見出し画像

おすすめのペンと断捨離

ここ最近、思考がまとまらず、集中できない感じがする。「感じ」だけなので、「えいや!」と覚悟を決めれば、まだタスクをこなすことはできる。

(鬱に入ると、できなくなるので気をつけなきゃ)

その理由は、雑然とした部屋にあると思う。退職を機に、自宅に私物を持ち帰っているのだが、予想以上に、物が増え続けている。仕事に役立つかもしれない本、クリアファイル、ボールペンなどの類が、狭い部屋のスペースを取っていく。すべて使えるものなので、捨てるのは忍びない。

もちろん、文房具や本なので、単価は低い。ただ、何本もある黒のサインペンを見て、どうしてこんなに買ってしまったのだろう、という気持ちにはなる。足りなくなることを恐れていたのか、買うことでストレスを解消していたのかはわからない。ただ、もう、向こう3年は文房具を買う必要はないだろう、と思う。

それに使う文房具は限られていて、レギュラーメンバーは固定されている。もう全然、采配しない監督である。

わたしの精鋭たちを紹介しよう。

①PILOT パイロット フリクションポイント ノック式 0.4mm

これはお馴染みのフリクションだが、0.4mmはちょっと高級感があると勝手に思っている。ノック式で使いやすく、長さがある分、0.38mmより、細かい書き込みもしやすい。赤、青、黒の3色があれば、手帳などは事足りる。

②Uni 三菱鉛筆 油性ボールペン ジェットストリーム 0.5

公的書類なんかは、油性ボールペンかつ書きやすいジェットストリーム(JETSTREAM)で対応している。これを1本、持っておけば安心。赤も、持っている。ボールペン界の大谷翔平だ。(メタファーが雑)

③ZEBRA ゼブラ 水性ペン クリッカート オレンジ

ちょっとした一人ブレインストーミングをしたり、TO DOリストをA4用紙に殴り書きするときに適している。書き心地もよい。ノック式なので、面倒が少ない。黒や濃紺、色ペンも、おすすめである。

④Uni 三菱鉛筆 蛍光ペン プロパス クイックドライ イエロー PUS138T.2

書類にマーカーを引くときは、蛍光の黄色ペンを使うのは、コピーしたときに影響しないことも大きい。

番外編 PILOT パイロット 水性ボールペン Vコーン LVE-10EF-B ブラック

原稿用紙に書くときは、これ一択だ。丁寧にじっくり書くこともできるし、流して書くこともできるし、殴り書きもできる。インクがだらだら出てしまうところが素晴らしい。にじむ、というのは豊かさの象徴である。

学生時代はシャープペンシルや鉛筆に対するこだわりがあったような気もするが、フリクションの登場により使わなくなってしまった。

わたしは「日本スゴイ論」が嫌いなのだが、文房具メーカーだけは、本当にすごいと思う。パイロット、Uni(三菱)、ゼブラは三銃士だと思う。

ノート系だと、KOKUYO、MIDORI、DELFONICSを使うと、アガる。

多幸感のために、わたしは文房具をちょこちょこ買っていたのだろう。我ながら、可愛げがあるではないか。

「ヴィトンの財布を買って、テンションあげる」とかと比べれば、あまりに慎ましくて涙が出る。

ただ、これからは断捨離が必要だ。意識的に手を動かして、捨てて、紙に書くというアウトプットもしていきたい。



チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!