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Rework with『可愛くてごめん』に参加して世界にお届けする話
Rework with『可愛くてごめん』に挑戦したお話、いよいよ曲の流れに沿って解説(ネタばらし?)です。
でもその前に。
リリースにはジャケット画像が必要です。私の場合イラストも描くので自分で作るんですが、他の人もやりそうなアニメ絵や「ちゅーたん」に寄せた絵は、試してはみたけれど納得がいかず。それに逆に目立たない。結局以前描いたイラストを採用。
さて、曲です。
もうダウンロードしたよとか
Rework with『可愛くてごめん』に参加して世界にお届けする話②
Rework with『可愛くてごめん』に挑戦したお話、その2です。
すでにリリースされていた他のクリエイターさんの作品も聴いてみたのですが、ちょっと気になることが。明らかにAI任せで作成したものを大量に出してきた人がいるようです。歌詞はそのまま、曲は全く別物なのです。歌詞を入れれば、数分で演奏付きの曲が完成っていうあれです。
出来はどれも残念!ですが、再生数(とお金)は稼げるでしょう。とにか
Rework with『可愛くてごめん』に参加して世界にお届けする話①
TuneCore Japanのプロジェクト『Rework with』、2023年は一青窈さんの「ハナミズキ」のパラデータ(ミキシングされる前の各パートごとの録音素材)を使って自由に二次創作し配信できるというものでした。私も参加して、その経緯をnoteでご紹介しました。
こういう企画、またあるといいなぁと思ってたら、先日第二弾開催が発表されました。
2024年はHoneyWorksの「可愛くてごめ
Rework with 「ハナミズキ」に参加して勝手に一青窈さんとデュエットを実現した。①
いやぁ、自分でもびっくりするくらい長い間noteを放置しました。前の記事が2019年ですって。ドン・ヘンリーのアルバムくらい間が空いてる(伝われ〜)。
有り体に言えば私生活はしんどい日々でした。でした、じゃない。今もまだhard life goes onです。
さて本題。そんな日々の中でも、音楽は作っていました。数曲配信リリースもしました。インストゥルメンタルばかりで、お金にはなりません。ボカロ
芸術は表現から自由になれるのか
これからお話するのは、美術系の学校に入ると美学のガイダンスで聴くような話。美大卒でもない私ですが、他学部の芸術学の講義に潜り込んで(一応先生の許可は得て、です)聴いた内容を元に、備忘録的に残そうと思い、徒然に書き始めた訳です。
これを書いている時点で、「あいちトリエンナーレ2019」「表現の不自由展」を巡る騒動は小康状態です。これを書こうと思ったきっかけの一つには違いありませんが、是非の議論に加
『ボヘミアン・ラプソディー』のヒットの理由について、あまり言われてないので自分で言いたいこと。
「ヘッドフォンからの音楽の解放」、それが映画『ボヘミアン・ラプソディー』の大ヒット・ロングランの理由の一つである事は間違いない。大型スクリーンの映像と共に空間に音を響かせる、映画館という「装置」そのものが、動員と満足度に大いに貢献した。そしてその装置に完璧にマッチするコンテンツとしてクイーンがあった。
クイーンの同時代ファンは、良い音を空間に響かせるためのオーディオ機器にこだわった世代だ。クイー
November Rain ~short story
天気予報は占いの100倍は確かだ、と思う。
そのわりに、外れても恨む気にはなれない。むしろ、当たらないと思ってる占いに勝手に期待して、裏切られたと思うのは、天気は変えられないけど、運命は変わるかもしれないと思いたいんだろう。
仕事帰りの電車で会った高校の同級生の奈々実と、駅のそばのスタバでそんな会話をしていた。11月の半ばの金曜日、駅前の広場では、クリスマスのイルミネーションが始まった。予報は夜