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#母

何歳まで親は子のご飯を作るか問題に正解はない

何歳まで親は子のご飯を作るか問題に正解はない

子どもが生まれたら大抵すぐに母乳を与え始めるのでお母さんというものは子どもに食事を用意しないといけないという思いが刷り込まれる。子どもがまだ自分でご飯を作れない時は何某かの食料を与えないとそれは虐待の域になるだろう。

義務教育を終える頃から自分のことは自分でしてもおかしくはない。でも高校生にお弁当を持たせる家庭は多いだろう。一つお弁当を作るのは食材がいつも何か冷蔵庫になくてはならないので材料費の

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めざせ、母の花壇

めざせ、母の花壇

たまに実家に帰る時の楽しみは母の庭を愛でること。若い頃は忙しかった母も今では庭仕事に精を出す余裕がある。山野草にも詳しくて庭をひと巡りしながら出てきた芽の名前など教えてくれそれはそれは愛おしそうにしている。今は百合が球根から芽を出したのが嬉しいようだ。小さい頃よく作ってくれた百合根の入ったお茶碗蒸しはそういえば私の好物だった。

そんな庭の中でも丹精しているのが一角にある花壇。

どこからか石を集

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お母さんのハンバーグ

お母さんのハンバーグ

あまり笑わない娘にもこの冬ようやく春が来てボーイフレンドのお宅にお邪魔することになった。あまりに唐突でごきげんママ♡はとってつけたようなマナー教室を開催。コートは玄関はいる前に脱いで裏返してたたむのよ、靴はぼろぼろのはやめてね、コートに埃がついてないかでかける前にブラシしてね…何を今さら取り繕うことができようか。これまでのしつけが悔やまれる。

そんなハラハラするときが来るなんて、それだけでもめで

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父の立場、母の気持ち

父の立場、母の気持ち

我が家は年頃の娘が3人いる。ボーイフレンドを連れてきてごきげんパパ♡がwelcomeしたことがこれまで一度もない。毎回渋い顔。正直めんどくさい。

俺のような男を連れてこい、と言わんばかり。

いやいや、人それぞれ好みありますやん。子どもの気持ちを大事にしてやりましょう。

中に立つ私はおろおろするばかり。たしかに父親というもの厳しくてなんぼ、というところはあります。しかしそれもほどほどに。うちの

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お野菜たっぷりな夕ご飯ができました。

お野菜たっぷりな夕ご飯ができました。

食欲の秋、皆様満喫されてるでしょうか。今日は野菜室からあれこれ総動員して3品作りました。

まずは柿とローストビーフのサラダ。

フルーツをサラダなどのお料理に入れるのは好き嫌いあると思いますが私が好きなので我が家では時々登場します。リンゴ入りポテトサラダやパイナップルのピザなど。

2品目はきくらげと豚と卵とネギの炒め物。実家でよく食べていたのを急に思い出して母に作り方を聞いて作りました。「きく

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【超簡単】負けず嫌いの揚げびたし

【超簡単】負けず嫌いの揚げびたし

我が家の味とたまの外食しか知らない娘がおよばれしてもらってとっても美味しい夕ご飯だったとのこと。なになに?どんなお料理?

「ロールキャベツは予告通りだったんだけど、色とりどりの揚げたお野菜が冷たくてお汁が染みててとっても美味しかったー」

と目を輝かせて教えてくれます。お野菜とは、ピーマンや牛蒡やなすだそう。そのレシピ、いただき~ゴボウはないけど冷蔵庫の夏野菜で今すぐできそうだわ。そんなにうちの

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『天然生活』とふるさとの母

『天然生活』とふるさとの母

本棚を整理していたら古い雑誌が出てきました。(上の写真はほんの一部です) 整理するはずが読み耽ってはかどらないのは世の常。早々に整理はやめて隅々読むことに!

『天然生活』は住まい、ごはん、時々お洋服のことを扱う、のんびりした暮らしの中にセンスが光る雑誌です。引っ張り出してみるとちっとも古びることなく却って今のおうち時間に生かせることばかりです。お料理やお菓子のレシピはもちろん、お台所の整え方、四

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オンライン帰省しました。

オンライン帰省しました。

日経新聞でも話題になっていたオンライン帰省をやってみようと思い立ち、ごきげんパパ♡とごきげんママ♡のそれぞれの実家に連絡してみました。82歳と77歳の母たちですが、日頃はラインでやりとりをしていて年齢の割にはネットが使えます。

結婚して以来、海外に駐在していた時を除いて必ずお盆とお正月には帰省して墓参していたのに今年はまさかのコロナ騒動。13日の19時からと20時から、ビデオ中継でお参りさせても

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母の白和えには柿が入っていた

母の白和えには柿が入っていた

柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺

日本人なら知らない人がいないくらい有名な句です。なんの説明もいらない秋の光景。そうです。私は根っからの奈良県人。転々として今は別の場所に住んでいますが気持ちはいつもふるさととともに。

今年は春夏とも甲子園は残念でしたが高校野球もいつも奈良の学校を応援してしまいます。今住んでいるところはどこが出ているのかも実はわからないくらいです。やはり生まれ育った国のまほろばが

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