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#お仕事の話

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失業、無職、転職など、波乱万丈のお仕事人生。何が来ても意外と平気。今、落ち込んでていても何とかなるものです。
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#転職

会社も、わたしも、変わらなくていい

会社も、わたしも、変わらなくていい

前職はめちゃくちゃ辞めたかったので、今回の転職は失敗ではないのだが、やっぱり転職したくなっている。

以前の職場は、上司二人がどうにもこうにも仕事ができず、また組織自体が抱えているジレンマがあり、10年20年頑張ろう、という気持ちは起こらなかった。薄給で貯金残高が増えるどころか減る、つまり貯金を切り崩す生活に、労働の阿呆らしさを強く感じていた。でも、その薄給で暇な職場のおかげで資格取得ができた。

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転職すると決めたぜ!

転職すると決めたぜ!

今、わたしが勤務している会社はクソである。ニッチな業界で、もともと酷い業界なのだが、まだ底があったのか、と驚いている。給与水準は悪くないのだが、これだったら、節約生活をして、もう少し給与の低い仕事でもいいや、と思ってしまった。

まず、上司が天文学的に無能。契約満了前に三人が一斉退職して、わたしが入社できたのだと知った。会議のときの発言もうすっぺらで、だんだん耐えられなくなってきた。この上司はこの

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退職届は離婚届のようなもの

退職届は離婚届のようなもの

今回、退職届を書きながら、次の会社とは添い遂げたい(定年退職まで勤めたい)、としみじみ思った。

そのためには、謙虚に真摯にやっていこう。日々、無理はしない。70%ぐらいで余力を残して、最低でも10年は働きたい。(ただ、過度な期待をしていると、来年の今頃もまた転職活動に四苦八苦している可能性もゼロではない)

転職先も、最初は契約社員なのだが、時給ではなく月給である。その有難さに涙が出る。時給だと

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何も言わないようにしている

何も言わないようにしている

新しい職場で働き始めてから、2週間ぐらいが経過した。

長く働けるかどうかは、まだわからない。ただ、平穏な雰囲気があり、居心地は悪くない。

居心地の良さを壊さないためにも、何も言わないようにしている。

過去の職場と比べたり、自分の経験を語ったりしないようにしている。

今の職場の文化に口は出すまい。評価できるような立場ではない。

ただ、薄給なだけあって、入れ替わりが激しいらしく、「まずいんじ

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感情を使わない仕事

感情を使わない仕事

初出勤を終えて、へとへとに疲れた。

多くのはじめての人に会い、体が強張っていた。デスクワークで体を動かさなかったこともある。

一方の心と頭は疲れていなかった。それは、不思議な感じがした。

わたしは、これまで感情労働をしていたのかな、と思った。

まだまだ業務のことはわからないのだけれど、給料は下がったのに、なんだか高給取りになったような気がする。

「感情を動かさない」で働く。そんなことがで

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転職せずに定年退職を迎えられる人

転職せずに定年退職を迎えられる人

昨今、転職せずに新卒で入った会社で定年退職を迎えられる人なんて、ほとんどいない。

今、50代の人は逃げ切れるかもしれない。20~40代の人は無理だと思う。会社はあなたより短命である、という時代になっている。そのようなことがリンダ・グラットンの『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』に書かれていたと思う。

ただ、一社で定年退職を迎えられる人は幸福であるとも思う。クビにならず、トラブルも起こさず

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無職90日の感慨

無職90日の感慨

無職になってから、90日が過ぎた。今後のために振り返りをしておきたいと思う。

仕事をしなくなって、はじめの1か月はとてもつらかった。精神的に追いつめられるような感覚と「自由だ」という解放感のあいだを行ったり来たりしていた。この揺れの幅が思いのほか大きく疲れていた。

2022年の年明けからは、この生活に慣れてしまい、時間が経つのがものすごく早くなってきた。寒さとコロナがあいまって、外に出たくない

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理不尽とたたかうこと

理不尽とたたかうこと

ある程度、社会の中で生きていると、理不尽な人、理不尽な出来事に遭遇することは少なくない。

例えば、接客業をしていれば、急にお客さんから怒鳴られたり、罵倒されたりする。そんなとき、周囲がフォローしてくれれば、その傷は浅い状態で済む。ただ、その期待が裏切られることもある。余裕のない上司が「もっとしっかりしてね」と追い打ちをかけてくることもある。

「そんなこともあるさ」と流せる人は強い人であり、働く

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ストロングゼロの誘惑

ストロングゼロの誘惑

わたしは、アルコールに弱い家系の人間だ。

母方はほとんど下戸。父方の祖父は、アルコールが弱いにも関わらず深酒を続け、40歳で肝臓がんで亡くなっている。

だから、わたしも、アルコールを飲めば、飲み続ければ、確実に健康が蝕まれることはわかっている。

大学時代もお酒は断ってきたし、社会人になってからも、極力飲まなかった。飲めば頭痛やくしゃみに苦しむことになるのだから。

今、わたしは無職で、明日の

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失業を機にやめたもの

失業を機にやめたもの

「失業」「無職」という甘美な響きにも慣れ、日中、突然、体が震え出したりもするが、何とか生きている。

収入がなくなるので、意識的にやめたものがあるので紹介しよう。

まず、はちみつ。わたしは、コーヒーに蜂蜜を入れて飲んでいた。味がまろやかになるような気がしたし、砂糖よりも低カロリーなので、気に入っていた。ただ、やはり砂糖と比べると、高いので、今は購入を控えている。

次は、柔軟剤シートである。わた

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ポジティブなフィードバック

ポジティブなフィードバック

先日、今後の転職活動やキャリアの指針について、とある人に相談をしたところ、ポジティブなフィードバックをいただけた。

「あなたなら活躍できますよ。期待しています」

そう言われ、ぱっと視界が開けたような気分になった。

お世辞や社交辞令だったとしても、前向きな言葉をもらえると、うれしくなるものだ。

そして、次の職場があれば、わたしが一番下っ端だとしても、ポジティブなフィードバックやコメントをして

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人が消えていく

人が消えていく

毎日、見かけていた人がいなくなってしまう。

通勤や通学である程度、同じリズムで暮らしていると、そういう人の一人や二人は誰しもいるのではないだろうか。

うちの近所には、ホームレスのおじさんがいた。年はわからないが、70歳前後といったところだろうか。

常に荷物はきれいに整えられ、布団をきちんと畳み、服装もポロシャツにチノパンといった感じで、清潔感のある人だった。ガスコンロで調理しているようで、段

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不安の正体を知る

不安の正体を知る

不安に実体はなく、妄想とそう大きくは変わらない。

失業することが決まり、ふと背筋が凍り、自分の浅はかな行動を悔やんだりもする。ただ、それは漠然としており、いたずらに自分で不安を煽ってしまっているような気もする。

というわけで、自分が何を怖がっているのかを整理してみた。

①正社員の特権とも言える手厚い社会保障から外れてしまうこと(厚生年金や健康保険など)

②来年の税金の額はどうなるのか

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おすすめのペンと断捨離

おすすめのペンと断捨離

ここ最近、思考がまとまらず、集中できない感じがする。「感じ」だけなので、「えいや!」と覚悟を決めれば、まだタスクをこなすことはできる。

(鬱に入ると、できなくなるので気をつけなきゃ)

その理由は、雑然とした部屋にあると思う。退職を機に、自宅に私物を持ち帰っているのだが、予想以上に、物が増え続けている。仕事に役立つかもしれない本、クリアファイル、ボールペンなどの類が、狭い部屋のスペースを取ってい

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