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縁がなかったらそのままBOOKOFF

縁がなかったらそのままBOOKOFF

なんだか妙に耳に残る言いまわしで、面白いなと思ったのでそのままタイトルとして借りてしまった。

本の話をしていたとき、ふとそんな発言が飛び出した。「ちょっとスピリチュアルな話だけど」とその人は前置きをした。

本からは波動が出ていて、自分が必要とするときに、必要な本と出会える。だから、積ん読になっている本は、いつか自分に必要となったら手に取るし、そうでなければそのままBOOKOFF(に売っちゃえ)というような話だった。

言わんとしているところは、私もなんとなくわかる。これまで、何度もだれかの書いた言葉に救われてきた。それが本のときもあれば、noteみたいなエッセイのようなもののときもあるし、なにかについての記事のときもある。

でも、不思議といつも必要とするときに、そんな言葉に出会える。

優しいときもあれば、叱られるときもあるし、ハッと気付かされるときもある、絶妙な出会い。

自分のアンテナが立っているときだから、その情報が集まりやすいということもあるかもしれない。でも、「これは、私が気を張っていたからなんだ!」と思うよりも、「これは運命だ!」と思うほうが、恵まれた感覚になるのは、私だけなんだろうか。

文章を書く端くれとして、だれかのそんな運命のひとカケラになれたらいいな。

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