まさこん

68歳、男性。双極性障害を患う精神障害者。病気のこと、日々思うこと、写真のこと、落語の…

まさこん

68歳、男性。双極性障害を患う精神障害者。病気のこと、日々思うこと、写真のこと、落語のことなどを書いています。

マガジン

  • 落とし噺の話

    落語と本格的に出会ったのは高校生のとき。 国語の先生の「落語はいいぞ。古典がいい。新作はダメだ。」という言葉がきっかけで聴き始めました。 それ以前にもテレビで寄席番組を見る機会があったので、それを含めれば落語や寄席に接してから50年にもなるでしょうか。 そんな思い出を含めて、落語を中心に思うことを書き綴っています。

  • 日々雑感

    日々思ったこと、感じたことを特にテーマを決めずに書いています。

  • 新宿日撮り歩記

    仕事に遊びに縁の深い新宿の写真を自分の思いと共に載せています。(芸術性ゼロ)

  • 写真雑館

    写真に関して思うこと、自分で撮ったお気に入りの写真、などなど。

  • 双極性障害のこと

    2002年/平成14年に発症した双極性障害。 今(2023年/令和5年)、考えられないほど回復し、毎日元気に働き、生活しています。 この先、このまま良い状態が続くのか、また悪化することがあるのか、見当がつきません。 この病気・障害を通して感じたこと、感じていることを書きます。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介

2020年7月17日(金)からnoteを書き始めました。 双極性障害を患う精神障害者ですが、2年ほど前に劇的に改善し、今はほとんどんの問題もなく仕事に通っています。 既に定年退職をしていますが、まだまだ働きたくて、新宿にある企業に障害者雇用のパートで勤務しています。 障害や障害者、日々思うこと、落語、写真のことなどいろんなことについて書いてきましたが、令和6年6月からは落語に関する思いを中心に書くことにしました。 どうぞよろしくお願いいたします。

    • 落語のお話 【前座さんの所作】

      寄席での前座さんの所作。 特に、ホール落語会ではなく定席寄席で。 演目が終わるごとにサササッと舞台に出てきて、座布団を返し、板の目に合わせて整え、前の演者が脱いだ羽織を持ってそでに下がる。 座布団の房を対角線上にまっすぐ伸ばす前座さんもいます。 他にも、 次の演者がお茶を飲む方なら、手拭いを添えて丁寧に持ってきて座布団の横に置く。 これも漫然と置くのではなく、演者によって取りやすい距離や位置があるそうです。 マイクのコードを舞台の板の目に沿ってたるみのないように

      • 落語のお話 【青菜】

        落語「青菜」を聞くたびに思うこと。 「青菜」はなんだろう? 入院中の病院の「青菜」はほうれん草でした!

        • 落語のお話 【芸は一期一会】

          最近目にした文。 「芸は一期一会。たまたまその人と同じ時代を生きることができて、なおかつその芸に接する機会を得られたかどうか。それはほぼ運次第だが、場合によってはそれがいつまでも忘れられない大切な記憶になることもある。」(日本経済新聞 6月23日 朝刊 第17面) 落語についても正にその通りだと思います。 「この噺家さんと同じ時代に生きて、しかもその芸に触れることができたことは何よりの宝物」 「あの人の高座を生で観たかった。」 こう思わせてくれる噺家さんたちがいま

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        自己紹介

        マガジン

        • 落とし噺の話
          69本
        • 日々雑感
          517本
        • 新宿日撮り歩記
          154本
        • 写真雑館
          99本
        • 双極性障害のこと
          19本
        • 思うこと
          61本

        記事

          落語のお話 【大工調べ】

          「大工調べ」という落語があります。 物語の概要はこんなところです。 大工の与太郎が家賃1両800文を滞納したため、その借金のカタに大家さんに大工道具を取り上げられてしまう。 それを知った棟梁が与太郎に1両を渡して、大工道具を返してもらいに行かせるが、大家さんは全額返すまで道具は返さないと言いはる。 棟梁も加わって交渉するが、与太郎と棟梁の「たかが800文」「800ぽっち」という言葉に、大家さんはさらに態度を硬化させる。 棟梁が奉行所に願い出たところ、大家さんが借金のカタに

          落語のお話 【大工調べ】

          落語のお話 【小三治さんのこと3】

          ある「柳家小三治独演会」でのこと。 一席目を聴いていて、なんだかとても心地よく感じたことがあります。 いつもと同じくおかしくて大笑いしたのはもちろんなのですが、それだけではなく、いつもとは違う「心地良さ」を感じたのです。 なんと表現したら良いのか分からないのですが、う~ん、言葉が滑らかというか、静かというか、穏やかというか、適切な言葉が思い浮かびません。 私が心地良かったというよりも、むしろ小三治さん自身が心地良さそうに思えたのです。 何がどうというものはないのですが、心地

          落語のお話 【小三治さんのこと3】

          落語のお話 【小三治さんのこと2】

          小三治さんの師匠である先代小さんは亡くなるまでの、何年間でしたか、毎回、紀伊國屋寄席のトリを務めていました。 紀伊國屋寄席として、小さんに何らかの思い入れがあったのでしょう。 毎月開かれるこの会のトリは必ず小さんでした。 小さんもそれに応え、私が観ていた数年間、1度も休演したことは無かったと思います。 しかし、あのころの小さんには既に往時の勢いはなく、つぶやくようにボソボソと語っていました。 抑揚はほとんどなく、聞き取れない言葉もあり、正直なところ痛々しさを感じたほどでし

          落語のお話 【小三治さんのこと2】

          落語のお話 【小三治さんのこと1】

          私が最も長く、従って、多く観た噺家は柳家小三治さんです。 地理的に行ける会はすべて行っていた時期があります。 「地理的に」です。 「時間が許す限り」ではありません。 私の信条の一つ。 「時間は作るもの、できるものではない」 これまで熱中してきたものに対してすべてこの信条に従ってきました。 小三治さんもその一つです。 「行く時間があれば行く」のではなく「行く時間を作る」。 落語に限らず、もう何十年も前から多くの催しの切符は何ヶ月も前に取らなくてはなりません。 「半年先の

          落語のお話 【小三治さんのこと1】

          日本人

          野球のアメリカ大リーグではオオタニ選手が大活躍のようで、日本のマスコミは連日その活躍を報じています。 オオタニ選手がホームランやヒットを打っても打たなくても。 あるいは、そういう日があったかどうか知りませんが、試合に出なくても「今日は出場しなかった」がニュースになるのでしょう。 他の日本人選手についても同じ。 みんな「活躍」して、「勝利に貢献」しています。 日本の報道によれば… その日の試合で活躍してもしなくても日本人選手だけに群がる日本のマスコミが失笑を買っているという

          【トイレ】新宿日撮り歩記

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          【ホストクラブ街】新宿日撮り歩記

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          【曲線と直線と】新宿日撮り歩記

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          【ゴジラ】新宿日撮り歩記

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          【飛行機】新宿日撮り歩記

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          太陽の香り

          今日の東京地方は良い天気でした。 日中は風が弱かったので布団を干しました。 布団を干すと必ず思い出す友人の言葉があります。 「布団を干すと太陽の香りがするよね」 なんと素晴らしい感性でしょう。 その人は小説家など、言葉を扱う専門家ではありません。 そのような環境で育ったわけでもありません。 強いて言えば、人と接する機会が比較的多いことでしょうか。 それにしても、何故こんな美しい表現ができるのでしょう。 言葉の美しさや気品。 服装と同じくらい大切な身だしなみだと思

          太陽の香り

          【新宿西口から...】新宿日撮り歩記

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