記事一覧
新型コロナ対応で倒れた医師の想い【ドクターヘリから救急医療ドローンとAIへ】
コード・ブルー「リアル『コード・ブルー』」「美人すぎるドクターヘリ搭乗医師」として知られる救急医、そして「救急医療ドローンプラットフォーム」プロジェクトのパートナーである篠原希(Shinohara Nozomi)さんが、新型コロナウイルス感染症対応の激務の中で遂に過労によって倒れた。療養に入り、体調も回復しつつあるように見えた矢先、再び吐血。復帰への逸る気持ちが精神的負担として自身にのしかかってし
もっとみる【ドローンダンス】ChatGPTでドローンショー振付
ミュンヘン工科大学(Technical University of Munich)などの研究者らは大規模言語モデル(LLM)「ChatGPT」でドローンショー(ドローンダンス)の振付ができる「Swarm-GPT」を開発した。
音楽に合わせた複数機からなる群ドローン(drone swarm)のフォーメーション飛行によるエンタテインメントは「ドローンダンス」(drone dance)と呼称される。
もっとみる
【ドローン】全方位視覚自律航法マルチコプター
香港科技大学Aerial Robotics Groupの研究者らはオープンソースの全方位視覚空中ロボットプラットフォーム「OmniNxt」および高性能フライトコントローラー「NxtPX4」とマルチ魚眼カメラセットを開発。
ドローン(Quadcopter)に全方位視野(omnidirectional Field of View)センサーを採用するにはハードウェア設計やアルゴリズムなどシステムが複雑
【ドローン】欧州委員会エアモビリティ規制法案を決定: VTOL運航とエアタクシーにゴーサイン
欧州委員会(European Commission)はドローン(UAS)およびVTOL(垂直離着陸)機能を備えたエアモビリティ(manned VTOL-capable aircraft)に関する二次法案パッケージを決定。VTOL運航とエアタクシーにゴーサインを出した。
本法案パッケージは欧州航空安全庁(EASA)が2023年8月に欧州委員会へ提出した「ドローン(UAS)およびVTOL(垂直離着陸
【ドローン】新しい国際航空標準・勧告方式(SARPs)
日本をはじめ世界193箇国が加盟する国際民間航空条約(通称シカゴ条約)に基付き設置された国連専門機関である国際民間航空機関(ICAO)は第231回理事会において19の条約附属書のうち15の附属書を修正(Amendment)、情報管理(Information Management)に関する新たな「航空業務方式」(Procedure for Air Navigation Services)が採択された
もっとみる【災害時のドローン活用】ツリーでshadowbanされているポスト
『【災害時のドローン活用】ドローンで地震被害状況把握リアルタイム情報収集』についての一連のX/Twitter「災害時のドローン活用」スレッド(ツリー)においてX/Twitterにshadowbanされているポストを『note』に避難転載することにします。
以下において、まず「災害時のドローン活用」スレッド(ツリー)の要点ポストに触れた後、shadowbanされているポストを掲載します。
「災害
【ファクトチェック】日本ファクトチェックセンターによる『「(動画)ドローン配送の普及が進まないのは鳥に襲われるから」は誤り』判定を検証
日本では新聞やテレビはもちろんドローン専門メディアにさえドローンに関する不正確あるいは不適切なミスリード記事(報道)が氾濫しています。その中の一部には風評被害に繋がるものも存在します。
ドローン専門メディアの編集長から記事に間違いがあったら教えてくださいと社交辞令の挨拶は受けていますが、現状あまりにも誤りが散見されるため極力見ないようにしているのがドローン後進国であり衰退途上国でもある日本の現状
【2018年ドローンショー】かもめん空中さんぽ『こうべ海の盆踊り2018』
こうべ海の盆踊りみなとまち神戸の風物詩。冬の『神戸ルミナリエ』、春の『神戸まつり』、そして神戸の夏祭りといえばメリケンパークで開催される『こうべ海の盆踊り』です。
残念ながらコロナ禍でここ数年中止されていましたが、WHO(世界保健機関)がCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)によるPHEIC(国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態)宣言の終了を発表し、日本における感染症法上の位置付けも5類
【ハイブリッドドローン】最大7時間飛行、可搬重量45kg「Firefly」
ハイブリッドマルチローター(マルチコプター)ドローンの最長連続飛行時間記録はアメリカSkyfront社が13時間4分、スペインQuaternium社が10時間14分と海外ドローンメーカーは軒並み10時間を超えてきたが、アメリカParallel Flight Technologies社のハイブリッドマルチロータードローン(UAV)「Firefly」は最大ペイロード100ポンド(45kg)ながら最大飛 もっとみる
【規制に挑む】Walmartドローンデリバリーを米国6州34拠点400万世帯へ拡大
世界最大のスーパーマーケットチェーン「Walmart」でお馴染み、アメリカに本社を置く世界最大の小売業者Walmart社は、提携するドローンデリバリーのスタートアップ企業DroneUp社とオンデマンド商用ドローンデリバリーサービスを年内にアリゾナ州、アーカンソー州、フロリダ州、テキサス州、ユタ州、バージニア州のアメリカ6州34拠点400万世帯へ拡大させると今月(2022年5月)24日に発表した。
【空中・水中両用ドローン】空中を飛行し、水中を潜航する空水両用クワッドコプター
クワッドコプター(quadcopter)タイプのドローンは一般消費者(コンシューマー)向けのUAV(およびそのシステムであるUAS)として近年一般的なものとなったが、雨や雪などの気象条件に弱く、水上着陸ができないという欠点を抱えている。(尚、「quad」は「クアッド」と表記することが一般的になってきたが、航空業界では「クワッド」が使用される傾向にあるため本稿でも「クワッドコプター」という表記を用い もっとみる
【ドローンデリバリー】Amazonが脱落し、GoogleとWalmartが飛翔
Alphabet(Googleの持株会社)傘下Wing Aviation社は、人口760万人以上を有するアメリカ第4位の大都市圏(metropolitan statistical area)であるテキサス州のダラス・フォートワース複合都市圏(Dallas–Fort Worth metroplex)で2021年の秋からトライアル実施していたオンデマンド商用ドローンデリバリーサービス(drone de
もっとみる【ドローンにパイロットは不要】風を学習するドローン
自律型ドローン(autonomous drone)が本当に有用なものとなるためには現実世界の天候や風の状況に適応できなければならない。
そこで、カリフォルニア工科大学(California Institute of Technology)Division of Engineering and Applied Scienceの大学院生Michael O’Connell、Guanya Shiらはドロ もっとみる