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辛くなったら読むnote

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2021年4月の記事一覧

諦めがもたらしたのは納得だった

諦めがもたらしたのは納得だった

10秒台で走る選手が隣のレーンにいて、私は絶望した。

伸びないタイム私は中高6年間を陸上競技部で過ごした。今振り返ると、そこには悔しかったり辛かったりした場面が多いように思う。もちろん地区大会さえも突破するのが難しい、並以下の選手ではあったが、自分なりに辛さは味わったと思っている。もちろん、一番つらかったのはタイムが伸びなかったことだ。

私は4年かけて100mのタイムが0.8秒しか縮まらなかっ

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自分へ向けたナイフをそっと置こう。

自分へ向けたナイフをそっと置こう。

前回に引き続き短め日記。

つくね丼を作れない自分にグサリ昨日、家でつくね丼を作ったのだが、盛大に失敗した。

タレを本体に混ぜ込んでしまい、味が薄いのにしょっぱいし、見た目はぼろぼろと最悪の出来。
画像のガチャピンのように自分の心をナイフでぐさぐさと刺していた。

けれど、妻はおいしいよと食べてくれた。

それはきっと嘘ではない。
もし自分が逆の立場ならおいしいと感じるし、そう伝える。
おいしく

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走ることで転べた。

走ることで転べた。

私の人生は走ると転ぶのくり返し。最近ではゆっくり歩く余裕が出た気もしますが、それでも私の原点は、周りの景色が線になるほど無我夢中で走り、それから派手に転ぶことにあったと思います。でも、走ることへの憧れが、その度に私を奮い立たせてくれました。

私は走ることが好きです。走っている時の高揚感がとても好きです。

何らかのスポーツで表彰すらされたこともない私ですが、「走る」ということは、間違いなく私の人

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誰かに助けを求めるって大事だと思う2つの理由

誰かに助けを求めるって大事だと思う2つの理由

こんにちは。ryosukeです。
リハビリテーション専門職として、
患者さんや対象者さんの身体の回復に対するサポートについて考える仕事をしています。

今回は「誰かに助けを求めることはいいコト」というテーマで書いていきたいと思います。

誰かに助けを求めるという事誰かに助けを求めるという事を躊躇していませんか?
助けを求めるという事は、
自分だけで判断ができない、実行ができない、解釈ができない。

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なぜ僕はADHDという特性を持ちながらコーチをしているのかを自分史から紐解く③〜自己認知編〜

なぜ僕はADHDという特性を持ちながらコーチをしているのかを自分史から紐解く③〜自己認知編〜

前編こちら

⓪〜歪み編〜

①〜地獄編〜

②〜病休編〜

他者に無条件に存在を認められることで僕が得たものは自己肯定感でした。

はじめてのコーチングのテーマは「自分のことが大嫌いで信頼できないんです」ということだった会社員として病休し、ADHDの診断も出て、家族との約束も満足に守れない。
どうにかしたいという思いでコーチングにいったのを覚えています。
僕のコーチは淡々と優しく話しを聞いてくれ

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