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徳は孤ならず、必ず隣あり

「論語」の中で私が最も好きな一節です。

「先生はおっしゃった。徳のある行動は、孤独になることはなく、必ず仲間がいるものである。」

誠実に行動していれば、それが必ず認められて理解者や同調してくれる仲間が現れるものである、といった意味と解釈しています。

「有隣堂書店」の社名の由来にもなっている言葉です。

社会生活を送っていると、良くないおこないを目にしたり、誘惑されたりすることがあるものですね。

そんな中でいかに誠実な行動ができるか。

なかなか難しいものです。

私はこの一節が好きですが、決して良いおこないだけをしている訳ではありません。

他人には言えないことをしてしまうことも多々あります。

「論語」は今から2,500年以上前に生きた孔子の言葉をまとめたものです。

その中には現代を生きる上で私たちが指針とすべきことがたくさん書かれています。

私は論語を語れるほど論語を勉強したわけではありませんが、その中で好きな言葉、印象に残る言葉を自分なりに解釈し、肝に銘じるようにしています。

このマガジン「日々雑感」には論語に限らず、日々思ったこと、感じたことを書いてゆきたいと思います。