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"脳科学"の賢い休憩の取り方【上】

日本では休憩時間を制するものが仕事を制する。

日本人は真面目で勤勉な方が多いです。だからこの世に出回っているMADE IN JAPANEの印にはとても価値がある。

本屋を見れば「仕事効率の上げ方」や「仕事のやり方」や「時間管理術」の本がとても人気です。それぐらい日本人の関心は仕事効率や時間の使い方に向いているということでしょう。

とても勤勉で真面目です。しかし、逆にそれが賢いとは言っていない。


僕は、だからこそそんな真面目な日本では休憩時間を制する人間が仕事も制すると考えます。


休憩時間の使い方は


仕事・遊び・ゲーム・読書・アニメ・スポーツ


色々あると思います。

職場に暇で何もせずにじっとしているのが嫌いな人っていますよね。

だから、まだ人間がマンモスを追いかけてきた時代から文明が発達するたびに、人が生きていくのに暇な時間や何もする必要がない時間は確実に増えているはずなのに、果たして現代の人間がそうなっているのかというと、現代社会を見ればわかることですね。

人間は暇で何もせずにぼーっとするのが基本的に嫌いな生き物なんです。だから暇な時間や何もする事がない時間を人はなるべく消したい。


そんな理由でまひろ的には

「自分の暇な時間や何もする事がない時間に何をしたら良いのか?」

「暇な時間をどうやって活用すれば良いのか?」

という悩みがある人は意外と多いのではないかな、と感じています。


だから今日は脳科学の観点から、そういった暇な時間には何をするのが良いのかということをお話ししていこうかなと思います。



心理学歴10年、まひろです。

僕の記事では心理学を10年間勉強することによってわかった、人間の本質的な行動原理である「自然の法則」を元にビジネスメソッドの発信をしています。

要するにまひろは心理学の知識を使ってビジネスのやり方を発信している者です。



そもそも休みは必要なのか?


まあしかし、暇な時間を使うったって

「そんな時間ねえよ、ずっと働いてるんだから」

って方もいらっしゃるかと思いますので、そもそも休みはなくても良いって人も多いと思います。特にまひろの記事を読んでくださっている方は経営者の方が多いので、そういう考えをお持ちの層がまひろの記事を読んでくださっているかと思います。

集中が持つか持たないかは自分の気持ち・メンタル次第だと。

では脳科学の観点から、自分の自分の感覚や体感ではなく完全な第三者目線で仕事に休みは必要か不要か言いますと、結果から言えばめちゃくちゃ必要。



仕事に休みはめちゃくちゃ必要


人間の集中力持続時間は最大でも90分が平均的な限界の時間という事が脳科学ではわかっています。

そして深い集中力(例えば周りの人に話しかけられたのが気づかない・一つのものしか視界に入っていない状態のこと)は15分が持って限界だということもわかっています。

これはなぜかというと、突き詰めると人間の脳の構造がそうなっているからです。


集中力、という言葉をよく聞きますがそもそも「集中する」とはどういうことなのかということを脳科学的に説明すると、集中とは「余分な意識の排除」「注目力」のことを言います。

「余分な意識の排除」とは、意識の分散をなくすこと。簡単な言葉を言えばマルチタスク脳をシングルタスク脳に切り替えること。例えば、普段なら人に名前を呼ばれたら気がつくけど、何かに集中している時って自分の名前を呼ばれても気がつかない時がありますよね。これが余分な意識の排除です。
「注目力」とは…まあ説明はいらないでしょう。文字通り、注目する力のことです。

脳科学の観点から「集中する」とはこういうことです。



そもそも脳の構造的に集中力は持って90分


そしてなぜ集中力の維持には限りがあるのかというと、思考や集中といった脳の活動にはグルコース(別名”ブドウ糖”)と酸素が必要なのですが、こうやって集中すると脳のグルコースの生産が追いつかなくなって一時的に糖不足になるからです。

その大きな周期が15分90分と言うことが脳科学ではわかっています。


だから論理的に考えても、人間の集中力は脳の構造的にそもそも持って90分が限界で、それを過ぎればどんなに頑張ってもあがいても仕事をやり続ければ集中力はみるみる下がっていきます。


しかし気持ち・マインド・やる気の問題と考えられている方も間違えてはいないです。なぜなら、やる気を出すことによって人間はノルアドレナリンという一時的に無敵になれるスーパーマリオのスターな物質を出すので一概には否定はできません。

経営者の方にはこう考えられている方が多いなとたまに感じます。しかしこうやって脳の構造や仕組みを理解するともっと合理的な解決策がある事がわかりますよね。


確かにノルアドレナリンは一時的に無敵になれる、マリオのスターの様な物質です。

が、それはあくまでストレスが体にかかっているのを感じさせなくなっている状態なだけで、麻酔を打っている人間が何も感じないからといって手術を永久にできるかと言われればそうではない様に、脳もそれと同じです。

体の痛みや疲れは脳が検知してくれますが、脳の疲れや痛みを検知する機関は人間の体にはないですからね。

だから睡眠は短くても人間は生きていける様に思うのですが、長い目で見たときにそれは気づかない間に積み重なっていきます。


じゃあ休憩時間はいつどの様にして取るのが一番合理的で長い目で見ても価値があるか、明日はそれについてお話ししていこうと思いますので是非ご覧ください。



本日の雑談コーナー「暇が嫌いな人」


冒頭でも書きましたが、基本的には人間は何もせずにぼーっとしている暇な時間が嫌いです。

職場にも、暇が嫌いで常に動いておきたいって人は1人でもいらっしゃるかと思います。今日の雑談コーナーではそういった人たちの雑学でも書いていこうと思います。

単刀直入に結果から言えば、そういう人たちは知能指数が低い人の特徴に当てはまります(笑)

なんかでもイメージ通りって気がわからんでもないですよね。バカはずっとそわそわしていて、賢いやつはじっとしている。ってイメージが皆さんにもあると思います。

その論理的な根拠は、人間は基本的に集中力を維持することによって覚醒状態(意識が目覚めている状態)を維持しています。

過労や睡眠不足が行きすぎると人間って倒れますよね。あれは極度の脳の疲労によって覚醒状態を維持するための集中力がなくなっちゃうからなんですよね。


まあこんな感じで人間は常に覚醒状態を保つために集中しているので毎時間5gほどグルコースを脳で消費しているのですが、知能指数が低くなればなるほど人はじっとしているだけで集中状態が維持できません。体(筋肉)を動かすことに集中を割くことによって集中状態を維持します。

逆に、知能指数は高いほどじっとしているだけで集中状態が維持できる。体をうごさずに思考に集中を割くからです。ちなみにIQが140ある僕なんかも「よくぼーっとしているね」と言われる事が多々あります、まあ半分は何も考えずに本当にぼーっとしているだけなのですがっ。


まあだから僕達の生物的本能として携わっている、バカはずっとそわそわしていて、賢いやつはじっとしている。ってイメージは論理的にも正しいわけです。

しかし面白いですが、こうやって偶然にも適当にも見える生物としての感が論理的に正しい現象って突き詰めていけば必然なんですよね。これが人間の面白いところでもあるのですが。



それでは、あなたの人生がより豊かになる様にまひろは心の底から応援しています。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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