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不安の正体を知る
不安に実体はなく、妄想とそう大きくは変わらない。
失業することが決まり、ふと背筋が凍り、自分の浅はかな行動を悔やんだりもする。ただ、それは漠然としており、いたずらに自分で不安を煽ってしまっているような気もする。
というわけで、自分が何を怖がっているのかを整理してみた。
①正社員の特権とも言える手厚い社会保障から外れてしまうこと(厚生年金や健康保険など)
②来年の税金の額はどうなるのか
③毎日、話せる人がいなくなってしまう(人間関係がなくなってしまう)
④再就職ができるかどうか(転職活動する気力が戻るか)
⑤貯金を切り崩す生活で大丈夫か
今のところ、心配なことは、こんなところである。
対応策はこんな感じになる。
①国民年金と国民健康保険に入ればよい
おそらくわたしが年金を受給できるのは70歳で、30年以上先のことになる。生きているかどうかも定かではないのだから、手取り額や支給額の少なさを恐れ、思い悩むのは、ちょいとナンセンスである。
②確定申告をして、無駄に徴収されないように気を付ける
退職者にできる節税対策がないかどうか調べる。
③資格の学校で、ゆるい人間関係を作る
あいさつだけでも、人と接していれば、病まずに済むはず。先生にたくさん質問しよう。
④転職活動は急がない
急いては事を仕損じる、という言葉もある。急いで、またブラック企業に入るのもあれなので、充電しながら、勉強をして、レベルアップをしたい。失業保険も、もらえるのだろうから、焦らない。これも、ちゃんとハローワークで確認せねばならない。最悪、個人事業主に戻ってもよし。
⑤節約をする
コンビニ弁当をやめ、自炊をしたり、スーパーの総菜をちょっとだけ買うなどして、食費を減らす。光熱費を減らすため、早寝早起きを心がける。
こんなところだろうか。
不安を可視化することで、かなり落ち着いてきた。
わたし個人が抱えられる問題の総量や幅には限界がある。解決できない問題も小さなことだ。
気長に無職を楽しみたいと思う。
(ちなみに、わたしはTomyのファンです)
チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!