Atsumi

日々ゆるゆるもやもやと考えていることの棚卸しと記録。ひとりごと。いつか胸を張って自分の…

Atsumi

日々ゆるゆるもやもやと考えていることの棚卸しと記録。ひとりごと。いつか胸を張って自分のことを愛しいと思えますように。

マガジン

  • バディプログラム

    • 20本

    "友人"という言葉で思い浮かぶなかに、“異年代の人”ってどれくらいいるでしょうか? 親子や先生・生徒という関係でない限り、日常生活では分断されがちな"大人とこども”という年代の枠組みを飛びこえて、長くつづく信頼関係を築きながら、異なる目線の世界を共有し、学び合う。 そんな循環を生み出すバディプログラムの試みをまとめています。

記事一覧

大事な家族。だけど、心の底から恨んでる。

ことばが溢れるそんなときは、夜中でもなんでも書き残しておくしかない。そんな日。 *** 私も弟のようになりたかった。 親の目を気にせず、自由奔放にふるまいたかっ…

Atsumi
5日前
15

世の中そんなに甘くないよ、と言われる世界の一部でありたい

という言葉が、ふとした瞬間に頭に浮かぶ。 (あ、ちなみにガンジーは完全無欠なようで、人間臭いところもたくさんあった人だというのも、ここでちょっと書いておく。気に…

Atsumi
3か月前
14

いい子じゃないと愛されない、という呪縛がほぐれた話

私の人生、好きなように生きてきたと思っていた。 その行き詰まりに気づいたのが、就活をはじめる大学生の頃。 自分がなにを求めているのか、なにをやりたいのか、なにを…

Atsumi
10か月前
11

わたしに愛をおしえてくれる、あなたへ

わたしにとって家族は大切で、たしかに愛されてきたと思っている。 だけどそれと同時に、なぜだか「いい子」でいないといけないという意識がずっと強くて、幼い頃の情緒不…

Atsumi
1年前
4

食べることは、日々を生きること

誰のためのでもなく、じぶんの生きている記録として、朝ごはん日記をはじめようかなとふと思いついた。 スケジュールの都合上、必ず毎日食べているわけでもないので、たぶ…

Atsumi
1年前
5

25歳までに、死にたいと思ってたんです

「25歳までに死にたいと思ってたんです。今は、35歳くらいまでは生きていてもいいかなって思ってますけど(笑)」 という友人のひとことが、あたまのなかにふわふわと浮か…

Atsumi
1年前
11

大人になってからできた、あらたらしいともだち

いざ、マッチングの日。 「仲良くなれるかな、、、」という緊張でどきどきして、そわそわする。 途中で話がつきちゃったらどうしよう。「つまらない」とおたがいに感じて…

Atsumi
1年前
2

子育て世帯は、子育てに関心がある。でも、そんな子育て世帯だけが集まって子育てに関する活動をしていたら、結局「子育て」が、「その他」の人からどんどん分断されてしまう。そこの境界線をぼやかすために、独身で子どももいない私のような存在がプレイヤーとして入り込む意義があるのかもしれない。

Atsumi
1年前
3

自分のことを振り返らされた、ハゲができたこと。

ハゲができた。 比喩でもなんでもなく、ホンモノのやつ。髪の毛が後退してきたとか、そういうのじゃない。右後頭部に、ちょっと歪なまあるいハゲ。 髪の毛に隠れているし…

Atsumi
2年前
2

せめて、不要不急で非合理な「きちんとした暮らし」を

バレエが好きだ。 あの、ボールをカッコよく飛ばすやつじゃなく、踊るほう。フワッと跳んだり、クルクル回ったり、スッと止まったり。流れるように空気を動かし、鍛え上げ…

Atsumi
2年前
1

しあわせの伝染

にこにこと嬉しそうな君。 なんにも聞いていないのに、「今日、いいことがあったんすよ〜」と嬉しそう。 なんだ、なんだ。 「…彼女ができました!」 ぺこり、と頭を下…

Atsumi
2年前
1

書く、ということ。祈り。

「言葉は世界を変える」と言うと大げさかもしれないけど、誰か1人の救いにはなると信じてる。だから、私はだれかの幸せのために書いている。 ある先輩ライターさんのひと…

Atsumi
2年前
3

私のみている世界は青。だけど、あなたのみている世界は赤なのかもしれない。

最近読んだ本や、観ている映画の話をしていたとき、ふいに出てきた。 「映画やアニメは、倍速で観ちゃうんですよね。特に鬼滅の刃は、戦闘シーンは作画がすごいので通常の…

Atsumi
2年前
2

縁がなかったらそのままBOOKOFF

縁がなかったらそのままBOOKOFF なんだか妙に耳に残る言いまわしで、面白いなと思ったのでそのままタイトルとして借りてしまった。 本の話をしていたとき、ふとそんな発…

Atsumi
2年前
2

あまいお菓子とお茶の一杯を誰もが味わえる世界を夢見て

たぶん、みんながちょっとずつ、込み上げる涙と闘っていた。 自分たちになにができるのか、なにをすべきなのか、なにが正解なのかも見えてこない。誰にも理不尽に傷ついて…

Atsumi
2年前
1

物語の変態

…困った。 「好きな顔のタイプって、なんですか?」と聞かれて、「うーん…」と言ったきり、なんにも答えられなかった。この質問、実はいつも答えられない。 綺麗だなぁ…

Atsumi
2年前
5
大事な家族。だけど、心の底から恨んでる。

大事な家族。だけど、心の底から恨んでる。

ことばが溢れるそんなときは、夜中でもなんでも書き残しておくしかない。そんな日。

***

私も弟のようになりたかった。
親の目を気にせず、自由奔放にふるまいたかった。

弟は、問題行動も数えきれないほどたくさん。学校の勉強は苦手で、宿題もロクに提出しない。高校は退学。親と言い争うことも、まったくめずらしくなんかないし、そのたびに家の中は嵐。母が涙を流すことも、父と弟で取っ組み合いのような状態にな

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世の中そんなに甘くないよ、と言われる世界の一部でありたい

世の中そんなに甘くないよ、と言われる世界の一部でありたい

という言葉が、ふとした瞬間に頭に浮かぶ。
(あ、ちなみにガンジーは完全無欠なようで、人間臭いところもたくさんあった人だというのも、ここでちょっと書いておく。気になる人は、COTENラジオのガンジー回をぜひ聞いてみてください。)

私はどんな世界の変化を見たいと願っていて、そのためにどんな自分であれるのだろう?ということを考えるとき、最近自分のなかのテーマとして上がっているのが、「きく」ということだ

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いい子じゃないと愛されない、という呪縛がほぐれた話

いい子じゃないと愛されない、という呪縛がほぐれた話

私の人生、好きなように生きてきたと思っていた。
その行き詰まりに気づいたのが、就活をはじめる大学生の頃。

自分がなにを求めているのか、なにをやりたいのか、なにを大切にしているのか、なにもかもがわからないことにふと気づいて、立ちすくした。

「私は、これからどうやって生きていきたいんだろう…?」

あれから数年が経った今。まわりにめぐまれ、縁にめぐまれ、ずいぶんと息のしやすい場所にたどりついた。

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わたしに愛をおしえてくれる、あなたへ

わたしに愛をおしえてくれる、あなたへ

わたしにとって家族は大切で、たしかに愛されてきたと思っている。

だけどそれと同時に、なぜだか「いい子」でいないといけないという意識がずっと強くて、幼い頃の情緒不安定さはどこかにおいて、親を困らせない優等生であり続けたわたしに、愛を教え、気づかせてくれたのは生まれ育った家族以外の存在でした。

そのうちのひとりが、9歳のともだち。

まわりに対する不安や大人に対する不信感がちょっぴり大きくて、学校

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食べることは、日々を生きること

食べることは、日々を生きること

誰のためのでもなく、じぶんの生きている記録として、朝ごはん日記をはじめようかなとふと思いついた。

スケジュールの都合上、必ず毎日食べているわけでもないので、たぶん毎日更新するわけではないけれど。

***

そもそも、わたしはいつの頃からか、朝ごはんをあまり食べなくなった。ギリギリまで眠って、バタバタと準備をして家を出る。気づけば、そんな生活が日常になっていた。

朝ごはんを意識して用意するよう

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25歳までに、死にたいと思ってたんです

25歳までに、死にたいと思ってたんです

「25歳までに死にたいと思ってたんです。今は、35歳くらいまでは生きていてもいいかなって思ってますけど(笑)」

という友人のひとことが、あたまのなかにふわふわと浮かび続ける。そのときは咄嗟に「なにかのアーティストみたいだね(笑)」なんて、かるくかえしてしまったけど、たぶん、きっと、わたしはこのひとことがだいぶショックだったんだと思う。

***

大学時代に、仲の良い友人がいた。親友といってもい

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大人になってからできた、あらたらしいともだち

大人になってからできた、あらたらしいともだち

いざ、マッチングの日。

「仲良くなれるかな、、、」という緊張でどきどきして、そわそわする。
途中で話がつきちゃったらどうしよう。「つまらない」とおたがいに感じてしまったら、どうしよう。ちょっと眠いけど、集中していられなくなったらどうしよう、、、なんて、いろんな心配や不安が頭にぽこぽこと浮かんでくる。

「今日の気分はどうですか?」なんて、いつもの様子の愛梨さん(We are Buddiesコーデ

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子育て世帯は、子育てに関心がある。でも、そんな子育て世帯だけが集まって子育てに関する活動をしていたら、結局「子育て」が、「その他」の人からどんどん分断されてしまう。そこの境界線をぼやかすために、独身で子どももいない私のような存在がプレイヤーとして入り込む意義があるのかもしれない。

自分のことを振り返らされた、ハゲができたこと。

自分のことを振り返らされた、ハゲができたこと。

ハゲができた。

比喩でもなんでもなく、ホンモノのやつ。髪の毛が後退してきたとか、そういうのじゃない。右後頭部に、ちょっと歪なまあるいハゲ。

髪の毛に隠れているし、鏡からは死角になっているから、まったく気づかなかくて、美容師さんに教えてもらって初めて気づいた。

なんだかんだで、まだ病院には行けていないからよくわからないけど、たぶん円形脱毛症というやつじゃないかなと思っている。

ざっくり調べた

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せめて、不要不急で非合理な「きちんとした暮らし」を

せめて、不要不急で非合理な「きちんとした暮らし」を

バレエが好きだ。

あの、ボールをカッコよく飛ばすやつじゃなく、踊るほう。フワッと跳んだり、クルクル回ったり、スッと止まったり。流れるように空気を動かし、鍛え上げた
身体で表現する。

大人になってバレエを始めたから、まだまだドタバタしてばかりだけど、体幹がしっかりしてきて、綺麗なポーズをとれると気持ちがいい。必要な筋肉がつけられるよう、食生活にもちょっと気をつかうようになったし、体を動かすのはス

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しあわせの伝染

しあわせの伝染

にこにこと嬉しそうな君。
なんにも聞いていないのに、「今日、いいことがあったんすよ〜」と嬉しそう。

なんだ、なんだ。

「…彼女ができました!」

ぺこり、と頭を下げながら報告された。

おぉ〜!ちょっと前に、どうなるかわからないけど、好きな人がいるという恋バナをみんなでしたところだったのに。いつの間にやら、ずいぶんと進展していた(笑)

めでたい、おめでとう。

私自身は、あんまり恋愛に興味が

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書く、ということ。祈り。

書く、ということ。祈り。

「言葉は世界を変える」と言うと大げさかもしれないけど、誰か1人の救いにはなると信じてる。だから、私はだれかの幸せのために書いている。

ある先輩ライターさんのひとことが、心にギュッと刺さった。

社会にあふれる悲しいニュースを目にするたび、理不尽な事実を知るたび、こんなことを文章に書いているよりも、医者になって今苦しんでいる人の助けになれるほうが、役に立つし、救いになる、と思う。

なれるかどうか

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私のみている世界は青。だけど、あなたのみている世界は赤なのかもしれない。

私のみている世界は青。だけど、あなたのみている世界は赤なのかもしれない。

最近読んだ本や、観ている映画の話をしていたとき、ふいに出てきた。

「映画やアニメは、倍速で観ちゃうんですよね。特に鬼滅の刃は、戦闘シーンは作画がすごいので通常の速度なんですけど、ストーリーのシーンは倍速の方が観やすくて。」

それに対して、「鬼滅の刃は、わかる」と賛同する人。「アニメは、ちゃんと再生速度そのままで観ちゃうな〜」と言う人。反応はいろいろだった。

私はというと、そこで出てきた発言全

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縁がなかったらそのままBOOKOFF

縁がなかったらそのままBOOKOFF

縁がなかったらそのままBOOKOFF

なんだか妙に耳に残る言いまわしで、面白いなと思ったのでそのままタイトルとして借りてしまった。

本の話をしていたとき、ふとそんな発言が飛び出した。「ちょっとスピリチュアルな話だけど」とその人は前置きをした。

本からは波動が出ていて、自分が必要とするときに、必要な本と出会える。だから、積ん読になっている本は、いつか自分に必要となったら手に取るし、そうでなけれ

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あまいお菓子とお茶の一杯を誰もが味わえる世界を夢見て

あまいお菓子とお茶の一杯を誰もが味わえる世界を夢見て

たぶん、みんながちょっとずつ、込み上げる涙と闘っていた。

自分たちになにができるのか、なにをすべきなのか、なにが正解なのかも見えてこない。誰にも理不尽に傷ついてほしくないと願いながら、今このとき、なんの役にも立たない自分。その無力さ。

そんなことを考えて胸を痛められるほど、平和なここ。
でも、そんな世界のバランスが崩れるかもしれないという想像も、チラリと頭をよぎる。

終わり方も見えなければ、

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物語の変態

物語の変態

…困った。

「好きな顔のタイプって、なんですか?」と聞かれて、「うーん…」と言ったきり、なんにも答えられなかった。この質問、実はいつも答えられない。

綺麗だなぁとか、整ってるなぁと思う顔の有名人はたくさんいるが、どれがタイプかなんて、とんとわからない。タイプってなんだろう?

綺麗だなぁとか、整ってるなぁと感じる顔の共通点だろうか?日本人もいれば、外国人もいるし、男性もいれば、女性もいる。可愛

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