いい時間とお酒　ハーバーランド　神戸　当たり前過ぎて意識しなくなっていること

2023年12月11日 02:11

　縁あって神戸に旅行する機会が有りました。神戸駅から海側に徒歩数分の子供たちの居所を拠点に神戸の地を楽しむ機会を得たのでした。　　

　今回は神戸港に次いで隣接するハーバーランドのいい時間。子ども達の居所からは3分といったところでしょうかね。思いっきり徒歩圏内。

　海外畑で日本から遠く離れたシリコンバレー、ウインザー、テルアビブ、ジャカルタ、カトマンズ等駐在や定宿設定して事業開発、マーケティング等をさせて頂きました。そんな仕事の合間の休日の使い方。そのコツは既に遠地に居るのだからその拠点付近を深く愉しむというスタンスです。兎角拠点からまた移動してという動きを好まれる方々に多くお会いしましたが、ウ～ン、なんともなぁ。という印象。
　移動に移動を重ねるのは何とも勿体ない話ですよね。

　ということで、ハーバーランドは散歩や腹ごなしに気軽に出かけて居ました。

　そんなハーバーランド。

　私の人生の中で昭和末期のから平成に掛けてのバブル期はとても印象深い時期でした。私の人生の背景はこちらに纏めて有りますので、詳細は以下に譲ります。

　ベルリンの壁崩壊に象徴される様に、それまでの人生ので人類に対して残念だと強く感じていた難問が瓦解していく様子の映像をリアルタイムで見ることができたことは

感動

の一言でした。

　実はハーバーランドのLaunch(事業開始)とこの素敵な面も有ったバブル期とが略一致するのです。バブル期のお行儀良いスタンス、王道を行く感じが大好きなのです。そしてそれをコロナ禍を靭やかにいなして、今でも保ち続けている全体感が私にはとても心地良いのです。

　ザックリとしたハーバーランドの40年間の初期の流れは以下。

1982年-昭和57年　国鉄湊川貨物駅の機能停止
1984年-昭和59年　国鉄湊川貨物駅跡地愛称
　　　　　　　　　”ハーバーランド”に決定
1987年-昭和62年　神戸市総合児童センターがオープン
1989年-平成元年　シンボルマーク制定
1990年-平成2年　神戸ハーバーランド線
　　　　　　　　（神戸ガス燈通り）でガス燈点灯会開催
　　　　　　　　　神戸ハーバーランド総合案内所オープン　　　　　　　
　　　　　　　　　神戸市総合教育センターオープン
　　　　　　　　　神戸煉瓦倉庫レストランオープン

と正にバブル時代真っ只中での本格オープンという運の良さ。残念ながらその頃はシリコンバレーに駐在していたので余りこの動きは認識していませんでした。

　因みに運営会社はこんな思いで……

神戸ハーバーランド株式会社
　神戸ハーバーランド地区は「海につながる文化都心の創造」をテーマとして、JR神戸駅の浜側に広がる旧国鉄湊川貨物駅跡地を中心に、神戸市、住宅・都市整備公団（現･都市再生機構）及び民間事業者によって再開発され、1992年にグランドオープンした新しい街です。
神戸の都心西部の核づくりをめざし、ウォーターフロントという立地を生かした街づくりが行われ、商業・業務・文化施設等からなる都心にふさわしい複合的な都市機能が整備されています。
当社はハーバーランド地区内事業者と協力して、街全体の活性化に貢献することを基本理念としており、地区内自治組織である「ハーバーランド運営協議会」の事務局も務めています。
　
　出典は以下。

　ということで徹頭徹尾、景観デザインのプロトコルが統一されているところがLovelyです。

　少しだけハーバーランドの気に入った景色をご紹介しますね。