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#日本
この小さな国が世界第三位の輸出量を誇るものと、あの時代
皆様はスポティファイ(Spotify)というものを御存じであろうか?
もし、既にお使いであると仰るのなら、これがどの国で開発されたシステムかを御存じであろうか?
私も最近知ったが、スウェーデンである。
それでは『The Final Count down』で有名な、ヨーロッパ(Europe)という大胆な名前のバンドはどこの国の出身がご存知であろうか。
ヨーロッパには違いないが、ヨー
隣の芝生は青い、とは限らない
「例えばだよ、東京に二十年住んでいて、一度も外に出たことがない人がこの景観を眺めたらどう感じるんだろうね」
橋を渡っていた時、スウェーデン人男性の声が明瞭に響いて来た。中高年の二人組の一人の声であった。
私は一瞬歩きを止めた。通常、赤の他人の会話には注意を払わないが、やはり自国に関する名称は聴覚を過敏にする。
日本人である私の姿が彼らの視界に入り込んだのか、おそらく違う。
この場所
「友情に乾杯」 それぞれの贈り物
海外に移住をした直後は、日本の友人達が頻繁に連絡を下さったり、一時帰国の際に遊びに来て下さった。
しかし、三年を経て、五年を経て、十年を経て、二十年も経ってしまうと、連絡先さえ分からなくなってしまった友人も多々いる。私も筆マメなほうではなく、フェイスブック、ラインのようなものも利用していない。
そのうえ今回は、ほぼ四年間のブランクもあった、パンデミックに起因するものである。
「日本に