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2020年7月の記事一覧
【ぼくが生まれてごめんなさい】
約40年前に出版された「お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい」(向野幾世著)の一説。
この本の主人公で脳性麻痺の山田康文くんが作った詩です。
ごめんなさいね おかあさん
ごめんなさいね おかあさん
ぼくが生まれて ごめんなさい
ぼくを背負う かあさんの
細いうなじに ぼくは言う
ぼくさえ 生まれてなかったら
かあさんの しらがもなかったろうね
大きくなった このぼくを
背負って歩く 悲しさも
【両手の世界(坂村真民)】
精神的に追い詰められ、よりどころを求めてがむしゃらにいろいろなことをやり、手当たり次第に本を読み漁っていた時期があります。
さまざまな「出逢い」がありました。
その中には、多少は精神的に楽になっている今も大切にしているものがあります。
そのうちの一つが「坂村真民」という詩人の詩です。
両手を合わせる
両手でにぎる
両手で支える
両手で受ける
両手の愛
両手の情
両手合わしたら 喧嘩もできま