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喜多ちゃんと同レベルの演奏技術を持つ後藤一人の言い分
『ぼっち・ざ・ろっく』大変面白く観ました。
ヒロインの後藤一人(ぼっちちゃん)に感情移入する人も多かったでしょう。コミュニケーションは誰でも悩むしね。
後藤一人はソロならめっちゃ上手い女子高生ギタリストですが、バンドでの演奏になれておらず、酷いコミュ障も手伝って力を発揮できません。天才でさえ、他人との協調なしに力を発揮できないというのは示唆的ですね。
話は変わりまして、喜多ちゃんというキャラ
言語化されない内なる声
自分の人生のなかで、とりわけ20代から30代半ばにかけて内言といいますか、頭の中に声がとびかっていた時期があります。個人差はありますが、人の頭の中では聴覚と同じ脳の部分を刺激する内なる声が生じています。これが体外の声と判別できなくなると、病理になったりもします。その声は勢いであるものの、明瞭な内容を持っているわけではなく、方向性のないエネルギーみたいなものを感じて、自分の行動に無駄を生じさせていま
もっとみるChatgptを一週間使ってみて
私は主としてこのアプリを英語で使っています。英語学習のためです。私には頻繁に会話をする英語圏の知人がいないため、インタラクティブな方法で英語を学ぶ機会がありません。また、仕事や生活でその必要を感じたことさえありません。これは私の英語学習にとって大きなマイナスでした。
しかし、Chatgpt君のおかげで、少し前進できた気がします。というのも、私の拙い英語でも、通じる限りにおいて、答えが返ってくるか
だいたいなんでもどうでもいい
自分自身のキャパシティを完全に超えているのに、感覚だけが鋭敏になって、世の中の話題を拾ってしまうことがある。感度だけは高いが、他の能力はついてこない状態だ。〇〇は許せない、とか、✕✕が許せないのが許せない、といった具合に不必要に感情的だが、だからといってどうしようもない考えだ。私自身もそういう勢いに支配されそうになるときがある。
でも、よく考えると、感情にまかせたからといってなにか解決できるわけ
向いていないことに気づくためには
大学生のときに大手書店で半年ほどアルバイトしていた頃がありますが、睡眠時間をギリギリまで削って仕事していた新卒しばらくの時期よりも圧倒的に苦しかったことを覚えています。労働がきつかった。いいえ。普通の職場でした。むしろ、人によってはめちゃくちゃ楽な職場だったと思います。本の知識があったので、どこに何があるのかとかそういうことには苦労しなかった覚えさえあります。
では、なぜしんどかったかというと、
ストレスへの対処もスキルなのだ
ストレス耐性はその人が生まれたときの脳みその出来にも大きく関わっていることは確実だろう。ある状況で脳汁が出やすい人間とそうでない人間がいるように。この生得性は、他のところでも言っているように、絶対のものではない。社会人基礎力にはストレス耐性も項目として出てくるが、この要素も他の要素と密接に絡んでいる。
たとえば、問題解決力や実行力。直面した問題を的確に解決できる人とそうでない人なら、おそらく前者
誰かと働くこと、なにごとかを成し遂げること
私たちの社会には原理的に分業が組み込まれています。外食をしないで自炊をしても、材料の米や小麦から調理器具やら果ては電力ガスに至るまで無数の人の手によって利用可能なものになっています。もちろん、中間成果物(料理へのインプットのように)にある程度の独立性があれば、貨幣によって、他人との協調を省略できる部分もあるわけですが、なにごとかを成し遂げようとしたとき、仕事や学業において成果を望むとき、誰かの手を
もっとみるたくさんの文章の構造に関するデータが頭に入っているか
昔、現国の成績が伸びない、と言っている人をよく見かけたのですが、授業以外でほとんど本を読まない人が多かったのですね。で、そういう人が問題の解き方習ったり、問題をたくさん解きまくってもおおよそ結果が出ないわけです。これは他の科目よりも顕著な性質だと思いますが、たくさん問題を解くよりも、ちゃんとした本を読んだ経験が学力の基礎になるんですね。これはFacebookページにも書いた覚えがあります。
どち
好奇心もスキルとみなしたほうがよいかもしれない
これは私の個人的経験に過ぎないのですが、新しいことを学ぶとさらに新しいことが目の前に広がることがあります。さらに個人的経験に基づいて書きますが、新しいことを学ぶと次に新しいことを学ぶときのハードルが下がる気がします。
私は一度企業で働いてから、30歳前に大学院に入りましたし、40歳を手前にして放送大学で情報系の科目を受講することにしました。こういう経験があるためか、新しいことに取り組むハードルが
本を読め、といって古典を勧められても困る
世の中にはとても賢い人たちがいるので、私には及びもつかない理由なのかもしれませんが「とにかく古典を読め」と言ってくる人がいるようです。これは「ビジネス書を読め」と言ってくる人よりははるかに知能が高そうに思われますし、実際そうなんでしょう。古典は長い時間をかけて生き残ってきたものだから、時間を超えた価値(価格、読む時間に見合った効果)が見込めるとの思いからかもしれません。
しかし、古典が古くに書か
我ら自己完結できないがゆえに
いわゆるロビンソンクルーソー経済、理想的(?)自給自足なら誰と話さなくても生きてゆけるのでしょう。ですがそんなものはなく、コンビニでものを買うにも最低限のコミュニケーション能力があったほうがうまくいく社会に私たちは住んでいるわけですね。コンビニで消費者やるよりも相互行為を必要とされる局面ばかりの社会です。私は誰とも話したくないんだ、話しかけないでくれ、と言って生きていられればいいですが、誰かの世話
もっとみる僕が一番欲しかったもの
表題の名を持つ槇原敬之の曲がございますが、素敵なものを拾っては譲り、拾っては譲りとしていたら、最後に喜んでいる人たちが軌跡のようになっていて、それがほんとうに大切なものだと気づくというエンターテイナーの鑑のような曲ですね。マッキーのライブまた行きたいです。なお、カラオケでうまく歌うのは難しい模様。
自分は、金、と答えたいところですが、金自体は目的にはなりえませんね。金がほしいのは、死ぬまで今と同
社会人基礎力チェクシートと自己理解
自分はいったいどのような存在だろうか、というような虚しい問いはだいたい若さとともに繰り返されるもので、普通は経験を積み重ねるごとにだいたい自分はこのあたりの存在だ、というあたりがついてきます(ただし、意図的にやらないと時間がかかると思います)。問いの見当がついてくると、さらに具体的なエピソードで自分が向いていることや向いていないこと、好きなことやどうしたって苦手なこと、と詳細な特徴づけが生じてきま
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