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旅して感じた、鳥取県の14の「ここがすごい」

初めての鳥取を旅したら「すごい」と思うことが一杯でした。山陰の美味と温泉を巡る旅、旅の振り返りとともに魅力をご紹介します。鳥取県で訪れたのは、鳥取、三朝温泉、米子、境港です。鳥取に行ってみたいと思ってもらえるといいなと思って、私が感じた14の「ここがすごい」をお届けします。
早速発表しましょう!

ここがすごい①(鳥取) コナンだらけだった鳥取空港

その名も「鳥取砂丘コナン空港」。着陸後歩くボーディングブリッジの両側にも、ターミナルビルの中にも、あらゆる場所にコナン君
47都道府県で唯一行ったことがなかったのが鳥取県だったので、この旅でめでたく全制覇となりました。ようこそ鳥取県へ! が心にしみます。

空港バスで鳥取駅へ。券売機でICカードが使えました。

ここがすごい②(鳥取) 鳥取のお刺身がおいしい、ラッキョウもさすが!

ホテルについてタオルをむんずと掴み(理由はここがすごい③で)、夕食に。21:30からの予約も受けてくださった【鳥取美食こころび末広通り店】へ。個室が多いお店でした。「ここ一軒で鳥取県」というキャッチコピーの通り、鳥取の地の食材が色々。お刺身と名産のラッキョウはぜひ食べないと、と注文。日本海ぽいお刺身来ました! 旨味が強くてうっとり。赤なまこがこの日の刺盛に入っていて嬉しかったです。やや甘めのお醤油に、旅をしてるなという気分が盛り上がりました。

名産のラッキョウはパリッとした食感がたまらなく、日本酒にもバッチリでした。鳥取の地酒 日置桜をお燗で(旨!)

ここがすごい③(鳥取) 鳥取は繁華街に温泉がある。それもいくつも!

飲み屋街に温泉がわく街、鳥取。町なかに温泉の共同浴場がいくつもあるのに驚きました(日乃丸温泉、元湯温泉、木島温泉、宝温泉)
地名だって末広温泉町とか永楽温泉町とか「温泉」ってついてます。

夕食のお店からわずかに170m、【日乃丸温泉】へ寄ってみました。夜の12時まで営業。部屋のバスタオルを持って夕食にでかけたのはこのため。バスタオルを持って飲みに行くなんて、そうそうできない体験です。

入浴料は嬉しい450円。ボディソープなどの備え付けはないので、持参か番台で調達しましょう。源泉かけ流しで泉質はナトリウムー硫酸塩・塩化物泉でした。シャワーにいたるまで温泉水が使われています。
鳥取の「地牛乳」の白バラ牛乳を飲んで、体ぽかぽかで帰りました。

ここがすごい④(鳥取) 白バラ牛乳が一大勢力

旅をすると地元の牛乳をスーパーやコンビニで探して飲んでみるようにしています。鳥取の地酒ならぬ「地牛乳」は大山の白バラ牛乳。商品のバリエーションがすごく、空港のお土産コーナーでスイーツやグッズまで見かけました。

ここがすごい⑤(鳥取) 鳥取砂丘はやっぱり日本一だった

鳥取に来たら一度は行かないと、な鳥取砂丘。

私の想像をはるかに超える広大さで驚きました。人が粒のようです!

風が強くて厳しい環境でした。寒さ対策万全で行きましょう。
砂丘と併せて【鳥取砂丘 砂の美術館】を訪れるのも良さそうです。

ここがすごい⑥(鳥取) 「スタバは無いけど日本一の砂場はある」から生まれた【すなば珈琲】

スターバックスコーヒーが全都道府県の中で唯一無かった鳥取県(現在はあります)。知事の「スタバは無いけど日本一の砂場はある」という発言から生まれた【すなば珈琲】。そういう経緯で誕生したとは。

鳥取県民に愛されるスタバならぬスナバで朝食です。10:30まではモーニングセットのみの提供でした。10:30以降のメニューですが、鳥取らしいモサエビのホットサンド、気になります。

ここがすごい⑦(鳥取) 鳥取城跡に残る洋館【仁風閣】と東京 原宿の関係

洋館が大好きなので重要文化財の【仁風閣】を見に行きました。場所はかつての鳥取城のお堀の内側。もと鳥取藩主の池田侯爵によって明治時代に建てられました。鳥取県で初めて電灯が灯された、いわば当時の最先端のスポットでした。

室内も素敵。池田家の歴史の展示がありました。

支えの無い螺旋階段、当時のすごい技術を垣間見ることができます。

展示の中に「原宿屋敷」という言葉を見つけ、東京の原宿? はて? と思っていると。

池田家の東京の屋敷が東京の原宿にあって、もともとは鴨などの狩りの場だったと知りました。原宿で狩り、今では想像がつきません。東郷神社の池ってこのお屋敷の池だったのか、と鳥取と原宿の意外な接点にびっくり。

ここがすごい⑧(三朝温泉) 三朝温泉は世界屈指のラドン含有量→入ってよし飲んでよし吸ってよし

三朝(みささ)温泉の日帰り入浴を目指します。有名な温泉地、楽しみでした。「三朝」の由来は、滞在して3度めの朝(=三朝ですね)を迎えると病が消える、という評判からとも言われています。

三朝温泉では、温泉に入る、温泉を飲むの他に、「吸う」も推奨されています。それはなぜかというと

ラドン(放射線元素ラジウムが崩壊してできる気体)は呼吸で体内に入ると、血液を巡り全身の細胞を刺激して働きを活性化させます。つまり新陳代謝を促進し、免疫力や治癒力を高める手助けをしてくれるということです。これを「ホルミシス効果」と言い、三朝のラドン泉はホルミシス効果を与えるとして全国的に注目度が高まっています。

三朝温泉病院HP

というわけで、入浴中ずーっとスーハースーハー深呼吸をしていました。
三朝館】で日帰り温泉。滝の流れる日本庭園を眺める広い露天風呂にリラックスできました。泉質は、含放射能 / ナトリウム・塩化物泉。

もちろん飲泉も。まろやかな塩味でおいしかったです。おかわりしました。

ここがすごい⑨(米子) モサ海老が旨し!(米子の夕食どこに行く? 情報)

米子に宿泊しました。夕食は歩いて気になるお店に入ってみようと特に予約はせずに出発しました。2軒行ったのでご紹介。

【活魚料理 たこ八】

地元の人が次々と訪れるお店でした。
日本海の美しいお刺身

白イカの塩焼

【酒処 稲田屋 米子店】

酒蔵がやっているお店。おいしい日本酒と、お酒に合うものが一杯。
山陰の旅でぜひ食べていただきたい味、モサエビ。甘くておいしい!

ここがすごい⑩(米子) 町の酒屋で山崎の量り売りを発見! 倉吉18年も発見!

鳥取の地ウイスキーが気になり、酒屋さん【でいとす】を覗いてみることに。探していたものは松井酒造の「倉吉18年」。

あった! 黒い箱

レジに向かおうとすると、山崎のリミテッドエディションの量り売りも発見。勢いで購入!

米子の夜は最後に名物の牛骨ラーメンでシメにしようと密かにたくらんでいたのですが、ウイスキーの誘惑に負け早速部屋飲みすることに。
牛骨ラーメン情報はこちらから。

山崎のリミテッドエディション→倉吉18年をビジネスホテルの湯呑で飲むという、なんだか申し訳ないような、とんでもなく贅沢をしているような気持ちでした。部屋いっぱいに良い香りが広がりました。ハーゲンダッツのラムレーズンにたらりとかけて食べたのも最高に美味しかったです。

因みに倉吉シリーズは米子空港でも販売されていました。価格がだいぶ違います。(いいのかでいとす) 出発ゲートの近くで、倉吉のハイボールも飲めます。

ここがすごい⑪(境港) 境港は朝から新鮮なお刺身三昧ができる

朝食はお刺身を食べたかったので、港近くの【かいがん】にやってきました。

オーダーしたのはお刺身定食。主役はこちら、新鮮そのもののお刺身。

大漁旗の飾られた店内でいただきました。大満足。

レジの前に置かれた新聞。日本海新聞、山陰中央新報。新聞に山陰に来た感が盛り上がりました。

ここがすごい⑫(境港) 境港の蟹は安かった

ズワイガニ(山陰では「松葉蟹」と呼ばれます)の水揚げ量が日本一の鳥取県。米子に泊まり、翌朝は有数の蟹の水揚港のひとつ、境港を目指しました。
水産直売センターを3つ巡った結果、「カニ目線」で言うなら【境港水産物直売センター】が抜きん出ている印象でした。他2つはお土産物も強い印象。
お店の数が豊富。通路中央に椅子とテーブルがあり、買ったものもすぐに食べられるようです。

蟹の在庫も豊富。2匹3匹まとめて大きなビニール袋に入れてお得に売られているのを見ました(この売り方はここだけ)。足折れなど、訳あり品は結構安く買えそう。
北陸の旅で、福井産、石川産のズワイガニがウン万円で並んでいるのを見てきたので、鳥取の蟹の値段はかなりお手頃だと思いました

ここがすごい⑬(境港) 漁港の魚はやっぱり旨し【お食事処 峰】

境港の夜。かねてから行きたかった【お食事処 峰】を目指します。
日本酒は境港の酒蔵、千代むすびのみ。いさぎよい。

地魚のお刺身と、千代むすび3種の利き酒セット、赤なまこ、すずきの卵の煮付け。どう考えても日本酒に合いそうです。

魚の煮付けと、いかげその天ぷら

イカの醤油漬け。地酒の千代むすびと文句なし!

ねぎ畑がとても多かった境港。というわけでネギの天ぷら。甘くておいしい。

シメは宍道湖のしじみのお味噌汁。安らぐお味でした。

ここがすごい⑭(境港) 町は鬼太郎一色だった

駅も、駅にやってくる列車も、コミュニティバスも、あらゆるところに鬼太郎と妖怪がいる境港です。駅前のポストにも鬼太郎が鎮座しております。

駅前から伸びる【水木しげるロード】を歩きました。雨の夜。同行者は先に帰り、私ひとり。道の両側に次々に現れる妖怪の像。怖いぞ。

妖怪神社。目玉おやじの目が水の中でゆらゆら動いていたのが怖い!

マンホールも自動販売機も鬼太郎です。

鳥取銀行ATMにも、やぶれた提灯(怖いって)。下の立て看板には「妖怪に暗証番号を聞かれても教えるなって」←笑う

境港と米子の中間にある【米子鬼太郎空港】も、あらゆる場所に鬼太郎がいました。

だからおすすめ、鳥取の旅。

日本一の砂丘あり、極上の海産物あり、元気になれそうな温泉あり。鳥取は魅力がいっぱいでした。一番の衝撃は、鳥取駅から徒歩圏内、しかも繁華街エリアに温泉がわいていて、飲む前や飲んだ後に銭湯気分で気軽に温泉に入れることでした! バスタオル持参で飲んだのは初めてでした。

鳥取の旅、あなたも計画してみませんか?

旅の日程(鳥取&島根の旅でした)

今回は太字にした鳥取県の「ここがすごい」のご紹介でした。
次回は島根県の「ここがすごい」をお送りします。
1日目:夜 羽田→鳥取(鳥取泊)
2日目:鳥取三朝(みささ)温泉→松江→米子(米子泊)
3日目:米子境港→温泉津(ゆのつ)温泉(温泉津温泉泊)
4日目:温泉津温泉→出雲大社→玉造(たまつくり)温泉→境港(境港泊)
5日目:朝 米子→羽田
初日と最終日は飛行機で移動だけという感じ。実質2~4日目の2泊3日で可能な行程です。2~4日目はレンタカーで移動しました。旅をしたのは1月初旬です。


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