先ほども昼寝の途中だったがガバッと起き上がってスイッチを止めに行ってしまった。最近どんどん暑くなってきて、扇風機も付けずに晴れた日に昼寝なんかしていてはあまり気持ちよくないものだ。熱中症の危険もある。

(とはいえ、決して休むのに最適で

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自分の名前が自分の好みすぎる話 後半

自分の名前が自分の好みすぎる話 後半

こんにちは。前回は自分の名前の漢字「未」が否定の意味の接頭語で、ネガティブな意味に捉えられがち、という話でした。

中学校1年生のときの担任が国語の先生で、こんなことを教えてくれたんです。

辞書を引いてごらん。

・「非、無、不」は、「...でない」「…しない」。

・「未」は、「まだ…でない」「まだ…していない」。

「まだ」が付いてくるのは、「未」だけ。「未」だけが、「可能性」を持っている、

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自分の名前が自分の好みすぎる話

自分の名前が自分の好みすぎる話

お父さんお母さん、私の名前を「みう」にしてくれてありがとうございます。

子どものときは知らなかったのですが、「みう」ちゃんというのは日本の女の子にはしばしばある名前らしいです。実際小学校を卒業して中学校に上がると、同級生に同じ「みう」ちゃんが一人いて、密かに親近感を持っていましたね。

漢字は、「美羽」「美雨」とかが多いイメージですね。名前の「ミ」は「美」という字があてられるというパターンは非常

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