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めろんだいふく
2024年3月18日 18:07
誰かの言葉によって救われ誰かの言葉によって傷つけられることがある。顔の見えない言葉でこの世界は溢れている。夜空に広がる星たちのように簡単に触れることができる。私の心を軽くした言葉も。希望を見せてくれた言葉も。涙を見せてくれた言葉も。誰かから直接受け取る言葉よりも関わりのない人から受け取る言葉にほんの少しの期待と恐怖感の両方を持ちながら私も目の前に広がる宇宙に自分の言葉を投
2024年3月11日 19:47
身に覚えのある胸騒ぎが私のもとへ訪れた。何も考えられないほどの混乱と強いめまいが同時に襲いかかった。私は誰かの基準、価値観に侵されている。期待、責任、役割、苛立ち、蔑んだ眼差し。それらを同時に処理し切れなくなった私に告げられたのは適応障害という4文字だった。私自身がこの先をどのように歩むべきなのかを問われた瞬間で、他人の基準や価値観に応えることのできなかった私自身と私の価値
2024年3月7日 19:09
唯一無二の魅力、唯一無二の声、唯一無二の美しさ。誰もたどり着けないくらい自身の唯一無二な部分を探す旅を私はずっと続けている。私は容姿に恵まれたわけでも運動神経が抜群なわけでもない。輝かしいほどに綺麗な声も持ち合わせていない。それでも追求することを止めずに歩いていた。目の前に誰にも手にできないものがあることにも気づかないまま。テレビに映る容姿端麗なあの人もステージ上で思いのま
2024年2月1日 02:32
3年振りくらいに心が悲鳴をあげた。たくさん浴びせられた言葉たちを受け止め切れず、閉ざされていたはずの心の扉は無理矢理に開かれた。そして、心の調子が悪くなり様々な感情が溢れ出してくる瞬間にこの世のものではない何かがやってくることがある。私は俗に言うこの世に存在しない何かが日常的に見える存在ではない。いや、見えなくなったと言うのが正しい表現かもしれない。幼い頃は視覚的にも見える
2021年11月20日 00:45
ふう。と1つ、ため息をついた。いつものように見る街並み。いつものように歩く歩道。いつものように青い空。なにひとつと言っていいほどに私の周りにあるそれらは変わらずにそこにある。ひとつ、またひとつと私の心は重くなったり軽くなったりを繰り返しているのに。過去を思えば悔やむこと未来を思えばほんの少しの希望と目の前にある不安とが入り混じった景色が常に私の中でぐるぐると回り続けて